水の都「バンベルク」は遊覧船で。船上から眺めるドイツ世界遺産

水の都「バンベルク」は遊覧船で。船上から眺めるドイツ世界遺産

更新日:2025/09/05 10:21

浅井 みら野のプロフィール写真 浅井 みら野 総合旅行業務取扱管理者、全国通訳案内士(英語)、世界遺産検定2級、JSBA スノーボード バッジテスト 1級
中世の面影が色濃く残り、おとぎ話のような町並みが人気の「バンベルク(Bamberg)」。フランクフルトやミュンヘンから日帰りで訪れることができ、旧市街全域が世界遺産に登録された、ドイツでも特に広範な文化遺産です。町の中心を流れるレグニッツ川では、1日4〜6便の遊覧船が運航。約80分のクルーズでは、代表的な観光名所の旧市庁舎や小ヴェネツィアの風景を水上から間近で楽しめます。

普段とは違う目線で眺める、中世の世界

普段とは違う目線で眺める、中世の世界

写真:浅井 みら野

「バイエルンの真珠」。海から数百kmも離れたドイツ南部のバイエルン州にありながら、人々はこの町をそう呼んでいます。赤茶色の屋根に伝統的な家々。長い歴史の中でも災害や戦禍を免れ、繁栄した往時の雰囲気が今もなお顕在なことから、人々はこの奇跡の町を称えてきたのです。

普段とは違う目線で眺める、中世の世界

写真:浅井 みら野

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特に中心地であるレグニッツ川沿岸は人気の観光エリア。ランドマーク的存在の旧市庁舎は川にまたがるように建てられ、遊覧船もこの近くから出発します。春から秋のハイシーズンには1時間ごとに出航するほど人気のアクティビティ。クルーズの前に受付があるのでそこで当日チケットを購入できます。

屋内外デッキで楽しむ船旅

屋内外デッキで楽しむ船旅

写真:浅井 みら野

デッキは屋内と屋外の2フロアがあり、寒かったり暑かったりしたらすぐにエアコンが効いた室内に移動できるので安心です。窓も大きく、さながら動く絵画を眺めるように世界遺産の風景を堪能できます。

屋内外デッキで楽しむ船旅

写真:浅井 みら野

とはいえ、燦々と輝く太陽と川面を伝う風を感じる屋外デッキがやっぱり人気の席。船ではドリンクを注文できるので、ビールやワインを嗜みながらクルーズを楽しむ人たちが多いです。

旧市街からすぐ、小さなヴェネツィア

旧市街からすぐ、小さなヴェネツィア

写真:浅井 みら野

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旧市街を出発し、進路は北へ。最初のハイライトが、中世ヨーロッパを彷彿とさせる家々です。かつて川を生業とした漁師が暮らしていたエリアになります。

旧市街からすぐ、小さなヴェネツィア

写真:浅井 みら野

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建物の高さも色もまちまちですが、まるで寄り添うように立ち並ぶ様子が何とも愛らしいです。その魅力的な景観から小さなヴェネツィアを意味する「Klein Venedig(クライン・ヴェネディヒ)」と呼ばれています。17世紀ごろに建てられた住宅ですが、今でも窓辺には花々が飾られ、住民に大切にされている様子にもほっこりします。

水門を経て、クルーズは新世界へ

水門を経て、クルーズは新世界へ

写真:浅井 みら野

住宅街を抜け、手が届きそうなほど低い橋をくぐると、待ち構えているのが水門です。細い水路ながら、船はこの水門にぴったりと収まるように設計されています。また乗組員が臆することなく船から水門の間を軽やかに行き来する俊敏さも必見です。

水門を経て、クルーズは新世界へ

写真:浅井 みら野

やがて水が徐々に放出され、周囲の壁が現れてくる様子はまるで某テーマパークのアトラクションのよう。水門を抜けるといよいよクルーズの後半が始まります。

船でたゆたう、バンベルク

船でたゆたう、バンベルク

写真:浅井 みら野

目の前は一気に青空、緑の木々といった自然豊かな景色が。かつて園芸博覧会の会場だったエルバ島(Erbainsel)は、今では市民の憩いの場です。近くには世界的に活躍するドイツ有数の交響楽団「バンベルク交響楽団」の本拠地であるコンサートホールも見えてきます。

船でたゆたう、バンベルク

写真:浅井 みら野

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エルバ島の先端(Aussichtspunkt Erba-Spitze)は、川の風景を楽しめるよう整備されていて、夕日の絶景スポットとして話題。そこから先は貨物船やクレーンなど港らしい風景に様変わりし、最後に船は方向転換をして、出発地点へと戻っていきます。

動画:浅井 みら野

80分ほどのクルーズは、まるでおとぎ話に登場しそうなメルヘンな町並みから、自然豊かなエリアへと景色が移ろいゆき、この船ならではのゆったりした行程が情緒を感じさせます。短時間で多くのものを見るのではなく、時間をかけてバンベルクを感じる。場所だけでなく昔と今という時間の流れも遊覧船は行き来しています。

リバークルーズの基本情報

住所:Am Kranen 11, 96047 Bamberg
電話番号:+49(0)951-26679
フェリー運航時間:
5月〜10月中旬 11:00/12:00/13:00/14:00/15:00/16:00
(月・火曜のみ 11:00/12:30/14:30/16:00)
2025年3月29日〜4月30日、10月14日〜11月10日 14:00のみ
※12月・1月・2月は運休
料金:大人13EUR、子ども(14〜17才) 8EUR、子ども(3才〜14才)6EUR

2025年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2022/06/19−2022/06/20 訪問

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