「オベロイアマールヴィラス」は、インドのホテルでは非常に珍しく、ホテル内はチップが不要です。慣れないチップの習慣に日本人旅行者はストレスを感じることもよくあります。しかし、オベロイアマールヴィラスは、スーツケースの運搬や部屋の呼び出しなど一切チップを受け取りません。
宿泊者にストレスを全く感じさせないホスピタリティー、すばらしいの一言に尽きるサービスです。
オベロイアマールヴィラスは“タージマハルが全部屋から見える”ことで有名なホテルですが、それ以上にスタッフのお客様に対するサービスがホテルの居心地の良さ、質を高めています。
オベロイアマールヴィラスの部屋タイプは「プレミアルーム(38部屋)」、「プレミアルームバルコニー付き(55部屋)」と「4つのタイプのスイート(計5部屋)」に分かれています。
バルコニーがあるかないかの違いだけでよりリーズナブルな「プレミアルーム」を選択する方がいらっしゃいますが、ここは奮発して1泊1部屋約7,000〜10,000円増しのバルコニー付きを指定しましょう。
おススメする理由は、バルコニー付きは窓が開くということ。バルコニーなしはセキュリティー上窓が開きません。せっかく部屋からタージマハルが見えても窓ガラス越しだとやはり残念です。
バルコニーがあるかないかというよりも、窓が開くのか開かないという違いがポイントなのです。
オベロイアマールヴィラスを「宮殿ホテル」として扱っている旅行代理店もありますが、厳密には宮殿ホテルではありません。マハラジャが居住したことがなく、建物もホテル業を目的として建築しています。しかしながら、宮殿ホテルを超えるセレブなムードがホテル全体に漂っていることは間違いございません。タージマハル周辺で宮殿の雰囲気を味わいたいなら、迷わずオベロイアマールヴィラスに泊まりましょう。
フロントのドーム型の高い天井。ソファやシャンデリアなどの調度品。インドの桁違いの富裕層を納得させるホテルの雰囲気を味わいながら、時間が許す限りホテル内を散策しましょう。アマールヴィラスは、プールサイドも他のホテルにはないラグジュアリーな雰囲気満点です。イチオシはライトアップされた夕刻〜夜の温水プール。水着をお忘れなく!
オベロイアマールヴィラスは、宿泊者をとても大切にするホテルです。他のホテルとの決定的な違いは、チェックインが始まり夕刻になると宿泊者以外はホテルに入ることができなくなること。夕暮れ時から宿泊者限定の極上のサービスが始まります。
無料のサービスで一番のおススメは、夕方から日没にあるインドの伝統舞踊。約40分間の伝統舞踊をプールサイドで鑑賞することができます。チェックイン時に渡されるマネージャーからの感謝状に、その日の民族舞踊の開始時間が書かれています。もちろんフロントやボーイに聞いても開催する場所と時間を確認することができます。
ホテルの無料のサービスとはいえ、本格的なインドの伝統舞踊なので、できれば16時までにはチェックインをして余裕をもって伝統舞踊の時間を待ちましょう。
※オベロイアマールヴィラスの伝統舞踊は基本的に毎日開催されますが、オフシーズン4〜9月は伝統舞踊を行わない日もあります。
知る人ぞ知るインドの絶品レストラン「イスファハン」。インドの伝統舞踊と同じく、イスファハンは夕食限定、そして宿泊者限定です。チェックイン時に予約をするスタイルの完全予約制のレストランです。
おススメメニューはインド風炊き込みご飯のチキンビルヤ二とマトンカレーです。インド最高峰の味をお楽しみください。
朝食はチーズやサラダがおいしいコンチネンタルスタイルの朝食です。インド料理というよりは軽めのヘルシーなメニューが並びます。
オベロイアマールヴィラスに宿泊するときのおススメポイントをまとめます。
・部屋はバルコニー付きを指定しましょう!
・チェックインは遅くても16〜17時までにしましょう!
・チェックイン時にレストラン「イスファハン」の予約と夕刻の伝統舞踊の時間をチェックを忘れずに!
・水着を持って行ってプールサイドで優雅なひとときを!
SPAの予約はチェックイン時ではなく、ホテル予約時にしましょう。トリートメントルームが5部屋しかなくホテルの規模を考えると少ないです。チェックイン時にSPAの予約をしようとしても繁忙期は予約ができません。
一生の1度のタージマハル観光の後は、生涯忘れることができない極上のホテル「オベロイアマールヴィラス」で、夢のようなひと時を過ごしましょう!
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