写真：Hiroko Oji
地図を見るイタリアのエミリア・ロマーニャ州の州都ボローニャは、赤い煉瓦造りの建物が建ち並び、中世からルネッサンス、バロック時代の面影を今に伝える古都。中心地となるマッジョーレ広場は、ローマ時代にはフォロとして利用されました。
広場では大きな噴水の海神ネプチューンの噴水が目を惹き、石畳の広い空間を取り囲むのは、市庁舎の入るコムナーレ宮（写真左の建物）、まるで美術館のようなサン・ペトロニオ聖堂、ルネッサンス時代の柱廊が美しいポデスタ館（写真右）などの豪壮な建物です。
写真：Hiroko Oji
地図を見るマッジョーレ広場の南側に面するサン・ペトロニオ聖堂は、ヨーロッパで7番目に大きい教会とされ、ボローニャの守護聖人に捧げられたゴシック様式の聖堂。14世紀〜17世紀にかけて建設されたのですが、現在も未完成。ファザードの土台から途中まではピンクと白の大理石と彫刻等で飾られていますが、予算の都合で4段目で終わってしまっているのです。
内部のボログニーニ家の礼拝堂には見事なフレスコ画『東方三博士の礼拝』サン・ペトロニオの生涯』『天国と地獄』があり、サン・セバスティアーノ礼拝堂やサン・ロッコ礼拝堂、現在でも使用される床面に描かれた大日時計なども見逃せません。
写真：Hiroko Oji
地図を見るボローニャはポルティコ群が世界遺産に登録されており、町のあちらこちらで美しいポルティコが見られます。ポルティコとは歩行者を雨や日差しから避けるために建物に取り付けられたアーチや柱が連なるアーケード。特に、カヴール広場西に面したポルティコは、天井にも美しい装飾画が施され思わず見惚れてしまいます。
写真：Hiroko Oji
地図を見るこのボローニャでリーズナブルに、かつ鉄道移動にも観光にも便利なおすすめホテルが「NH ボローニャ ドゥ ラ ガール」。鉄道の駅舎を背に左前方へ進み、モンタニョーラ公園手前のガリエラ門の奥に見える赤煉瓦色のホテルです。
鉄道駅から徒歩2〜3分、旧市街の中心地マッジョーレ広場へはインディペンデンツァ通りをまっすぐ南へ徒歩15分ほどと、移動にも観光にも便利なロケーションです。
写真：Hiroko Oji
地図を見るセンスの良い飾りつけの広々としたロビーには無料のドリンクサービスがあり、フロントではフレンドリーでてきぱき手続きをしてくれるスタッフが出迎えてくれます。
チェックインタイムは15:00からですが、それより早めの到着の場合はあらかじめ連絡しておけば、できる限りの準備をして用意ができていればお部屋に案内してくれます。用意がまだの場合やチェックアウト後の荷物預かりも安心して預けられる手配をしてくれます。
写真：Hiroko Oji
地図を見るロビーの奥には、毎日午前10:00〜深夜まで営業のバーがあり、ラム酒やグラッパを含む様々なカクテルや軽食が楽しめます。
写真：Hiroko Oji
地図を見る広々としたスーペリアルーム、ファミリールーム、7つのジュニアスイートと2つのスイートなど含めた156室の快適な客室には、すべてエレベーターでアクセスできます。
スタンダード、スーペリア、エグゼクティブのカテゴリーに分かれたお部屋には、軽い掛布団の寝心地良い大きなベッドが置かれ、エアコン、テレビ、電話、室内金庫やミニバーがセットされたクローゼット、メモ帳とボールペンが置かれた広いデスクセットなどが備わります。コンセントはデスク上とベッドサイドにもあって充電しやすく、無料Wi-Fiもサクサク利用できます。
写真：Hiroko Oji
地図を見るコンセント付きの棚には電気ポットとコーヒーセットが備わり、お部屋で寛ぐこともできます。
写真：Hiroko Oji
地図を見るお部屋の窓からはモンタニョーラ公園横のガリエラ門や行き交う人々の姿も見渡せます。
写真：Hiroko Oji
地図を見る明るくてお掃除の行き届いたバスルームには、ドライヤー、タオルヒーター、ティッシュなどが備わります。
写真：Hiroko Oji
地図を見るヨーロッパではシャワーのみということもよくあるのですが、こちらはバスタブも備わっていてゆっくりお湯に浸かって疲れを癒すことができます。また、シャワーは温度調節しやすく、すぐに熱いお湯がたっぷり出て水捌けも良好です。
写真：Hiroko Oji
地図を見るバスアメニティーはバスタブそばにボトル入りのシャンプー、コンディショナー、シャワージェルが、洗面台にはハンドソープとボディローションが置かれています。他に必要なものがある方はご自分で用意されることをおすすめします。
写真：Hiroko Oji
地図を見るスタイリッシュな朝食ルームは7:00〜10:30の間に利用でき、壁際に設定された広いビュッフェ台には毎朝作り立てのメニューが並びます。
写真：Hiroko Oji
地図を見るコールドメニューは、数種類のハム＆チーズ、ミニトマトに葉物野菜、新鮮なフルーツジュース、丸ごと＆綺麗にカットされたフルーツ類、ヨーグルト、ペストリー、デニッシュ、シリアル類、多種類のパンやクロワッサンにケーキやドーナツなど種類豊富。
ホットメニューは、スクランブルエッグとゆで卵、ソーセージ＆ベーコン、いんげんの炒め物などが並び、朝からしっかりエネルギーチャージして元気に観光へと出かけられます。
写真：Hiroko Oji
地図を見るさらに、オレンジ絞りや野菜ジュースを作るマシンが設置されていたり、朝からシャンパンサービスもあって、ゆっくり時間をかけて朝食タイムが楽しめます。
ボローニャは町中で見られるポルティコ群が世界遺産に登録され、旧市街を中心に見所が溢れる町です。一つひとつの観光スポットを満喫するには日帰り訪問では物足りなくなるはず。ぜひこの町で宿泊して充実した観光を楽しんでください。そのためにも、移動＆観光に便利で高コスパの居心地よいホテル「NH ボローニャ ドゥ ラ ガール」はおすすめです。
2025年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
Hiroko Oji
旅の計画を練り、現地でその土地ならではの経験を楽しみ、帰ってきたら写真の整理をして旅行記や記事を書くと、一つの旅で３〜４回楽しんでいます。アメリカで大自然の偉大さに圧倒され、人生観が大きく変わりました…
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