リエージュ「ホテル・ドゥ・ラ・クロンヌ」滞在で旧市街と近郊の町観光へ

リエージュ「ホテル・ドゥ・ラ・クロンヌ」滞在で旧市街と近郊の町観光へ

更新日:2023/09/08 18:02

Hiroko Ojiのプロフィール写真 Hiroko Oji ヨーロッパ一人旅愛好家
ベルギー東部のワロン地方中心地リエージュは、ベルギー第五の工業都市。ムーズ川沿いに広がるリエージュの町は、昔からヨーロッパ交易の中継地&重工業の中心として繁栄してきました。旧市街は落ち着いた佇まいで、名物リエージュワッフルでも人気を誇る町です。

この町での滞在には、駅前にある「ホテル・ドゥ・ラ・クロンヌ」がおすすめ。良心的な料金、居心地よさ、豊富な朝食、スタッフの対応など満足できるホテルです。

ベルギー第五の工業都市「リエージュ」

ベルギー第五の工業都市「リエージュ」

写真:Hiroko Oji

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ワロン地方の中心となるリエージュの町の中心地は、ギーメン駅前から出る1・4番のバスで10分ほどの所にある「サン・ランベール広場」。ギーメン駅から一つ隣のリエージュ・パレ駅まで列車で行き徒歩2〜3分というアクセスも可能。広場にはバスターミナルがあり、常に人々の行き交う賑やかな一帯となっています。

北に面してプランス・エヴェック宮殿がそびえ、南側には大型ショッピングモールが入る装飾の美しい建物があります。

ベルギー第五の工業都市「リエージュ」

写真:Hiroko Oji

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サン・ランベール広場の東へ進むと、「ペロンの噴水」のあるマルシェ広場で、マルシェ広場に面しているのが市庁舎。さらにワロン生活博物館や聖バルテルミー教会、400年前の貴族の館を利用した博物館「グラン・クルティウス」へと続きます。南西へ進めば聖ポール大聖堂を経由してギーメン駅方面に繋がります。

ベルギー第五の工業都市「リエージュ」

写真:Hiroko Oji

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広場の南側の建物の一角に入っているのは大型ショッピングモール「ギャラリー・サン・ランベール」。

アクセサリーなどの装飾品や化粧品、洋服やバッグなどをはじめスーパーのカルフールやカフェ・レストランなども入っており、約40店舗が店を構えています。

主要駅前の好立地に建つ「ホテル・ドゥ・ラ・クロンヌ」

主要駅前の好立地に建つ「ホテル・ドゥ・ラ・クロンヌ」

写真:Hiroko Oji

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このリエージュの町の玄関口となるのがリエージュ・ギーメン駅。国内各地から到着する列車の停車駅であり、パリやケルンとブリュッセルを結ぶ高速列車タリスも停車する国際的な主要駅でもあります。

この主要駅の左斜め向かいにあるのが、今回ご紹介する「ホテル・ドゥ・ラ・クロンヌ」。駅前なので列車を利用して近郊の町へのお出かけするにも便利です。

近代的な駅舎を出てバスも通る大通りを渡って徒歩1分で到着します。駅前にはバス停もあり、旧市街へは徒歩圏内ですが、バスに乗ればらくちんです。

主要駅前の好立地に建つ「ホテル・ドゥ・ラ・クロンヌ」

写真:Hiroko Oji

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ホテル・ドゥ・ラ・クロンヌは、1844年頃から木造構造の形でホテルとして存在していましたが、管理会社が移り変わり、いったん閉鎖された時期を乗り越え完全な改修の後、2008年2月に再開しました。現在はリエージュの中でも快適なホテルの一つで、フランス大統領が滞在したこともあるホテルです。

主要駅前の好立地に建つ「ホテル・ドゥ・ラ・クロンヌ」

写真:Hiroko Oji

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レセプションは24時間対応で、フレンドリーなスタッフが様々な質問にも丁寧に答えてくれます。

1階には、屋根付きのオープンテラスが続いていて、座って一休みするのも癒されるひと時。お部屋へは、ルームキーを差し込まないと動かないエレベーターでアクセスできます。

ゆったり寛げる静かな客室

ゆったり寛げる静かな客室

写真:Hiroko Oji

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防音対策済みの77室あるお部屋はダブル・ツイン・トリプルとあり、それぞれゆったりしていて、ゴージャスとまではいきませんが、豪華な雰囲気で快適に過ごせます。

照明が明るくて気持ちよく、大きな寝心地良いベッド、テレビ、電話、広いデスクセット、丸いテーブルセット、エアコンなどが備わり、無料Wi-Fiもサクサク利用できます。お部屋によっては窓から駅の様子も見ることができます。

ゆったり寛げる静かな客室

写真:Hiroko Oji

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クローゼットの棚には室内金庫や電気ポットが収まっています。

ゆったり寛げる静かな客室

写真:Hiroko Oji

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室内にミニバーはありませんが、電気ポットが用意され、毎日補充されるコーヒー紅茶セットで寛げるのは嬉しいポイントです。

清潔でピカピカのバスタブ付きバスルーム

清潔でピカピカのバスタブ付きバスルーム

写真:Hiroko Oji

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バスルームにはバスタブもついており、ゆっくり疲れた身体を休めることができます。シャワーは湯温・水圧などの調節はしやすいのですが、ヨーロッパでありがちな水捌けがよくないのが唯一の難点です。

清潔でピカピカのバスタブ付きバスルーム

写真:Hiroko Oji

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タオルヒーターやドライヤー、ティッシュなど備わりますが、バスアメニティはボトルシャンプーのみ。他に必要な方はご自分で用意されることをおすすめします。

地元産の豊富な朝食でエネルギーチャージ

地元産の豊富な朝食でエネルギーチャージ

写真:Hiroko Oji

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旅先での楽しみの一つとなるホテルの朝食は、新鮮で地元産の食材を使い7:00〜10:00(日曜日は8:00〜)の間、ゆったりスペースを確保した朝食ルームで提供されます。

地元産の豊富な朝食でエネルギーチャージ

写真:Hiroko Oji

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コールドメニューは、多種類のハム&チーズ、スモークサーモン、生ハム、各種フルーツ、トマトやキュウリ、シリアル類、ヨーグルトなどが並びます。パンも多種類あり、デニッシュやケーキ類も用意されています。

地元産の豊富な朝食でエネルギーチャージ

写真:Hiroko Oji

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ホットメニューも豊富で、スクランブルエッグにゆで卵やオムレツ、ベーコン、ソーセージ、煮豆、パンケーキなどが透明の蓋つき容器に入れられて並びます。

中心地まで徒歩15分も観光の一部

ホテル・ドゥ・ラ・クロンヌからバスを利用すればラクに中心地へ出ることができますが、15分ほど歩くと、中心地に着くまでも市内観光することができます。モニュメントが建つ緑豊かな公園や聖ジャック教会・聖ポール大聖堂を筆頭に素敵な町並みを見ながらのアクセスとなるからです。

クリスマス時期なら聖ポール大聖堂周辺からサン・ランベール広場、さらにはマルシェ広場まで続くヨーロッパで最長のクリスマスマーケットも体験することができます。

中心地だけでも見どころがぎっしりのリエージュ!ぜひ「ホテル・ドゥ・ラ・クロンヌ」で居心地よく滞在して、町の観光をたっぷり楽しんでくださいね。

2023年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/12/06−2019/12/09 訪問

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