写真:Hiroko Oji
地図を見るチェコ西部、ドイツ国境に近いボヘミアの森林地帯の外れに位置するプルゼニュは、チェコビールの聖地!世界に誇れるビール「ピルスナー」の誕生地です。このプルゼニュの町では、ビール関連の観光スポットに加え、チェコで最も高い塔をもつ大聖堂や魅力あふれる中世の美しい町並みが見所となっています。
プルゼニュの旧市街は共和国広場を中心に、高さがほぼ統一され美しい色合いの歴史的建造物が建ち並びます。この広場では季節によっていろいろなイベントやフェスティバルが催され、年末には盛大にクリスマスマーケットが開かれます。
写真:Hiroko Oji
地図を見る石畳の上に所狭しと並ぶ屋台では、お決まりの焼きソーセージやトウモロコシ、チーズやハム、可愛らしい形と色合いのスイーツ類、野菜やお肉系の炒め物料理、ホットワインやパンチなどのドリンク類などがずらりと店頭に並びます。
また、チェコ各地では展望台となるような仮設の高台(写真)が設置され、広場全体を見渡せるほか、てっぺんには釣り鐘がぶら下げられ、ロープを引いて誰でも鳴らせるようになっています。
写真:Hiroko Oji
地図を見る仮設ステージでは、地元の方々の演奏や歌声などが心地よく響き渡り、リズムに乗って観客が歌ったり踊ったり!チェコ語がわからなくてもみんなで楽しめる雰囲気で溢れます。
写真:Hiroko Oji
地図を見るチェコの南ボヘミア地方の古都チェスケ・ブジェヨヴィツェの街は、ヨーロッパ最大の広場の一つを中心に、優雅で童話の世界のような町並みが広がります。古くから交通の要衝地であり、塩の取引や輸送、銀の集積所として発展を続け、後には醸造されるビールが各地で愛飲されるほど名を知られるようになりました。
この街の中心地ともなるのがプシェミスル・オタカル2世広場。1辺が133メートルの正方形をしており、ヨーロッパ最大の広場の一つと言われます。中央には立派な彫像のサムスンの噴水があり、壮麗な市庁舎や優雅な歴史的建造物が建ち並びます。
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地図を見るこの広場で繰り広げられるクリスマスマーケットはプラハに次ぐ盛大さ!仮設スケートリングや観覧車、メリーゴーランド、仮設ステージ、臨時展望台などが設置されます。広場を埋めるように屋台が軒を並べ、クリスマス用の飾りや小物、色とりどりのキャンドル、色鮮やかなスイーツ類、ソーセージやチーズにトウモロコシやジャガイモを使った野菜料理などの食べ物、ホットワインをはじめとするドリンク類を求めて沢山の人で賑わいます。
写真:Hiroko Oji
地図を見るチェスケ・ブジェヨヴィッツェからバスで30分もかからない所に位置するのが、チェスキー・クルムロフ。大きく屈曲して流れるヴルタヴァ川に抱かれ、世界で最も美しい町と称えられる世界遺産の町。「眠れる森の美女」とも称され、パステルカラーの可愛らしい建物が建ち並び、お伽の世界が広がります。
町の中心地はスヴォルノスティ広場。ここでもクリスマス時期には、屋台が軒を並べ、小さいながらもほんわかとした温もりのあるマーケットが開催されます。クリスマスツリーやお子様用のメリーゴーランドは夜になると美しくライトアップされ夜空の下で浮かびあがります。
写真:Hiroko Oji
地図を見るチェコの南モラヴィア地方に位置するブルノは、9世紀〜10世紀にモラヴィア王国の主要都市として栄え、11世紀末には城がおかれ、12世紀末よりモラヴィア辺境伯領の中心地となった歴史のあるチェコ第二の都市。
観光の拠点となる広場の一つが「キャベツ広場」。農家直送の新鮮野菜・果物が店頭に並ぶ市場として人気が高く、周辺にはホテルやカフェ・レストランが多数。ここでもクリスマスマーケットが開催され、石畳の上にはズラリと屋台が所狭しと軒を並べます。
写真:Hiroko Oji
地図を見る観光の拠点となるもう一つの広場「自由広場」はブルノの中心的広場。中世の頃に形造られ、クリスマスマーケットはもちろんのこと、年間を通じてワインフェスティバル、イースターなどのイベントが開催されます。
かつてのモラヴィア貴族や富豪のお屋敷が取り囲む広場には、1679年の初期バロック様式ペスト柱や、2010年に設置された銃弾のような形をした黒い花崗岩製の天文時計があります。これらの間を埋めるように屋台が並び、焼きソーセージやスイーツ類、ホットドリンクなどが売られています。また広場中央をトラムが行き交うのですが、クリスマス時期には星や雪形のクリスマス用デコレーションでライトアップされた車両も走ります。
写真:Hiroko Oji
地図を見る自由広場から聖ヤコブ教会の前を通ってさらに北に進むと、クリスマス時期に人気のある大観覧車が輝くモラヴスケ公園に出られます。
写真:Hiroko Oji
地図を見るプラハから南へ約80キロメートルに位置するターボルは、1419年から15年間続いたフス戦争でフス派の拠点となった町で、中心地はジシカ広場。広場を取り囲むのは、かつて裕福だった商人や市民の住居として使われていた建物ばかり。後期ゴシックからルネッサンス期にかけて美しい建築様式で建てられています。
教会や博物館、観光案内所の入る旧市庁舎が広場に面しており、わずかな傾斜のある広々とした石畳の空間は、ここでも年末になるとクリスマスマーケットが開かれます。
写真:Hiroko Oji
地図を見るターボルのクリスマスマーケットは他の町と一風変わった所があります。それが、このラクダさん!大概クリスマスマーケットで見られるのは羊なのですが、アラビア風にラクダが人々の人気を集めているのです。
写真:Hiroko Oji
地図を見るもう一つの違うところが、週末だけ開催されるクリスマスマーケットなので、設置・撤退が簡単にできるように屋台の造りが簡素なものなのです。
また、仮設ステージも簡素なのですが、そこでは楽しい演奏やショーに加えて、子どもたちも前のめりになって惹き込まれるほどの劇が演じられます。言葉はわからなくても見ているだけでも楽しめるひと時が過ごせますよ。
写真:Hiroko Oji
地図を見るチェコの東半分を占めるモラヴィア地方の中部にある、チェコで5番目に大きい街がオロモウツ。歴史的建造物が点在し、多くの文化財を保有し、交通の要衝でもあるという街です。
街の中心地となる旧市街の中でも一番大きなホルニー広場は、色とりどりの歴史的建造物が取り囲む石畳で覆われた広々とした空間。市庁舎と3つの噴水と世界遺産の聖三位一体柱があり、観光の起点ともなる豪華な広場です。ここでも年末にはクリスマスマーケットが開催され、食べ物や飲み物、装飾品や小物などの屋台が軒を並べ、大変な賑わいを見せます。
写真:Hiroko Oji
地図を見るホルニー広場から南へ延びる通りの先にあるのがドルニー広場。こちらも石畳の広場で可愛らしいパステルカラーの建物が建ち並んでおり、ネプチューンとジュピターという二つの噴水があります。二つの広場をつなぐ通り沿いにも屋台が点在し、通り沿いの建物もクリスマスムード満点です。
写真:Hiroko Oji
地図を見るチェコではホットワインは使い捨てのカップが多いのですが、このオロモウツでは町独特の絵柄をプリントしたマグカップで提供されます。飲み終わって返却すればデポジットとして払っていた分を返金されますが、お持ち帰りすることもできますので、記念になさってはいかがでしょうか。
ここでご紹介した他にも、ヘプやテルチなどでも大小それぞれありますが、クリスマスマーケットが開催されます。昼間でも町並みを楽しみながら屋台巡りや飲食することができますが、夜になるとライトアップされて、昼間とはまた違った雰囲気のキラキラした中で、地元の人たちと共にクリスマスのアドベント期間を楽しめます。
ドイツやオーストリアなどのクリスマスマーケットも素晴らしいですが、このチェコという国でも素敵な思い出作りができますので、ぜひ一度いらっしゃってみてくださいね。
2023年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/11更新)
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