タイトルにも書いた“プラチナの宿”とは、観光経済新聞社が1999年から実施する「にっぽんの温泉100選」と同時実施した「人気温泉旅館ホテル250選」に選ばれた宿。
その中から1999年の初回から2023年の25年間すべてに入選した優秀なお宿を「プラチナの宿」と認定。2023年12月18日の観光経済新聞に掲載されました。
これは旅行会社やOTA※に投票をしてもらい選ばれた宿です。また通算5回以上の入選で「5つ星」に認定。2023年は山形県内から3施設が「プラチナ」に、そして8施設が「5つ星」に選ばれました。
これはとても喜ばしいこと!同時に県内にはまだまだお伝えしたいお宿や温泉、観光地もありますが、今回はこの3つの“プラチナの宿”の魅力を詳しく紹介します。
※OTAとはOnline Travel Agentの頭文字の略でインターネット上だけで取引を行う旅行会社のこと
今回“プラチナの宿”に選ばれた3つの宿は、どのお宿も周りに山形の自然を感じることができ、ゆったりとくつろげること間違いなし。山形県内のどのエリアを旅行するかで選ぶもよし、お宿から旅行エリアを選ぶもよしですよ。「ご家族で」「カップルで」「記念日で」と目的に合わせて選べるプランもあるのでぜひチェックしてみてください。
では、さっそく“プラチナの宿”に選ばれたお宿をご紹介していきましょう!
提供元:古窯ホールディングス
https://www.bankokuya.jp/「萬国屋」は創業三百余年の歴史ある旅館です。山形県庄内地方にある千年の歴史をもつ名湯・あつみ温泉の源泉かけ流しの湯。松尾芭蕉や与謝野晶子などの文人墨客が数多く訪れた宿でもあります。
日本海に面し、背後には高くそびえ立つ鳥海山や月山。海と山の自然豊かな恵みを受けた新鮮な魚、蟹や極上の山形牛は絶品です。朝食は地元で水揚げされた真鯛を使った「鯛めし」が大好評。
またすべてのお部屋にひのき風呂が完備。なかでも最上階の源泉かけ流し露天風呂がついたスイートルームや、大石田焼の陶器風呂付客室など好みに合わせて選べます。大石田焼は山形県北部の大石田町で取れる大石田粘土で作られる陶器です。大石田粘土は地球のミネラルとも言われる自然素材「モンモリロナイト結晶」を多く含むことから、水や油などの有機物を包み込み、地下水を極めて通しにくいという不思議な土だそう。特別なお風呂でゆったりあったまるのは最高のひとときですね。
海が近いためサンセットシーカヤックやSUP体験付きプランもあります。夕陽がきれいでリピーターも多い庄内エリア。春から秋の海の景色と冬の荒々しい日本海のどちらも見ごたえがあります。
「日本の宿 古窯」は蔵王連峰が一望できる宿です。現天皇陛下が即位直前に皇太子としての最後の訪問地での宿泊先にも選ばたんですよ。きめ細やかなおもてなしやかみのやま温泉の硫黄塩の泉質は肌の弾力やハリを高め、美人の湯としても有名で訪れる人を虜にしています。
2023年1月に雪をテーマとしたくつろぎのお部屋も誕生し、露天風呂、半露天風呂※付の客室があり、好みや目的でお部屋を選べます。また館内各フロアで著名な方々が制作された「楽焼」を目にします。楽焼は白いお皿に絵道具で好きな絵や文字を書く体験。制作したら次の日には持ち帰れるため旅の記念になりますね。
夜は山形県産の酒、ワイン、クラフトビールなどを取り揃えたBAR「YOPIKARI」で。テイクアウトができるためお部屋でゆっくり楽しむこともできます。お土産には、古窯駐車場内に店舗を構える「山形プリン」はいかがでしょう。旬の県産フルーツや卵を使用したプリンは喜ばれること間違いなし。
※半露天風呂とは風呂の一部が屋根に覆われていたり、窓が開け閉め可能であったりする風呂のこと
「ほほえみの宿 滝の湯」は、山形県天童市にある宿。天童市は将棋駒の日本一の産地です。天童駅から旅館までの路面に書かれた歩道詰将棋にチャレンジしたり、人間将棋のイベントがあったりとまさに将棋の街。市街地がそのまま温泉街でもある天童温泉と、「ほほえみの宿 滝の湯」は同じ長さの歴史がある老舗旅館です。
「人と自然に優しい宿」「日本一ほほえみが行き交う宿」を目指しており、気配りが行き届いた接客が評判。妊婦さんや赤ちゃんに最適な「オーガニックマタニティプラン」があり、個室食事処で夕食が食べられるため、周りの目を気にせず家にいながらサービスを提供してもらっているような感覚になります。
また将棋のタイトル戦「竜王戦」の対局場としても知られ、「竜王の間」特別宿泊プランがあります。将棋ファン必見ですね。そのほか目的に応じた宿泊プランがたくさん!伝統的な和の心地よさと現代の快適性を併せもつ旅館です。
山形県は観光スポットとして皆さまにみてほしいもの、体験してほしいことがたくさんあります。そのひとつに魅力的な「温泉地」や「お宿」も含まれます。
温泉はひとつのエンターテインメント。お湯に浸かれば、その湯力で肌はぷるぷるになったり、痛いところが軽減されたりと最高です。またお宿は身体を休ませるだけではありません。そこで体験をしたり、景色を楽しんだりとさまざまな過ごし方があるでしょう。
山形へお越しの際は、数あるお宿の中から目的や宿泊日数、ご予算から皆さまにぴったりなお宿選びを楽しんでみてはいかがでしょうか?今回取り上げたお宿だけでなく県内にはそれぞれに工夫を凝らしたお宿がたくさんあります。山形県はどの地域も温泉が豊かな珍しい土地なので泉質でお選びいただいてもよいですね。皆さまの山形県へのご滞在をお待ちしております!
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この記事を書いたナビゲーター
山形県公式観光サイト やまがたへの旅 公式アカウント
「山形県公式観光サイト/やまがたへの旅」は、公益社団法人山形県観光物産協会が、山形県から指定を受けた「やまがた観光情報センター」の指定管理者として管理を行う、山形県の観光情報を提供しているウェブサイト…
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