みなさん、株式会社栗山米菓をご存知ですか?会社名を聞いてもピンとこないかもしれません。この会社は「ばかうけ」や「星たべよ」などの米菓子を製造しています。新潟に多くある米菓製造会社のうちの1つ。
そんな栗山米菓は、2002年4月6日に「せんべい王国」をつくりました。そこでは、米菓の製造工程の見学やオリジナル製品が味わえるカフェ、自分で焼けるせんべい焼き体験コーナーなどがあります。
1947年、創設者である栗山源太郎がジャガイモを加工する澱粉製造工場を創業したのが起源です。
王国内には、工場見学施設あり。職人が、巧みな技を使い日夜せんべいを作っています。ガラス越しから、せんべいの完成までを一部始終見学。出来たてのせんべいは絶対に美味しいですよね。
創業間もない頃、栗山氏は社業の発展を願って、新潟市の流作場地区にあった旧本社敷地内に小さな社を建立しました。そこは米菓稲荷と呼ばれて親しまれていたのですが、1990年代に入り「ばかうけ」が全国的なヒット商品に成長。
ある日、本社に来たお客さんが米菓稲荷を「『ばかうけ稲荷』ですね」と言いました。その言葉がきっかけとなり、2005年に、ばかうけ稲荷に改称。
今でも親しまれている稲荷です。ばかうけのキャラクターがふざけているように見えますが列記としたお稲荷様なのです。
1986年には星型のせんべい「星たべよ」、1990年には青海苔味のせんべい「ばかうけ」を発売。
どれも製品名が個性的で、味も抜群。長い間愛されるお菓子です。
施設内のカフェには、「ばかうけコロッケ」や「せんべいソフト」など・個性的なメニューばかり。もちろん味も最高です。
どれもココでしか味わえない日本人が好きな味です。
食べると、ばかうけの味がするーというのが分かります。懐かしさよりは、安心できる味と言った方が正しような。
館内のお土産コーナーでは、せんべい王国でしか手に入らないオリジナル味のばかうけや、全国ご当地ばかうけが勢ぞろいしてあったり、業務用サイズの星たべよがあります。リピータや観光客の手には大きな袋をたくさん抱える人が多いこと。
これだけ種類があると迷うのも無理ありません。
日本が誇るお米が産み出すお菓子、せんべい。
いつまで経っても味は変わらず、私たちの胃袋と心をいっぱいにしてくれます。
お米、醤油、塩、とっても相性が良い最強の組合せ。
せんべいが恋しくなったら、米どころ・新潟「せんべい王国」へ。
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(2024/10/9更新)
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