世界自然遺産の原生林に佇む神秘的な「知床五湖」を歩こう!

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世界自然遺産の原生林に佇む神秘的な「知床五湖」を歩こう!

世界自然遺産の原生林に佇む神秘的な「知床五湖」を歩こう!

更新日:2015/06/30 11:13

Explore the mystical virgin forests of Shiretoko Five Lakes, a UNESCO World Natural Heritage Site!
月宮 うさのプロフィール写真 月宮 うさ ブロガー

世界自然遺産・北海道「知床」の原生林の中に静かに佇む「知床五湖」。ここには流入する川も流出する川もなく、その存在はとても神秘的。原生林広がる森の中を歩いて、神秘の湖に会いに行きませんか?
ここでは、旅に出る前に知っておいて欲しい予備知識と、美しい風景をご案内いたします。
湖面に映し出される絶景を眺めに「知床五湖」を歩きましょう!

「知床五湖」の歩き方は2つ

「知床五湖」の歩き方は2つ

写真:月宮 うさ

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最初に「知床五湖」の歩き方を2つご案内します。
1つ目は、多くの人々が利用する遊歩道「高架木道」。全長800mの木道は、ゆっくり歩いて往復約40分。バリアフリー化されていますので、車椅子でも安心。春の開園から晩秋の閉園まで、ヒグマの影響なく利用できるのも嬉しいポイントです!

2つ目は、原生林の中を歩く「地上遊歩道」。こちらは時期によって利用方法が異なります。
開園から5月連休明け・8月1日〜10月中旬までの「植生保護期」は、「知床五湖フィールドハウス」で、約10分のレクチャーを受けることが必須です。受講には「立入認定申請」の申請書の提出が必要ですので、事前に「知床五湖 公式サイト」HPからダウンロードをして必要事項を記入しておくと良いでしょう。もちろん、現地で記入も可能です。

5月連休明け〜7月末の期間は「ヒグマ活動期」に当たるため、ヒグマを熟知した登録引率者が引率するツアーへの参加が義務付けられています。色々なお話を聞きながら歩いてゆくので、「知床」の大自然について深く学ぶことができますよ。
ツアーの予約問合せ・お支払いは、「知床五湖 公式サイト」HPをご参照ください。
また、10月中旬から閉園まではレクチャーなしで自由に散策できる「自由利用期」です。ルールとマナーをしっかり守って知床の大自然を楽しんでくださいね。

湖周辺はヒグマの一大生息地。地上遊歩道は、ヒグマが確認された時点で立ち入り禁止になります。必ず歩くことができる場所ではないことも、心に留めておいてください。
写真は知床五湖のうち、どちらの遊歩道からも眺めることができる「一湖」です。水面に映し出される知床連山が美しい、知床五湖代表する湖です。

※「知床五湖 公式サイト」へのリンクは、記事一番下のMEMOから飛ぶことができます。

「地上遊歩道」2つのコース

「地上遊歩道」2つのコース

写真:月宮 うさ

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次に、地上遊歩道の2つのコースをご案内します。
「知床五湖フォールドハウス」を出発して、5つの湖を全て見ることができる全長約3kmの「大ループ」。一湖・二湖を見る全長約1.6kmの「小ループ」の2つです。
所要時間は大ループが90分(登録引率者引率時3時間)、小ループが40分(登録引率者引率時90分)ですので、時間に合わせてコースを選んでみても良いでしょう。

ここで注意していただきたいのは、「ヒグマ活動期」の小ループです。こらちは、6〜7月のみ1日4ツアー(10時・12時・14時・16時出発)しかありません。予約受付不可の先着順ですので、ご注意ください。
※催行当日、電話で受付することは可能です。詳しくは記事一番下のMEMOリンクからHPへ飛び、2つの歩き方→ヒグマ活動期→ツアーを予約する、の順でクリックして希望日の欄をご参照ください。

持ちものについても、いくつかの注意事項をお話いたします。
飲み物は水・お茶でお願いします。甘い飲み物はヒグマや蜂を誘因する原因になりますので控えてください。食べ物の持ち込みも不可です。また、夏場は蚊が大量発生することもありますので虫除けもあると便利です。
また、雨の日は道がぬかるみますので、長靴が必須。知床五湖から約11km離れた「知床自然センター」でお借りすることもできますので、覚えておくとよいでしょう。雨カッパもお忘れなく。(100円ショップのものでも大丈夫です)

写真は「一湖」湖畔から眺める「高架木道」の風景です。
2つの遊歩道は繋がっているので、コースの最後には木道も歩きますよ!(一方通行のため、高架木道から地上遊歩道に降りることはできません)

野生動物に出会えるかも?!

野生動物に出会えるかも?!

写真:月宮 うさ

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「知床五湖」では、野生動物に高確率で会うことができます。
「地上遊歩道」を予定している場合、ヒグマの遭遇は遠慮したいですが、かわいいエゾシカやキタキツネなら大歓迎ですよね!木の上には、エゾリスがいることも!辺りをよく見て、野生動物達を見つけてくださいね!
お互いのため、野生動物を触わろうとしたり、エサをあげたりはしないよう、お願いします。

ヒグマの爪痕を間近で見ることができる!

ヒグマの爪痕を間近で見ることができる!

写真:月宮 うさ

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写真の木の幹に3本の爪跡があるのがわかるでしょうか?これはヒグマがここに居る証、爪痕です。この木だけではなく、他の木でも見ることができます。また、足元にはヒグマの糞を発見することも!湖が見えない間は、こんなところにも注目して歩いてみてくださいね!
エゾシカが樹皮を食べてしまい、幹が裸になっている木々も多数あります。

知床五湖の中で一番大きな「二湖」を見よう!

知床五湖の中で一番大きな「二湖」を見よう!

写真:月宮 うさ

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知床五湖で一番大きな「二湖」を見に行きましょう!
「地上遊歩道」を歩いた人にしか見ることのできない、5つの中心にある湖です。小ループコースなら、高架木道を歩くのと同じ所要時間ですので、是非森の中を歩いてみてください。
野生動物たちの躍動が聞こえる原生林には、大自然の神秘と美しい絶景が待っています!

知床五湖とアクセスについて

知床の原型林に佇む「知床五湖」。知床八景にも数えられる5つの湖には正式名称がなく、便宜上「一湖・二湖・三湖・四湖・五湖」と呼ばれてます。
アイヌの古い言い伝えでは「神様が5本の指を突いて5つの湖ができた」とも言われる、とても神秘的な湖です。
また、ここは湿地帯にあるため、雪解けの時期には湖の数が増えることも!

知床五湖までのアクセスは、国道334号から北海道道93号知床公園線に入り、町道を経て知床五湖駐車場へ向かいます。
公共交通機関ご利用の場合は、JR知床斜里駅からバスが運行しています。所要時間は約1時間20分。周遊シャトルバス運行時はこちらのご利用も可能です。

最後に、たくさん歩いた後は「知床五湖レストハウス」で、名物の「はまなすこけももミックスソフトクリーム」をいただきましょう!甘酸っぱくて美味しいですよ♪

掲載内容は執筆時点のものです。

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