眺望抜群!元特急「ロマンスカー」展望車に乗って信州の鉄道旅

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眺望抜群!元特急「ロマンスカー」展望車に乗って信州の鉄道旅

眺望抜群!元特急「ロマンスカー」展望車に乗って信州の鉄道旅

更新日:2014/02/24 18:44

高橋 しゅうのプロフィール写真 高橋 しゅう 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者

特急「ロマンスカー」と言えば東日本の多くの方は、新宿と箱根を結ぶ特急電車を思い浮かべるのではないでしょうか。そのロマンスカーの最大の魅力は前面展望席で、折角乗るなら前方席を予約確保して楽しみたいものです。
そんなロマンスカー車両が実は信州の長野〜湯田中間にも走っていて、一世代前のタイプですが姿形そのままに前面展望席もあるのです。
しかも自由席ですので始発駅で早めに並べば抜群の眺望が楽しめます。

今は特急「ゆけむり」号として長野駅と温泉地の湯田中駅を結んでいます。

今は特急「ゆけむり」号として長野駅と温泉地の湯田中駅を結んでいます。

写真:高橋 しゅう

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この写真の電車が本家小田急電鉄から譲渡された一世代前の元「ロマンスカー」車両です。今は長野県北部の長野駅と湯田中を約45分で結ぶ長野電鉄で特急「ゆけむり」号として活躍しています。以前のロマンスカー時代と同様に終着駅は温泉地で、沿線には他にも須坂、小布施等の観光地が点在し、多くの観光客も利用する特急電車です。

長野市側の起点は長野駅。新幹線長野駅からは一度改札口を出て長野電鉄へ乗り換えます。

展望席に座りたい場合は、出発時間前に早めに行って並びましょう。
※出発時間帯により改札口前またはホームで並ぶこととなります。

眺望抜群!前面展望席からの眺め。

眺望抜群!前面展望席からの眺め。

写真:高橋 しゅう

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「ゆけむり」号は4両編成です。長野駅から乗車の場合は前面展望は先頭の1号車になりますので先ずは前方1号車乗車口を目指しましょう。前面1列目が一番人気ですが、もし先客で埋まっていても3〜4列目までは前方のエリアに席が並びますので前面展望を楽しむことができます。
もしくは、逆向きにはなりますが最後尾の4号車も同様に展望席ですので混み具合によってはこちらもねらい目です。

電車は長野駅を出発して最初は地下区間を走りますが、その後地上へ出ますので本格的にワイドな前面眺望が楽しめます。

北信州の車窓を楽しみながらの鉄道の旅。

北信州の車窓を楽しみながらの鉄道の旅。

写真:高橋 しゅう

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長野電鉄は市街地を抜けて千曲川を渡り、須坂、小布施等を通って湯田中へと進んで行きます。車窓からは北信五岳と言われる山々や、志賀の山々が見え、また沿線には平地や斜面に広がる果樹畑、田園地帯が広がり信州らしい風景の中を進んで行きます。

尚、写真のように前面展望席以外の号車でも車両の床が高く窓の位置が高くなっていますので、普通席からも側面の見晴らしが良好です。

「りんご」に手が届きそうな畑の中を走る「ゆけむり」号。

「りんご」に手が届きそうな畑の中を走る「ゆけむり」号。

写真:高橋 しゅう

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信州と言えばりんごの産地として有名で、沿線にも多くのりんご畑が広がります。春はの花々、夏から秋にかけては次第に果実が大きく色づいていく「りんご」を車窓から見ることができます。特に、秋は実りのシーズン。「りんご」に手が届きそうな畑の中も列車は走ります。(窓は開きません。)

ちなみに信州は産地だけあって様々な種類のりんごが売られ、しかも自家用ならば安く売っています。時間があれば地元のスーパーや直売所等をのぞいて見て下さい。掘り出し物が見つかると思いますよ。

終着駅は温泉地「湯田中駅」。駅には付属の日帰り温泉施設もあります。

終着駅は温泉地「湯田中駅」。駅には付属の日帰り温泉施設もあります。

写真:高橋 しゅう

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「ゆけむり」号は途中の信州中野駅を過ぎるて勾配を上がりながら標高約600mに位置する湯田中駅到着します。ここは湯田中・渋温泉郷の玄関口として、また志賀高原への玄関口の駅でもあります。
湯田中駅に列車が到着すると懐メロ・古賀政男作曲の「美わしの志賀高原」の歌が流れ旅情を誘います。

駅には隣接して日帰り温泉「楓の湯」や駅前には足湯もあり宿泊客でなくても温泉を楽しむこともできますので、長野市内観光にプラスして特急電車で温泉に入りに行くのも良いと思います。
※楓の湯入浴と往復の特急電車をセットした割引切符があります。

湯田中駅までは長野駅から約45分の特急電車の旅です。電車を使って湯田中・渋温泉に宿泊される際や、志賀高原または途中の須坂、小布施へお出かけの時に、展望列車に乗って行くとより旅行気分は盛り上がることと思います。

特急「ゆけむり」乗車には乗車券の他に特急券が必要ですが、わずか100円プラスです。気軽な「ロマンスカー」の走る長野電鉄に乗って鉄道旅行をおすすめします。尚、その時の運次第ですが平日の昼間の時間等は途中駅から乗車しても展望席が空いていていることもありますので乗る際はチェックしてみて下さい。



また、長野電鉄の特急電車には今回紹介した「ゆけむり」とは別に特急「スノーモンキー」が走っており、ほぼ交互に運行しています。こちらには全面展望席はありませんが、元JR東日本の特急成田エクスプレスの車両でほぼ以前の姿で走っていますので、なじみのある方には懐かしい電車です。
行きは「ゆけむり」帰りは「スノーモンキー」と両方乗り比べも楽しいと思います。
※湯田中行は「スノーモンキー」号の方が運転本数があり「ゆけむり」号の湯田中行きは1日2往復の運転です。時刻を確かめてご利用下さい。


長野電鉄の情報

乗車料金:長野〜湯田中(片道)運賃1,130円 特急券100円

お得な切符(一部)

長電フリー乗車券:2,260円 
長野電鉄内2日間乗り降り自由※特急料金は別途

日帰り楓の湯クーポン:1,500円(長野駅発着場合・当日有効)
湯田中往復の特急乗車券と入浴券のセットのお得な切符。
※楓の湯休館日は発売無し。
※但し途中下車の際は前途無効扱い。

信州北回廊パス:2,500円(長野エリアのJRにて販売)
長野電鉄・JR線の姨捨、妙高高原、森宮野原までの内側区間・しなの鉄道の篠ノ井〜上田間、長野−松代のバス等が2日間乗り降り自由
※特急料金は別途。詳細はJRのホームページで確認下さい。

掲載内容は執筆時点のものです。 2012/10/10 訪問

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