赤の世界!奈良・おふさ観音「提灯まつり」で幻想空間を満喫

赤の世界!奈良・おふさ観音「提灯まつり」で幻想空間を満喫

更新日:2023/10/19 14:19

モノホシ ダンのプロフィール写真 モノホシ ダン 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者
奈良県橿原市にある「おふさ観音」は、高野山真言宗の別格本山の寺院で、春と秋に行われる「バラまつり」と夏の「風鈴まつり」でも知られる観光スポットです。そのおふさ観音で、2022年(令和4年)から始まった最も新しいイベントが「提灯まつり」です。3000張りを超える真っ赤な提灯が境内を染める様子は圧巻のひとこと。おふさ観音の提灯まつりで、幻想的な赤の世界を楽しんでみませんか。

「提灯まつり」ではインスタ映えするカラー提灯も

「提灯まつり」ではインスタ映えするカラー提灯も

写真:モノホシ ダン

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おふさ観音は、春と秋の「バラまつり」と夏の「風鈴まつり」で知られる観光寺院です。バラまつりでは、人気のイングリッシュローズをはじめ、約3800種類・約4000株のバラを見ることができます。

大和の夏の風物詩として知られる風鈴まつりでは、3000を超える風鈴が吊るされ、日本各地の風鈴を集めた風鈴即売会も開かれます。

「提灯まつり」、風鈴の音色が厄を払うといわれる仏教の思想と同じく、暗いところを明るく照らすことができる提灯が、魔除けとしても使われてきたことから開催されたお祭りです。

「提灯まつり」ではインスタ映えするカラー提灯も

写真:モノホシ ダン

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2023年の提灯まつりでは、昨年の1000張りの提灯から3000張りを超す提灯が吊るされ、大幅にパワーアップしています。

日の光が真上から降り注ぐ時間帯には、参道に提灯がシルエットとなり、まるで影絵のようなフォトジェニックな写真が撮れます。

「提灯まつり」ではインスタ映えするカラー提灯も

写真:モノホシ ダン

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本堂前の天井には、インスタ映えするカラフルな提灯が吊るされています。なお本堂では、年中無休で厄払い特別祈祷(1名5000円)を行っています。予約不要で所要時間は約30分です。

厄年でなくても、良くないことが続いた場合や運気が低調な場合には厄払いをされてはいかがでしょうか。

ほかに本堂では、寺宝の「生き人形(飯田喜八郎像、初代安本亀八作)」を見ることができます。飯田喜八郎氏は、明治時代の地元の名士で、おふさ観音の発展のために尽力された方です。

<本堂の基本情報>
拝観料:300円
拝観時間:9:00〜16:00
厄払い受付時間:9:00〜15:00

日本庭園の個性豊かなアジアのランタンも楽しい

日本庭園の個性豊かなアジアのランタンも楽しい

写真:モノホシ ダン

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提灯まつりでぜひ見ておきたいのが“提灯のトンネル”です。場所は、本堂の裏手に向かう通路。アーチに飾り付けられた小さい提灯がとても可愛らしいです。

トンネルを抜けると左手に“メダカの学校”があり、整然と並んだ水槽には、色々な種類のメダカが泳いでいます。

日本庭園の個性豊かなアジアのランタンも楽しい

写真:モノホシ ダン

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先述しましたが、提灯まつりの期間中には、秋と春の「バラまつり」も開催されます。艶やかに咲き誇るバラと提灯のコラボが楽しめます。

<おふさ観音バラまつりの基本情報>
開催期間:
秋のバラまつり 2023年10月19日(木)〜11月30日(木)
春のバラまつり 2024年5月15日(水)〜 6月30日(日)

日本庭園の個性豊かなアジアのランタンも楽しい

写真:モノホシ ダン

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本堂の裏手の日本庭園にもたくさんの提灯が吊るされています。ここでの見どころは、個性豊かなアジアのランタンです。もともと提灯は中国から日本に伝わったもので、最も古い記録は平安時代にあるとされています。

しかし、中国から伝わった提灯は竹ひごが入っており自由に伸縮させることができませんでした。

現在でも見られるような、蛇腹式の提灯が考案されたのは室町時代の末期で、江戸時代になるとロウソクが普及したため照明器具として庶民にも広く使われるようになりました。

素敵な「手さげちょうちん」や期間限定の「特別御朱印」

素敵な「手さげちょうちん」や期間限定の「特別御朱印」

写真:モノホシ ダン

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授与品では「手さげちょうちん」が楽しい。大(700円)と小(500円)の2種類があり、提灯まつりのあるいは夜間拝観(後述)の境内散策用に重宝します。しかも電池付きなので、すぐに点灯できるのも嬉しい。なお手さげちょうちんは、厄除け・身体健全のご祈祷済みです。

素敵な「手さげちょうちん」や期間限定の「特別御朱印」

写真:モノホシ ダン

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「祈願短冊」(300円)は、お願い事を書くと祈祷してから提灯に吊るしていただけます。

素敵な「手さげちょうちん」や期間限定の「特別御朱印」

写真:モノホシ ダン

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御朱印では、提灯まつり期間限定の特別御朱印(700円)がおすすめ。提灯のイラスト入りの素敵なデザインです。

茶房おふさの「あったかメニュー」とは

茶房おふさの「あったかメニュー」とは

写真:モノホシ ダン

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おふさ観音は、江戸時代後期に鯉ヶ淵という大きな池の近くに住んでいた「おふさ」という娘さんが、池の中から白い亀に乗った観音様と出会い、お堂を建てて観音様を祀ったことから始まったお寺です。

そのおふさ観音の縁起として語り継がれる「鯉の池」を囲むようにしてあるのが「円空庭」と呼ばれる日本庭園です。円空庭の奥にある「茶房おふさ」では、お庭を眺めながらバラジュース(700円)やお抹茶(800円)などをいただいて一服することができます。

茶房おふさの「あったかメニュー」とは

写真:モノホシ ダン

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茶房おふさは、大正時代に造られた御殿造りの茶室で、第二次世界大戦の末期には、戦火を逃れた大阪の子供たちが集団疎開でやってきて、ひと夏を無事に過ごしました。

茶房おふさの「あったかメニュー」とは

写真:モノホシ ダン

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茶房おふさの「あったかメニュー」では、ぜんざいがおすすめです。写真は、白玉ぜんざい(800円)。ほかに軽食として、おふさうどん(900円)やハーブカレー(900円)などもあります。

<茶房おふさの基本情報>
営業時間:10:00〜16:00(ラストオーダー15:30)
夜間拝観日:10:00〜20:30(ラストオーダー20:00)
定休日:不定休

提灯が点灯される「夜間拝観」ではさらに幻想的な光景が

提灯が点灯される「夜間拝観」ではさらに幻想的な光景が

写真:モノホシ ダン

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なお、提灯まつりの期間中、週末を中心に月に2日程度ですが夜間拝観が行われます。夜間拝観の日は、本堂内の提灯も点灯し、本堂の夜間拝観も可能です。

提灯が点灯される「夜間拝観」ではさらに幻想的な光景が

写真:モノホシ ダン

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夜間拝観の境内は、提灯が点灯され一面“赤の世界”となります。その幻想的な光景には、時が経つのも忘れていつまでも見惚れてしまうかも知れません。

提灯が点灯される「夜間拝観」ではさらに幻想的な光景が

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夜間拝観のおすすめスポットは、提灯のトンネルです。納経所で授かった手さげちょうちんを片手に散策すると、まるで未知の世界に足を踏み入れるような不思議な感覚を体験できます。

<提灯まつり夜間拝観の基本情報>
時間:17:00〜21:00
夜間拝観日:各月2回程度(日程はおふさ観音のホームページを参照)

かつてない赤の世界を満喫できる「おふさ観音 提灯まつり」

いかがでしたか。「おふさ観音 提灯まつり」は、春と秋の「バラまつり」と夏の「風鈴まつり」に続く新しいイベントです。昼間だけでもじゅうぶんに綺麗ですが、夜間拝観は観る者をさらに幻想的な世界へといざなってくれます。

橿原市を代表する観光スポット「今井町」からも徒歩約20分でいくことができます。橿原市を訪れたなら、おふさ観音にも足を延ばして幻想空間を満喫してみてはいかがでしょうか。

2023年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2022/12/04−2023/10/10 訪問

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