天下統一の道筋を巨大な絵巻物風陶板で体験!天王山ハイキング!

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天下統一の道筋を巨大な絵巻物風陶板で体験!天王山ハイキング!

天下統一の道筋を巨大な絵巻物風陶板で体験!天王山ハイキング!

更新日:2014/07/03 17:24

浮き草 ゆきんこのプロフィール写真 浮き草 ゆきんこ トラベルライター、プチプラ旅専門家、LCC弾丸トラベラー

大阪と京都の境にある山崎は、豊臣秀吉と明智光秀が「天下分け目の合戦」をした天王山があることで有名です。たった270mしかない天王山は、片道1時間弱で山頂までいけてしまう手軽なハイキングコース。実は、ルート上には、豊臣秀吉の天下取りまでの道筋が感じられるスポットが満載なんです。
ハイキングをしながら、巨大な絵巻物風陶板を見て、秀吉の天下取りの第一歩「山崎の合戦」までの道筋をたどってみましょう!

巨大な絵巻物風陶板で天下分け目の戦いを感じる

巨大な絵巻物風陶板で天下分け目の戦いを感じる

写真:浮き草 ゆきんこ

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天王山山頂までのハイキングコースは「秀吉の道」と名付けられています。天王山は豊臣秀吉と明智光秀が戦った世に名高い「山崎の合戦」の舞台。そこで、このハイキングコース上には秀吉が天下を取るまでの物語を解説する案内板が設置されています。
この案内板は文字だけではありません。合戦の様子などがわかるように巨大な絵巻物風陶板も一緒に設置してあります。高さ、1.8m、幅5mを超える大きな絵巻物風陶板は臨場感たっぷり!しかも、解説は人気作家の堺屋太一さん。史実にプラスした堺屋さんらしい文章がつづられ読み応え抜群です。

この案内板は全部で6つ。天王山麓にある大山崎山荘美術館「本能寺の変」から始まり、三川合流展望広場「秀吉の中国大返し」、旗立松展望台「頼みの諸将来らず」「天下分け目の天王山」(写真)、酒解神社「明智光秀の最後」、天王山山頂広場「秀吉の天下人への道」と続いていきます。

戦国時代に思いをはせながらハイキングを楽しんでみてください。

秀吉が本陣を構えた寺

秀吉が本陣を構えた寺

写真:浮き草 ゆきんこ

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ハイキングコースの最初の目玉は「山崎の合戦」の際、秀吉が本陣を構えた「宝積寺」。僧行基が奈良時代に創建した真言宗の寺院です。十一面観音像や秀吉が1日で建てたと伝えられている三重塔など国指定文化財も多く保有しています。また、本堂奥にある小槌宮には大黒天がまつられており、聖武天皇が龍神から授けられたと言われている「打出」「小槌」で参拝者に福を授けています。「宝積寺」は「打出」と「小槌」を祀っていることから、「宝寺」とも呼ばれています。

一番の見どころは本堂左側にある、秀吉が合戦の際、腰かけたと伝えられている「出生石」。以前は柵がしてありましたが、今はなくなり、誰でも自由に座ることができます。出生を望んでいる人はぜひ座って秀吉の恩恵を受けてみては?

合戦の舞台を旗立松展望台から

合戦の舞台を旗立松展望台から

写真:浮き草 ゆきんこ

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山頂までの中間地点に酒解神社の大きい鳥居が見えてきます。ここは秀吉が戦いの士気をあげるために旗をかかげた松があることから、「旗立松展望台」と呼ばれています。見どころは2つ。一つは山崎の古戦場跡を展望台から見ること。現在は、右側に淀川が見えますが当時は今の3倍もの広さだったといわれています。展望台には秀吉軍と明智軍の配置図がありますので、当時の陣形を思い浮かべながら眺めてみるのはいかがでしょうか。

また、ここには先ほど紹介した絵巻物風陶板が両並びで設置され、見るものを圧倒する大きさ。左側は山崎の合戦の直前、右側は合戦の最中の様子。右側には、勝利が目の前の秀吉、不利な形勢に戸惑う光秀の表情がうまく描かれています。
「山崎合戦の碑」などもあり、小休止するのにもってこいの場所です。

竹林が美しい

竹林が美しい

写真:浮き草 ゆきんこ

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天王山は山崎の合戦以外にも歴史の舞台にたびたび登場します。展望台をすぎ、酒解神社手前にあるのが「十七烈士の墓」。幕末の禁門の変で敗れた真木和泉守など17名が眠る場所です。
この辺りは太陽の光が差し込む美しい竹林の道。高く伸びる竹林の中を歩いていると、時間が止まってしまったかのような錯覚を覚えるほどです。
日本の美しい風景と言われている竹林の道をゆっくり散策してみてください。

天下統一が始まった場所

天下統一が始まった場所

写真:浮き草 ゆきんこ

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ゆっくり写真を撮りながら登ると、約1時間で天王山山頂に到着です。ここは山崎の合戦に勝利した秀吉が天下統一への第一歩のしるしとして、城を築いた場所。その後、大阪城を築城したため、天王山の城もそれにともない壊されましたが、今でも、さまざまな石が点在し、城跡をかいまみることができます。
広場になっているため、ハイキングを終えたハイカーたちの恰好のランチスポットにもなっています。

大河ドラマ黒田官兵衛にも

今回ご紹介した場所は、2014年1月から放送のNHK大河ドラマ「黒田官兵衛」にももちろん描かれます。秀吉が本陣を構えた「宝積寺」は実際の撮影場所ではないですが、ドラマの最後の部分で、3分程度流れるゆかりの地の撮影も行われたそうです。
最初の登りは少しきついですが、スニーカーでも登れる山なので、気軽に天王山歴史ハイキングに出かけてみてはいかがですか。

掲載内容は執筆時点のものです。

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