写真:Hiroko Oji
地図を見る心癒される田園風景が広がるスイス北東部のアッペンツェル地方。緑溢れる田園風景に溶け込む可愛らしい家並みが魅力的な地域です。
この中にひっそりと佇む古き良きスイスの姿を今に伝える町が「アッペンツェル」。メルヘンたっぷりの可愛い家屋が建ち並ぶのは、メインストリートに続いてランツゲマインデ広場。現在でも住民野外集会が開かれる場所で町の中心地でもあり、開放的な広場には駐車場やレストランのテラス席が広がっています。
写真:Hiroko Oji
地図を見るメインストリートのハウプトガッセや縦横に延びる路地沿いの両側に軒を並べるのは伝統的な形をした切妻屋根を持つ家屋たち。
小窓が並び窓と窓の間の壁面には個性たっぷりの壁画装飾がそれぞれ施され、ただ見て歩くだけでも惹きつけられる通りです。頭上には凝ったデザインの看板が並び、この風景の中にいると首が痛くなるまで上を向いて眺めてしまうほど!お伽噺の世界に迷い込んだかのような錯覚を覚えます。
写真:Hiroko Oji
地図を見る少し歩いて町外れまで行けば、どこまでも続くゆるやかな牧草地。のどかな風景が広がります。
スイスアルプスの4000メートル級の名峰や氷河はありませんが、この地方では最高峰を誇る2501メートルのセンティス山はじめ美しい山並みを背景に、周囲を田園風景で取り囲まれた風景に心が洗われるようです。
写真:Hiroko Oji
地図を見るこのメルヘンの世界真っ只中での宿泊にお薦めのホテルが、中心地を東西に走るメインストリートのハウプト通り沿いの東端の方にある「ホテル・ヘヒト」。通りを挟んで向かいに聖マウリティウス教会が、斜め左前方にはアッペンツェル地域歴史博物館の建物があります。
Heebファミリーの経営するホテルグループで、1919年からの「ホテル・センティス」や「ホテル・レーベン」とともに2002年から所有することになった「ホテル・ヘヒト」は、家庭的で快適な滞在が楽しめます。
写真:Hiroko Oji
地図を見る15:00からのチェックインタイムより早めの到着でも、前もって到着予定時刻を連絡しておくとできる限り準備して、たいていの場合お部屋に通してもらうことができます。また、空きがあれば無料のアップグレードをしてくれることや、チェックアウト時にはリンゴのプレゼントもあり、気持ちよいフロントの対応で印象がアップします。
さらに、チェックイン時にはアッペンツェルカードを発行してくれます。このカードで近郊の列車やロープウェイの利用や博物館などへの入館ができますので、ぜひ受け取ってくださいね。
館内の廊下には、古くから使用されてきたこの土地らしい暮らしの道具や美しい装飾が施された家具が置かれ、落ち着いた雰囲気に満ちています。
写真:Hiroko Oji
地図を見る朝食ルーム近くにあるロビーも、いつでものんびりと寛げる空間になっています。
写真:Hiroko Oji
地図を見るエレベーターでアクセスできる明るくてすっきりした内装の客室はゆったりしており、寝心地良いベッドが置かれています。ベッドの上には軽くて快適な掛布団が用意され、その上にちょこんとこの地方の名物クッキー(シナモン味のソフトクッキー)が置かれていて、嬉しい心遣いが伝わります。
壁掛け式の薄型テレビ、電話、デスクセット、たくさんのハンガーと棚に室内金庫の設置されたクローゼットなどが備わります。
写真:Hiroko Oji
地図を見るデスク上には、ウェルカムフルーツが用意されており、到着早々ひと息付ける雰囲気です。また、滞在中に使用したりお土産としてお持ち帰りもできる手提げ袋や空の飲料水用プラスチックボトルも置かれ、メモ帳や筆記具も用意されていて、比較的リーズナブルなのにサービスのよいホテルです。
写真:Hiroko Oji
地図を見る明るくて清潔感あるバスルームには、コットンやティッシュ、一人旅でもしっかり二人分のタオルやコップなどが備わり、ドライヤーやタオルヒーターの設備も整っています。
写真:Hiroko Oji
地図を見る残念ながらバスタブはありませんが、ゆったりしたスペースのシャワーブースには、腰掛けスペースもあって、水圧・温度調節・水捌けなど良好で気持ちよく利用できます。ただ、バスアメニティはボトルシャンプーと小さなボディローションの最小限のもの。ほかに必要なものがある方はご自分で用意なさってください。
写真:Hiroko Oji
地図を見る朝食は7:00〜10:00。多種類のハム&チーズにシリアル類、丸ごとフルーツ、フルーツサラダ、ヨーグルトなどがあり、パンの種類も多くクロワッサンも用意されています。
写真:Hiroko Oji
地図を見るアッペンツェルは世界的に有名なハードタイプチーズの「アッペンツェラー Appenzeller」の産地でもあり、町外れにはチーズ工場もあります。そのため、朝食に並べられるハードチーズの種類も多くとても美味しい!
写真:Hiroko Oji
地図を見るまた個別オーダーのできるゆで卵には、可愛らしい顔が書かれて運ばれてきます。毎日表情が違って、違うデザインの毛糸の帽子をかぶっているのを見ると心がほっこりする瞬間です。
伝統的な家並みが魅力の町中だけでも見応えがあり、心癒される風景で大満足できるアッペンツェルですが、この町のある鉄道駅は国鉄とは別の近郊路線上。S番の列車でゴトゴト揺れながら長閑な風景を見ながらお出かけするのも楽しみの一つとなります。
アッペンツェルへの近郊列車が発着するザンクト・ガレンなど近くの町で宿泊して日帰りで訪れることもできるのですが、このアッペンツェルの町で宿泊するととてもありがたいサービスがあります。それが宿泊ホテルで発行してくれるアッペンツェルカード!この地方での列車やロープウェイだけでなく博物館の入館にも無料で利用できて、いちいち切符購入する手間も省け大変お得になるのです。
このカードを利用して、近郊の町や村、さらにロープウェイでハイキングコースのある山へのお出かけを楽しんでみませんか?
2024年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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