ハンガリーの良さが凝縮!牧場で楽しむ「プスタプログラム」

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ハンガリーの良さが凝縮!牧場で楽しむ「プスタプログラム」

ハンガリーの良さが凝縮!牧場で楽しむ「プスタプログラム」

更新日:2014/07/22 15:48

小谷 雅緒のプロフィール写真 小谷 雅緒 ツアーコーディネーター&ガイド

ハンガリー人は自称マジャール[Magyar]、かつて遊牧騎馬民族でした。現在でもハンガリーでは乗馬がさかんで、費用もあまりかかりません。また、全国に馬の繁殖を手掛ける牧場が多くあります。観光に特化した牧場では、ハンガリー人気アトラクション「プスタプログラム」を楽しむことができます。

プスタでハンガリー人のルーツを知る

プスタでハンガリー人のルーツを知る

写真:小谷 雅緒

ハンガリー東部はプスタ[puszta]と呼ばれる大平原が広がります。特に、世界遺産のホルトバージ大平原[Hortobágy puszta]が有名です。ガイドブックやメディアでは取り上げられるプスタ=大平原地方ですが、一般のパックツアーではなかなか訪れることのないエリアです。

プスタの直訳は「だだっ広い荒地」。永遠に地平線が続く土地です。雨があまり降らず、沼地も多く、農耕に不向きなプスタでは、伝統的に牧畜がさかんです。「プスタプログラム」を楽しめる牧場は、特にこのエリアに多くあります。

「プスタプログラム」は馬車乗車、馬術ショー、食事などがセットになった半日程度のアトラクションです。主な牧場はブダペストから片道1〜3時間弱で行ける場所にあり、日帰りで楽しむことができます。本格的なプスタの光景を見たいのなら、片道2時間以上、東〜南東の牧場がおすすめです。

プスタプログラムの内容とスケジュールは?

プスタプログラムの内容とスケジュールは?

写真:小谷 雅緒

ここでは、一般的な「プスタプログラム」をご紹介しましょう。どこの牧場でもだいたい同じ内容です。

プスタプログラムはそれなりの規模のアトラクションであるため、一定以上の申し込みがあり、はじめて開催します。事前に開催の有無を確認し、予約して訪れる必要があります。

牧場によっては敷地が異常に広く、敷地内のどこに行けばよいのか迷うほどです。でも大丈夫。参加者は開始時間目指して到着するため、牧場入口では伝統的装いの牧童が馬に乗ってお出迎えしてくれます。そして、そのまま駐車位置まで、ムチを鳴らしながら先導してくれます。

まずはウェルカムドリンク「パ―リンカ」と、ハンガリー風スコーン「ポガーチャ」が振る舞われます。パーリンカは果物から作った蒸留酒で、アルコール度は40度程度。大平原地方ではブドウよりアンズやプラムなどがよく作られ、パーリンカの原料になります。また、自家製のポガーチャは焼き立てでおいしい!ついつい食べすぎますが、ハイカロリーな食べ物なので要注意です。

動きやすい服装必須!ここは大自然、汚れるのは覚悟しよう

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写真:小谷 雅緒

こうして、おもてなしを堪能している間に、その日のお客さんが集合します。

まずは馬車で牧場を巡ります。大平原の大地は乾いているため、ガタガタ道を馬車は行きます。牧場は観光部門だけでなく、家畜の繁殖も行っているため、その敷地は相当に広く、見応えがあります。牧場によっては途中、飼育しているハンガリー在来種の珍しい家畜を見せてくれたり、大平原地方らしい農地を通過したりもします。また、馬の繁殖がメインの牧場では、馬のトレーニングの様子も見せてくれます。

どこの観光牧場でも、ハンガリー在来種を飼育しており、プログラムのインターバルには、いつでもこれらの動物を見ることができます。たとえば、牛(写真は灰色牛)、ヤギ、ブタ、馬、各種鳥、そして牧羊犬・・・。なかなか見た目ユニークな動物です。

スゴイの一言!誰が考えたんだ、こんな技!?(←19世紀のオーストリア人画家です。)

スゴイの一言!誰が考えたんだ、こんな技!?(←19世紀のオーストリア人画家です。)

写真:小谷 雅緒

さあ、メインは馬術ショーです!牧場には観覧席が備わった馬場があります。一般には、牧場の司会進行役が英・独・ハンガリー語で説明します。

伝統的装いの牧童たちが何人も現れ、馬と一体となった妙義を披露します。技の目玉は「プスタ5頭立て(写真)」!前列3頭、後列2頭で馬をつなぎ、牧童は後列2頭の馬の背中に右足左足またがって立ちます。この状態で全速力!拍手喝采まちがいなしの大技です。

ショーの後は馬に乗せてもらうこともできます。

こってりギラギラ、でも田舎で食べるグヤーシュは最高!

こってりギラギラ、でも田舎で食べるグヤーシュは最高!

写真:小谷 雅緒

そしてお食事!天気がよければ屋外で楽しみます。メニューの定番はグヤーシュ(写真)、肉料理盛り合わせ、自家製の漬物、デザートは大平原地方名物アンズジャムがかかったミルクパイと呼ばれる素朴なスイーツです。これにカラフいっぱいの白・赤ワインと水、コーヒーまで付きます。

グヤーシュは全国どこでも食べられますが、この手の牧場のグヤーシュは大量に作っているのか、本当においしいです。メインもデザートも山盛り!ふんだんに出てきます。日本人の胃袋ではキツイ。

食事中はジプシー楽団が生演奏してくれるのも定番です。チップを要求してくるのがちょいと煩わしいですが・・・。

5〜9月の観光シーズン中は、ほぼ連日開催

大人も童心に返るおもしろさ!驚きの連続です。

牧場によってはこれらの内容をパーツ売りにしているところもあります。しかし、いずれにしても20〜30人以上の団体客の予約があって、はじめてプログラム開催の是非が決まります。

野外プログラムのため、開催時期は4〜10月。特定の希望がなければ、どこかしらは開催しているはずですが、事前の参加申し込みは必須です。そのため、旅行会社やホテルなどのエージェント経由の申し込みが一般的です。

また、これら牧場は、公共交通では行けない場所ばかりです。個人で行くなら車必須、簡単なのは現地ツアーに申し込むことです。ホテルなどにリーフレットがあります。前日15時くらいまでなら、申し込みできますよ。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/10/30 訪問

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