写真:なおぢ はるみ
地図を見る「OF HOTEL」は、仙台駅西口から徒歩7分、駅周りの商業施設の賑わいを過ぎた場所にあります。潔いほど真っ白な外観とグリーンがお洒落で、まずはワクワク度1UP。アプローチの回り階段を上がったところから、ホテルのフロントへ。
階段上のエントランスでは、世界で活躍し仙台にも拠点を構えるビジュアルデザインスタジオ「WOW」のインスタレーション作品がお出迎え。
宮城県産の玄昌石・秋保石や秋田県産の十和田石が丸くはめ込まれた床に、東北の風景や自然をモチーフにしたデジタルアートが映し出されます(鑑賞時間 15:00〜24:00)。ワクワク度2UP!
写真:なおぢ はるみ
地図を見る「OF HOTEL」では“東北との新しい出会いの場”として、東北の多様なジャンルに出会えるイベントが開催されています。
上の画像はフロントロビーで、仙台市出身の版画家・岡沢幸氏の作品展が開催されていました。これまで、宮城ドレスメーカー女学院を起源とするファッション文化専門学校DOREMEの学生によるブランドMOFUポップアップストア、宮城県出身の現代美術家・佐々瞬さんの作品展など、東北の今を駆け抜ける芸術・工芸・文化を発信し続けています。
ワクワク度MAX!となったところで、お部屋へ。
写真:なおぢ はるみ
地図を見る「OF HOTEL」は、1人旅から最大5人のグループ旅まで、多様な旅スタイルに対応する懐の深いお部屋が用意されています。そのいずれも快適性が高く、また泊まりたいと思わせる居心地の良さが魅力。
上の画像はWorkers Double(ワーカーズダブル)。1〜2人で泊まれるお部屋で、ワーケーション利用に嬉しい広めデスクが付いています。靴を脱いでゴロゴロ寛げる小上がりの床は、岩手県産の栗を使用。素足で過ごせて、木の温もりを感じるホテルって、なかなかありませんよね。
さらに、座椅子は山形県が誇る木工家具ブランド「天童木工」、クッションや座布団は東北地方が発祥とされる伝統的な織物・裂き織り、デスク照明は宮城県の白石和紙を使ったプロダクトなど、上質の生活工芸品の使い心地を体験できる贅沢感。東北のクラフトマンシップを余すことなく点在させています。
上の画像はTriple(トリプル)。セミダブル2台とソファベッド1台があり、最大4人で泊まれるお部屋。こちらはバスタブ付きです。
カップル、グループ、家族でワイワイ過ごす旅行にピッタリ。まるで自分の部屋にいるようにリラックスできるので、長期滞在にもおすすめです。
写真:なおぢ はるみ
地図を見る歯ブラシ、ヘアブラシ、パジャマ、スリッパは、サスティナブルな配慮から、必要な人が必要なモノを選ぶセルフスタイルです。パジャマはワッフル生地で仕立てた「OF HOTEL」オリジナルで、軽く肌触りの良い着心地。訪れた際はぜひチョイスしてくださいね。
写真:なおぢ はるみ
地図を見る「OF HOTEL」の2Fラウンジは併設のカフェと繋がっていて、宿泊者と地元の人達が、それぞれに寛げるパブリックスペース。開放的な空間なので、自然にコミュニケーションが生まれます。美味しいコーヒーをのんびり味わうのもよし、地元民との交流を楽しむのもよし。
写真:なおぢ はるみ
地図を見る特筆すべきは、ひときわ存在感を放つ、ソファ上の照明!
なんと、青森のねぶた職人(ねぶた師)が制作したもの。東北三大祭のねぶた祭りの技術がラウンジを優しく照らし、その下のソファで寛ぎながら地元民と出会えるなんて、どこに泊まるより濃い東北旅になりそう!
写真:なおぢ はるみ
地図を見るラウンジの本棚には、東北の作家の本や地元でしか読めないZINE、旅にまつわるエッセイ、画集などがセレクトされています。より深く東北を知り、東北カルチャーに出会えるエッセンスが、あちらこちらに散りばめられていますよ。
「OF HOTEL」併設の「DARESTORE COFFEE ROASTERY(デアストア コーヒーロースタリー )」は、美味しいと人気のカフェ。宿泊者は、ここのモーニングをお得なお値段でいただけます。
上の画像は、クロワッサンのセット。サックサクのクロワッサンとパリッと新鮮な葉野菜サラダ、季節のスープやドリンクもついて、ヘルシーながら大満足のボリューム感です。バナナブレッドのセット、自家製グラノーラ(with季節のフルーツヨーグルト)のセットもあり、2泊、3泊してもメニューを変えて楽しめますね。
写真:なおぢ はるみ
地図を見るお店に焙煎機があり、自家焙煎でフレッシュなスペシャリティコーヒーを提供しているので、とにかくコーヒーメニューがとびきり美味しい! モーニングで1杯、カフェタイムにも1杯と、リピートしたくなるカフェです。
コーヒー類を注文すると、動物の絵が描かれた可愛いカードが添えられ、裏面にはフレーバーの説明や生産情報が表示されています。
写真:なおぢ はるみ
地図を見る飲んだコーヒーが気に入れば、カードを辿ってそのコーヒー豆が買える仕掛け。美味しいコーヒー豆を、仙台のお土産にするのもアリですね。
「OF HOTEL」には、東北の歴史と現在と未来までも感じられる様々な魅力に溢れています。柔らかな光を届ける照明、美しいフォルムの木工家具、東北の表現者のアート作品etc…。それらを存分に体感し癒しや刺激を得て、自分の日常にも学びを得るこのライフスタイルホテルの存在は貴重です。あなたもきっと、泊まった後に「仙台はいいところだな、また来たいな」と、東北推しになっていること請け合い。ぜひ泊まってみてくださいね。
2025年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索