写真:Hiroko Oji
地図を見るメーラレン湖に浮かぶ大小14の島々からなり“水の都”“北欧のヴェネツィア”とも言われるスウェーデン首都のストックホルム。13世紀半ばにその歴史が始まった北欧最大の都市で、水の上に浮いているような都市景観が美しい街です。
この街を代表する見所のひとつが市庁舎。スウェーデン建築家のラグナス・オストベリの設計で1911年〜1923年にかけて造られた赤煉瓦の建物です。高さ106mのタワーには上ることができ、向かいに広がるガムラ・スタンをはじめ市街を一望できます。
市庁舎内はガイドツアーで見学が可能。美しい回廊と敲仕上げの赤煉瓦の壁に囲まれた「ブルーホール」と呼ばれる会場では、ノーベル賞授賞式後の晩餐会が開かれます。また、市議会議事堂、王子のギャラリー、3つの王冠の間、豪華な金色のモザイクで埋められた「黄金の間」などが見所です。
写真:Hiroko Oji
地図を見るユールゴーデン島には写真の北方民族博物館をはじめ、野外博物館となるスカンセン、ヴァーサ号博物館、ヴァイキング博物館、アバ博物館などの博物館が集まっており、トラムで簡単にアクセスできます。
また、中世からの町並みが素敵な旧市街のガムラ・スタンには街の代表的存在となるスポットが満載。バロック&ロココ様式の建築で、豪華なインテリアの王族の居室が並ぶ王宮をはじめ、大聖堂、ノーベル博物館、貴族の館、ドイツ教会、リッダーホルム教会など見所がギュッと密集しています。
写真:Hiroko Oji
地図を見るさらに、街の中心地からメトロとバスを乗り継いで、あるいは宮殿行きのフェリーに乗ること約1時間のロケーションにあるのが「ドロットニングホルム宮殿」。メーラレン湖に浮かぶローベン島にあり、王宮・宮廷劇場・中国離宮・庭園が世界遺産に登録されています。
17世紀に建築が始められ18世紀に今の姿に完成した、現王室がお住まいの宮殿で、王室のプライベート部分には立ち入れませんが、それ以外は一般に公開されています。
写真:Hiroko Oji
地図を見るこの見所満載の街を満喫するのにお薦めのホテルが「Queen’s Hotel by First Hotels」。ライオンの像がどの四つ角にも鎮座し頭上に赤い傘のオブジェがずらりと並ぶ繁華街のメインストリートのドロットニングガータンと、色とりどりに彩色された白鳥が頭上に並ぶクングスガータンの一筋北にあるオロフ・パルメスガータンとの交差する角にあって、中央駅から徒歩10分もかかりません。フェリーターミナル行きのバスやユールゴーデン島方面行きのトラム、メトロを利用する際にも便利なロケーションです。
写真:Hiroko Oji
地図を見る「Queen’s Hotel by First Hotels」は、1800年代の建築とモダンなデザインが融合したブティックホテル。24時間対応のフロントでは、フレンドリーで丁寧な対応のスタッフが常駐しています。フロント向かいには落ち着いて寛げるロビースペースが広がります。
チェックインタイムは15:00〜。それより早い到着の場合は連絡しておけばできる限りお部屋の準備をしてくれますが、間に合わなければフロントで荷物を預かり、お部屋の準備が済み次第スタッフがお部屋まで運んでおいてくれます。チェックアウト後の荷物預かりも鍵のかかるお部屋での保管で完璧です。
写真:Hiroko Oji
地図を見る館内ではすべてのお部屋にエレベーターでアクセスできます。が、このエレベーター、レトロ感満載で自分で扉を開け閉めして利用します。
またメンテナンス中などで利用できなければ、エレベーターをぐるりと取り巻く螺旋階段を利用することになるのですが、途中で中庭やテラスに出ることもでき、階段利用も楽しくなります。
写真:Hiroko Oji
地図を見る客室は、シングル・ダブル・ツイン・トリプル・4人用など全部で62室、どのお部屋もシンプルながら明るい色調でスタイリッシュに装飾されています。
一例のシングルルームは、スーツケース広げっぱなしにしておけるスペースがあり、広めで寝心地良いシングルベッドはスウェーデンのブランド「スカンジナビア・デラックス」です。テレビ、デスクセット、肘掛け椅子、アイロン設備、ドライヤー、ティッシュ、ボールペンとメモ帳、扇風機など備わります。コンセントは使いやすい位置にあり、無料Wi-Fiもサクサク利用できます。
写真:Hiroko Oji
地図を見る中庭に面したお部屋からは、建物に囲まれた中庭が見られ、お庭に出ることも可能です。
写真:Hiroko Oji
地図を見るお部屋には電気ポットなどは置いていないのですが、フロント前の棚にホットドリンクやお水の無料サービスがあり、いつでも自由に頂けます。
写真:Hiroko Oji
地図を見るバスルームにはバスタブはなく、シャワーオンリー。温度調節がしやすくすぐに熱いお湯が出、水圧・水捌けも良好です。シャワーブースは狭くはないのですが、お湯を出すとシャワーカーテンが体に張り付くのが難点です。
写真:Hiroko Oji
地図を見るバスアメニティはボトル入りのシャンプーとコンディショナー、洗面台にはハンドソ−プのみですので、他に必要なものがある方はご自分で用意なさってくださいね。
写真:Hiroko Oji
地図を見る旅先での楽しみの一つ朝食は、7:00〜10:00(土・日は8:00〜11:00)の間に、フロント奥の朝食ルームで提供されます。
たいていのホテルなら開始時間になったらスタッフがドアを開放してくれるのですが、ここではちょっと違います。スタッフは開けてくれませんので、自分でドアを開けて入るようにしてくださいね。いつまで待っていてもドアは閉まったままです。
写真:Hiroko Oji
地図を見るお料理はホットメニューもコールドメニューも定番ではありますが種類がそろっていて、グルテンフリーのオプションも用意されており、コの字型になったビュッフェ台に並べられます。
ホットメニューには、スクランブルエッグ、パンケーキ、ソーセージやベーコンなどが用意されています。
写真:Hiroko Oji
地図を見るコールドメニューには数種類のハム&チーズはもちろんのこと、トマトやキュウリ、パプリカなどの生野菜、ピクルス、レバーペースト、カットフルーツ&丸ごとフルーツ各種、シリアル類、ケーキ、クッキー、数種類のパンやクロワッサンなどが並びます。
首都のストックホルムで宿泊を考えると、有名な観光地価格でかなり高額な料金になってしまいます。予算内で探すと窓無しのお部屋になることも多々あって、閉塞感が伴う場合も。そんな中で、比較的リーズナブルで交通機関を利用しやすく、不自由なく過ごせる設備が整い窓もあるお部屋を探す人にお薦めなのが、「Queen’s Hotel by First Hotels」。朝食も定番ではありますがホット&コールドのメニューがそろっていてゆっくり楽しめます。
見所満載のストックホルムで、リーズナブルに宿泊をお考えの方、どうぞご参考になさってください。
2025年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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