場所は台湾高速鉄道と台湾鉄道、地下鉄が乗り入れている「左営」駅から歩いて5分ほどのアクセス便利な場所に位置しています。実はこちらのお店はもともと高雄市内の別の場所に本店があり、この駅近くのお店は2014年6月30日にオープンしたばかりです。
店内には1階と2階があり、2階は本格的に茶芸が楽しめる茶芸館となっています。茶芸とは、中国文化の中でお茶を楽しむことを中心に実践されてきたお茶の入れ方で、台湾でも茶芸は盛んです。お茶をおいしく、美しくいれる「芸術」なので、器や茶葉、水が特に重視されます。
2階は古典的な中華風のインテリアでまとめられ、茶芸にふさわしい美しい器もたくさんあり、茶芸館にふさわしい雰囲気となっています。こちらの写真はウーロン茶の茶葉を一輪挿しにしたもの。お茶席には必ず一輪挿しが置かれます。お花ではなく茶葉のみなので、シンプルですが、背景の茶色と相まって優雅な雰囲気をかもし出しています。
茶芸館では茶席(茶水)代を払い茶葉やお茶菓子を購入し、自分たちでお茶を楽しむのが一般的ですが、こちらはお茶菓子付きで茶席代が一人200元〜(茶葉によって値段が変わります)、これに茶葉代をプラスします。茶葉代の計算方法には二種類あり、一人分で計算する方法と茶葉をグラムで購入する方法のどちらかを選ぶことができます。日本人に人気の「阿里山金萱茶」もあります。「聞茶」という言葉がありますが、自分にあったお茶を選ぶ為には、その香り、味などを飲み比べてみることが大切です。遠いお店だと何度も足を運ぶのは大変ですが、こちらは駅から歩いて行くことができるので旅行中に何回か訪れることも可能です。
1階には茶芸で味わった茶葉が並べられていて、気に入ったお茶を購入できます。こちらのお茶の品質は高く、お土産にもおすすめです。この他、一角にはドリンクスタンドのようなテイクアウトのお店があり、ボトルタイプのお茶も売られています。一般的な冷茶は水に茶葉を入れて冷蔵庫に入れて飲みますが、こちらではそのような方法ではなく、一度入れたお茶を冷やすという手間と時間をかけているので、冷たくても本格的。そしてボトルもお店オリジナルのスタイリッシュな形。お値段も40元(約120円)からで、茶芸の時間がない方にも手軽に本格的な台湾茶が味わえます。
茶芸を楽しみたい方は事前にcao.tian5888522@gmail.com(日本語可)までメールでご予約を。フェイスブックのメッセージでも予約可能です。
今回は高雄の台湾高速鉄道(新幹線)駅近くで茶芸を楽しめるお店をご紹介しました。みなさんも本格的な台湾茶を味わう旅にでかけてみませんか。
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(2025/1/22更新)
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