足利将軍家ゆかりの紅葉の名所!京都府八幡市「善法律寺」

足利将軍家ゆかりの紅葉の名所!京都府八幡市「善法律寺」

更新日:2025/11/10 15:16

乾口 達司のプロフィール写真 乾口 達司 著述業/日本近代文学会・昭和文学会・日本文学協会会員
大阪府との府境に位置する京都府八幡市は、石清水八幡宮の鎮座する男山を中心に広がる地域。「背割堤」と呼ばれる桜の名所があることでも知られているところですが、紅葉の季節には「善法律寺(ぜんぽうりつじ)」という寺院でも境内が赤く色づき、訪れるものを楽しませてくれます。今回は足利将軍家ゆかりの紅葉の名所・善法律寺の紅葉をご紹介しましょう。

足利将軍家ゆかりの「善法律寺」

足利将軍家ゆかりの「善法律寺」

写真:乾口 達司

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善法律寺は、京都府八幡市のある寺院。鎌倉時代の中期に当たる正嘉年間(1257年〜1259年)、石清水八幡宮の法務寺院として、八幡宮第27代検校善法寺宮清がみずからの邸宅を僧坊とし、奈良・東大寺の実相上人を招いて開山したことにはじまります。

室町時代に入ると、宮清の曾孫に当たる紀良子(きのよしこ)が足利幕府第2代将軍・義詮に側室として嫁ぎ、後に第3代将軍となる義満を生んだことから足利幕府とのかかわりも深く、義満のほか、第6代・義教、第8代・義政と、歴代の将軍も参詣しています。

足利将軍家ゆかりの「善法律寺」

写真:乾口 達司

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善法律寺に参詣したら、まずは本堂にお参りしましょう。1639年(寛永16)頃の建立とされる本堂は神仏習合の名残りをとどめる貴重なもので、京都府指定文化財となっています。堂内には八幡市指定文化財である本尊・八幡大菩薩像や脇仏である愛染明王像、不動明王像などが安置されていますが、本堂内部の拝観には事前の予約が必要。

この機会に事前に連絡し、本堂にあがらせていただきましょう。

色あざやかな境内の紅葉

色あざやかな境内の紅葉

写真:乾口 達司

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写真は、本堂とともに、京都府指定文化財となっている表門からのぞんだ境内の写真。ご覧のように、紅葉の季節となると、樹木があざやかな色彩を放ちます。

色あざやかな境内の紅葉

写真:乾口 達司

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石畳の参道両脇の樹木も赤く色づいています。

色あざやかな境内の紅葉

写真:乾口 達司

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境内にある池の周辺も色づいており、水面に映える赤や黄の色彩が訪れるものを魅了します。

善法律寺では、本堂内部の拝観は予約が必要な上に有料となりますが、境内の散策は自由です。その点もありがたいですね。

駐車場付近の紅葉

駐車場付近の紅葉

写真:乾口 達司

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境内の南側には参詣者用の駐車場が完備しており、その周辺にもあざやかな紅葉が見られます。一列に居並んだ石仏と紅葉の組み合わせはお寺にふさわしく、善法律寺の紅葉を印象付けるものとなっています。

駐車場付近の紅葉

写真:乾口 達司

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写真の大きな五輪塔は、八幡の律家五ヶ寺の一つであり、善法律寺の近くにあった大乗院のものと伝わる五輪塔。大乗院は戊辰戦争の折に焼失。その後は廃寺となったため、善法律寺に引き取られました。

鎌倉時代の作と推定される大きな五輪塔とセットで、紅葉をご覧ください。

駐車場付近の紅葉

写真:乾口 達司

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石塔はほかにもあり、背景の紅葉と絶妙にマッチしています。

陽の光に映える紅葉

陽の光に映える紅葉

写真:乾口 達司

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お天気のよい日であれば、陽の光が紅葉を照らし出し、幻想的な光景を見せてくれます。善法律寺には、お天気のよい日に参詣しましょう。

陽の光に映える紅葉

写真:乾口 達司

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紅葉をめぐりながら、ほかに目をやると、ナンテン(南天)が鈴なりに赤朱色の実をならせる光景も見られます。晩秋から冬のはじめにかけて実のなるナンテンは、冬の到来を告げる樹木。冬はもうすぐそこまで来ています。

善法律寺の紅葉、いかがでしたか?駐車場も完備しているため、お車での来場も可能。八幡市の紅葉のメッカである善法律寺で彩りの秋をお楽しみください。

善法律寺の基本情報

住所:京都府八幡市八幡馬場88-1
電話番号:075-981-0157
拝観時間:午前9時〜午後5時
拝観料:本堂内部の拝観のみ500円以上を志納(境内は自由)
アクセス:京阪本線「石清水八幡宮駅」より徒歩約15

※例年の見頃は11月下旬から12月上旬です

2025年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2024/12/01 訪問

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