宇宙ミュージアム"TeNQ(テンキュー)"は鳥肌モノ!東京ドームシティにオープン!

宇宙ミュージアム"TeNQ(テンキュー)"は鳥肌モノ!東京ドームシティにオープン!

更新日:2014/07/14 17:55

中島 誠子のプロフィール写真 中島 誠子 3児の子連れ旅ライター、子連れキャンパー
2014年7月8日、東京ドームシティに宇宙ミュージアム"TeNQ(テンキュー)"がオープンしました。直径11mの穴を上から覗き込む「シアター宙(ソラ)」では宇宙から美しい地球を見下ろすことができ、その映像は鳥肌モノ!"宇宙を感動する"をコンセプトに、さまざまな仕掛けがされています。参加型で宇宙が学べるこのミュージアムはとにかく楽しい!来場者だけが味わえるこの感動を、ぜひ皆様に味わって頂きたい。

宇宙への入口と迫力のプロジェクションマッピング「はじまりの部屋」

宇宙への入口と迫力のプロジェクションマッピング「はじまりの部屋」

提供元:株式会社東京ドーム・宇宙ミュージアム"TeNQ(テンキュー)"

http://www.tokyo-dome.co.jp/tenq/

2014年7月8日にオープンした宇宙ミュージアム"TeNQ(テンキュー)"は宇宙を感動するをコンセプトに、楽しみながら宇宙の知識を深めることができる体験ミュージアム。

エントランスでは、宇宙に関する雑貨や本、宇宙飛行士の若田さんらが宇宙ステーションに持って行った野球ボール等も展示されています。そして、上を見上げるとたくさんのUFOが!なんと照明の形がUFOなんです♪

そんなかわいい仕掛けも楽しみつつ、いよいよ入場!真っ暗なトンネル「トンネル0(ゼロ)」に入ると、暗闇の中にドンドンドン・・・と不思議な音が響き渡り、別の世界に入ってしまったかのような異空間に。ドキドキワクワクしながら「はじまりの部屋」へと向かいます。

いくつものキューブが並べられた真っ白な「はじまりの部屋」。無機質な部屋が最新技術のプロジェクションマッピングによって、別世界へと変貌します。映像は古代〜現代に至るまでの宇宙への想いがテーマ。

上映が始まるとそのキューブの中から人の手が出てきそうだったり、キューブが前に飛び出してきたり、部屋全体が動いているような迫力の映像が次々と流れます。宇宙へ手が届かなかった古代からロケット発射、月面上陸ができるようになった現代までの映像には、人類の技術の進歩や宇宙への想いを感じ、心が打たれます。

迫りくる音と立体的な映像に魅了される約5分間、心臓のバクバクはまもなく頂点へ。

鳥肌モノの映像!?圧巻の「シアター宙(ソラ)」

鳥肌モノの映像!?圧巻の「シアター宙(ソラ)」

提供元:株式会社東京ドーム・宇宙ミュージアム"TeNQ(テンキュー)"

http://www.tokyo-dome.co.jp/tenq/

迫力のプロジェクションマッピングを観た後、次に向かうのがメインの「シアター宙(ソラ)」。ここで心臓のバクバクが頂点へと達します。

部屋の真ん中に空いた直径11mの大きな穴、その穴を「囲み、覗き込む」というTeNQ独自のシアター。定員の70名全員がシアターの最前列で観ることができるようなつくりとなっています。

月面を歩いているかのように流れる映像から始まり、ハワイ島で実際に撮影された満点の星空の美しさには心を奪われてしまいます。銀河の世界を浮遊しているようなシーンや、燃え盛る太陽が目の前まで来るシーンには、まるで宇宙船に乗って自由に宇宙を旅しているような気分に。

最後は宇宙から地球を眺め、オーロラや雷等の自然現象を雲の上から見下ろします。この映像はISS(国際宇宙ステーション)からとらえた実写映像で、その美しさに思わず息をのむことでしょう。

映像は最新鋭の技術による4K超の高解像度。4K×4K、つまりフルハイビジョンの8倍、約1,600万画素の高解像度映像でとにかく綺麗!足元にまで映像が流れ込む浮遊感や臨場感は鳥肌モノです!!

実際の宇宙研究室もある!未知の宇宙を探る部屋「サイエンス」

実際の宇宙研究室もある!未知の宇宙を探る部屋「サイエンス」

写真:中島 誠子

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次のエリア「サイエンス」には、なんと!実際の宇宙研究室、リサーチセンター(東京大学総合研究博物館TeNQ分室)があるんです。モニターには火星の最新映像が映し出され、研究者たちがパソコンに向かいながら、日々宇宙の研究を行っています。

そんな研究者たちが提供するこちらの部屋では「へ〜!」と驚く宇宙の謎がたくさん。まずはサイエンスに入ってすぐ目にはいる「探査機view」。宇宙の中で、人類が唯一足を踏み入れることができたのは"月”のみ。アポロ11号や16号が実際に撮影した映像が楽しめます。その他にも、探査機からの土星の惑星タイタンや金星の映像が大きなスクリーンに映し出されます。

メタンの雨が降るタイタン、表面温度が450度で二酸化炭素に覆われる金星。次から次へ流れる映像の上に立って写真撮影もできます。月面撮影をされたい方は、ぜひアポロ探査チームが現れるタイミングを狙って、一緒に撮影してみてはいかがでしょうか。

また、エリアの奥には火星の地表が再現された大きなセットがあります。火星にはかつて大きな海があり、紫外線が遮断された地球と似たような環境だったとわかっています。また、火星では微生物も見つかっていることから、火星人がいるという噂もウソではない気がしてくるでしょう。

太陽からの距離だけでは地球の温暖な気候は説明できないという謎、海は地球以外にも存在する事実。研究者たちの日々の努力で解き明かされる宇宙の謎をここでちょっと学んでみましょう。

遊びなら楽しく宇宙と近くなるエリア「イマジネーション」

遊びなら楽しく宇宙と近くなるエリア「イマジネーション」

写真:中島 誠子

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いくつもの遊びのスペースがある「イマジネーション」は、遊びながら宇宙と近くなれる楽しいエリア。

中でもお勧めは「宇宙自分診断」と「アストロボール」。宇宙自分診断では選べるテーマ「あなたはどの宇宙人タイプ?」「あなたに似た宇宙探査機は?」「あなたに似た人工衛星は?」等から1つ選び、いくつかの質問に答えていきます。最後に番号が表示されますので、隣にある番号の書かれた木のボックスを開けると答えが!

ちなみに筆者は「あなたに似た人工衛星は?」を選び、ひまわり7号=責任感が強いタイプでした。当たっているかな?さあ、あなたはどんな宇宙人?衛星?でしょう。

また、アストロボールはボールのような球体ロボットをモニターを使って操作して行うゲームです。限られた時間内にボールを発射台へと運ぶのですが、これがなかなか難しい。無事ボールが発射台に入ればロケットが発射します。何度でも挑戦できるので、ぜひロケット発射を!

他にもエリアの壁に雑学が書かれた扉がたくさんあり、それを開けて回るのも楽しいですよ。もしも宇宙で打ち上げ花火をしたらどうなる?宇宙で殺人が起こったら?宇宙でぞうきんを絞ったら?等々、知りたい!と思う雑学がいっぱい。答えは行って確認してみてくださいね!

撮影スポットがたくさん!宇宙人とラブラブショットも♪

撮影スポットがたくさん!宇宙人とラブラブショットも♪

写真:中島 誠子

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楽しく遊んだ後は「つながる場所」を通り、心を沈め出口へと向かいます。つながる場所では、宇宙飛行士や天文学者等の宇宙につながりのある方々の言葉とともに、幻想的な星の世界がゆったりと流れています。

映像を楽しんだ後は月面に足跡を残してみましょう!床に投影された月面を踏むと自分の足跡が残る不思議な床があります。数秒で消えてしまうので、シャッターチャンスをお見逃しなく。時間によって特別バージョンがあり、月にいるウサギの足跡が残せる場合がありますよ。

他にもTeNQには撮影スポットがたくさんあります。中でもお勧めが「イマジネーション」の奥にある宇宙人と撮影できる場所。宇宙人と一緒にベンチに座って肩を組んで、ラブラブショットを撮ってみてはいかがでしょう。また、出口のところにも撮影スポットが設置され、「UFOにさらわれた〜」等面白い撮影台が5つあります。TeNQの思い出に、みんなでワイワイ撮影できますよ♪

※はじまりの部屋、シアター宙は撮影禁止となっております。

さいごに

ミュージアム内のショップでは、宇宙にまつわるかわいいお土産やおうちプラネタリウム等の天体観測グッズ、お菓子等が売られていますので、ぜひチェックしてみてください。中でも宇宙服を来た宇宙飛行士キーホルダーはとてもかわいくお勧めです♪
宇宙食も販売されていますよ。珍しい物ばかりなので、ここも一つの博物館のようです。

自動販売機には宇宙熱制御フィルムが貼られ、キンピカだったり、トイレの標識が宇宙服姿だったりと他も面白い仕掛けがたくさんあります。そういった隠れ宇宙を探すのも楽しいですよ!

感動するだけではなく、宇宙についての知識を深めたり、宇宙の謎を考えてみたり、遠かった宇宙が身近に感じることができるTeNQ。とにかく楽しいTeNQ、必ずまた来たいと思うはずです。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/07/09 訪問

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