龍の眠る寺!奈良・岡寺(龍蓋寺)は辰年ゆかりのパワースポット

龍の眠る寺!奈良・岡寺(龍蓋寺)は辰年ゆかりのパワースポット

更新日:2024/01/10 14:32

モノホシ ダンのプロフィール写真 モノホシ ダン 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者
奈良県明日香村にある「岡寺」は、約1300年前に義淵僧正(ぎえんそうじょう)が建立した寺院です。西国三十三所第七番札所で、日本最初の厄除け霊場のひとつとして知られています。境内には、義淵僧正が悪い龍を封じ、大きな石で蓋をしたという龍蓋池があり、寺名の龍蓋寺(りゅうがいじ)の謂れになっています。“龍の眠る寺”として辰年の参拝にもおすすめのパワースポット、岡寺をお参りしてみませんか?

辰年の参拝におすすめのパワースポット「岡寺」とは

辰年の参拝におすすめのパワースポット「岡寺」とは

写真:モノホシ ダン

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岡寺は、奈良県明日香村の東にある岡山の中腹に位置しています。663年(天智天皇2年)、当時の日本仏教界の第一人者であった義淵僧正が、天武天皇の皇子で27歳で早世した草壁皇子の住んだ岡宮をもらい受ける形で創建しました。

写真は、朱色が鮮やかな岡寺の仁王門。江戸時代の1612年(慶長17年)に建立されたもので、国の重要文化財です。

辰年の参拝におすすめのパワースポット「岡寺」とは

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既述のように岡寺には、現在広く知られている「岡寺」と「龍蓋寺」という2つの寺名があります。前者は地名に因る名であり、後者は、開祖の義淵僧正が龍蓋池に封じた龍の説話に由来します。

阿吽の仁王像が安置された仁王門には、創建時の寺名の「龍蓋寺」と刻まれた扁額が掲げられています。

辰年の参拝におすすめのパワースポット「岡寺」とは

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さらに仁王門では、門の四隅を見上げてください。四隅上には、それぞれ龍・虎・阿獅子・吽獅子の意匠を据える珍しい形式となっています。

岡寺の始まりの由来と伝説が残る「龍蓋池」

岡寺の始まりの由来と伝説が残る「龍蓋池」

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岡寺の本堂(奈良県指定有形文化財)は、約30年もの歳月をかけて1805年(文化2年)に建立されたものです。

本堂にお祀りされている御本尊の如意輪観音坐像(重要文化財)は、あまり知られていませんが、弘法大師・空海の作で、インド、中国、日本の3国の土を混ぜて造ったとされる高さ4.85mの日本最大の塑像(そぞう)です。

“銅像”の東大寺毘盧遮那仏(奈良の大仏)、“木像”の長谷寺御本尊十一面観世音菩薩と並んで日本三大仏の一つに数えられています。

岡寺の始まりの由来と伝説が残る「龍蓋池」

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本堂の前にあるのが、義淵僧正が明日香の地を荒らす悪龍を誘導し、封じ込めたとされる「龍蓋池」です。池の前には、龍蓋池の石標と、江戸時代の奈良のガイドブック『大和名所図絵』の挿絵をもとに彫られた龍を封印する義淵僧正のレリーフが立っています。

岡寺の始まりの由来と伝説が残る「龍蓋池」

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義淵僧正の法力によって龍蓋池に封じ込められた悪龍は、その後、改心し、善龍となって今も池に眠ると伝わっています。

池の中央には、注連縄で結界が張られた“要石”があります。蓋である大きな要石は、触ると雨が降るという言い伝えがあり、昔は池の前で雨乞いの法要も行われました。

静まり返った龍蓋池を眺めていると、池の底から龍の視線を感じるようです。

供出の難から逃れた幸運の梵鐘「厄除鐘」

供出の難から逃れた幸運の梵鐘「厄除鐘」

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なお岡寺は、花の寺と称されるほど、四季折々の花が見事です。手水舎や華の池はじめ、境内の小さな鉢などにも花があしらわれ参拝者を出迎えてくれます。

供出の難から逃れた幸運の梵鐘「厄除鐘」

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境内の鐘楼堂の梵鐘は、江戸時代の1808年(文化5年)のもので”厄除鐘”として知られ、誰でも撞くことができます。心しずかに願いを込めて合掌一打しましょう。

供出の難から逃れた幸運の梵鐘「厄除鐘」

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なお、鐘の中央付近には、7つの穴があいています。これは戦時中の金属供出の際に、材質調査の目的であけられたもので、この鐘は幸運にも供出の難から逃れる事ができました。まさに日本最初の厄除け霊場に相応しいエピソードと言えるでしょう。

もし行列待ちの列が長くなければ、鐘を撞く前に幸運の7つの穴を探してみてください、

辰年にちなんだ授与品や切絵御朱印も

辰年にちなんだ授与品や切絵御朱印も

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岡寺の授与品では、まるでドラゴンボールのような「龍玉願い珠」(700円)が有名です。願い珠の底にはフタが付いていて、紙に願い事をしたためて中に入れ、底の蓋を閉めます。

龍玉は、願いを“もち叶える木”である境内の「もちの樹」に結びましょう。または、記念に持ち帰ってもかまいません。

辰年にちなんだ授与品や切絵御朱印も

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ほかに辰年にちなんだ、お守りグッズとしては、龍の起き上がりこぼし「おっきゃかり守り」(700円)がおすすめです。何度でも立ち上がる七転び八起きを連想させるお守りで、コロンとした姿が微笑ましいです。

このおっきゃかり守りは、種類が十二支分あり、毎年集めると可愛い干支起き上がりこぼしが揃います。

辰年にちなんだ授与品や切絵御朱印も

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御朱印では、「大和龍祥霊場 龍玉切絵御朱印」(1000円)がおすすめです。これは、令和6年の辰の年にちなみ、龍にゆかりのある長谷寺・室生寺・岡寺の3寺院がそれぞれの由緒に基づいた切絵御朱印を制作したものです。

岡寺の切り絵には、その法力で悪龍を池に封印し、巨石で蓋をして改心させたという義淵僧正が描かれています。

さらに、この3寺院の切絵御朱印を専用の台紙(500円)に貼り付けすることにより、龍が手にする“龍玉”の姿になります。この機会に3寺院を巡り、大いなる龍のご利益と各寺院のご加護を授かってみてはいかがでしょうか。

<大和龍祥霊場 龍玉切絵御朱印の基本情報>
授与期間:2024年1月1日〜12月31日

岡寺の基本情報

住所:奈良県高市郡明日香村岡806
電話番号:0744-54-2007
入山料:大人400円、高校生300円、中学生200円
拝観時間:8:30〜16:30(12月〜2月)、8:30〜17:00(3月〜11月)
アクセス:バス停「岡寺前」下車、徒歩約10分。車利用の場合は、岡寺駐車場利用

2024年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2023/06/22−2024/01/02 訪問

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