「長良川鉄道」は、美濃加茂市の美濃太田駅から郡上市の北濃駅まで、38駅を結ぶワンマン列車。日本三大清流のひとつ、長良川に沿って走る鉄道です。
長良川のビューポイントをゆっくり運転する観光列車「ながら」では、景色を眺めながら地元シェフによる食事を楽しめるプランがあります。車内にも地元の素材がふんだんに使われていて、目でも舌でも岐阜県を満喫できます。
恵那市を走る「明知鉄道」は、恵那駅を起点に明智駅までの11駅を結ぶ、のんびりとしたローカル列車。車窓からはのどかな田園風景を楽しめます。さらに注目したいのは、明知鉄道で2015年から行われているSL乗車体験。「SL車掌車乗車体験」や「SL運転室乗車体験」など4つのコースがあります。
また、明知鉄道の駅がある山岡町が細寒天の生産量日本一であることにちなんだ「寒天列車」、秋〜冬の味覚である自然薯を楽しめる「じねんじょ列車」など、季節ごとのグルメ列車も話題です。
岐阜県揖斐川町から三重県桑名市までの27駅を結ぶ「養老鉄道」もおすすめ。追加料金なしで車内に自転車を持ち込める「サイクルトレイン」はサイクリストに大人気!
養老鉄道の「枡酒列車」は、地元産の日本酒を味わえる人気の企画列車。養老鉄道沿線の蔵元が醸造する日本酒を、大垣市の特産品である木枡で味わえます。どこの蔵元のお酒が登場するかは、当日のお楽しみ!
「樽見鉄道」は大垣市の大垣駅から本巣市の樽見駅まで19駅を結ぶローカル鉄道。春には沿線に“桜のトンネル”が出現し、列車の中から花見を楽しめます。また終点の樽見駅は、日本三大桜のひとつ“淡墨桜(うすずみざくら)”の最寄り駅。桜の時期には列車を増発します。
また、個性豊かなイベントも開催!梅づくしの盆梅御膳を堪能できる「たにぐみ盆梅展列車」や、薬草や植物の知識を深めることができる体験型の観光列車「薬草列車」などが人気です。
各鉄道の企画列車はそれぞれ人気のため、予約がすぐに埋まってしまうことも。運行日が限られているので、各社の公式サイトをチェックして早めに旅行計画を立てましょう。
今年の春は岐阜県で春旅!列車を降りた後の観光も楽しんでくださいね。
※2025年1月現在の情報です。最新情報は公式サイトなどをご確認ください。
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