写真:乾口 達司
地図を見る三朝神社は、その名のとおり、鳥取県東伯郡三朝町に鎮座する神社。大正年間に近隣の湯村地区・外谷地区・砂原地区の神社を合祀したことにより、まつられている祭神は大己貴命(大国主命)、素盞嗚命、誉田別命、大山祇神、武内宿禰などとさまざまです。そのため、地元・三朝町の総鎮守的な存在とされている神社となっています。
三朝神社は三朝温泉の中心部から徒歩5分ほどのところにあり、温泉街を散策する途中でもふらりと立ち寄れます。
写真:乾口 達司
地図を見る三朝町の総鎮守的な存在にふさわしく、拝殿の軒下に飾られたしめ縄も大きく、三朝神社の社格の高さがうかがえます。
写真:乾口 達司
地図を見る三朝神社に参拝した折には、ぜひ足を運んでいただきたいのが、こちらの手水舎(ちょうずや)。手水舎とは、本殿や拝殿に参拝する前に手や口を清めるところであり、神社にはしばしば見られる施設です。
三朝神社の手水舎には、大きな自然石の上部にくぼみをつくり、そこに清めの水をためるための手水鉢が安置されています。
写真:乾口 達司
地図を見る手水鉢には「安政二年」の年号が刻まれており、1855年8月、三朝神社に奉納されたものであることがうかがえます。
写真:乾口 達司
地図を見る三朝神社の手水舎の特色は、手水鉢に流れ込む水が温泉であること!泉質は三朝温泉の泉質と同じ放射能泉(ラジウム泉)であり、もちろん、源泉かけ流し!地元では「神の湯」とも呼ばれています。写真をご覧いただくと、うっすらと湯気が立ちのぼっていること、おわかりいただけるのではないでしょうか。
放射能泉では、温泉にふくまれるラジウムが空気に触れ、分解されることで発生するラドンを吸引することで、人体の免疫力や治癒力が高まるとされています。もちろん、飲用も可能(ただし、放射能泉であるため、過度の飲用は厳禁)。つまり、こちらの手水舎は、手や口を清めるという通常の用途のほか、ラドンの吸引や適度の飲用という用途も兼ねそなえたものなのです。
手水が温泉とは、さすが三朝温泉に鎮座する社ですね。
写真:乾口 達司
地図を見る三朝神社では、社叢にも注目しましょう。樹高28メートル、樹齢500年といわれているムクノキ、樹高25メートル、樹齢300年といわれるタブノキを筆頭に、二十メートルを超えるケヤキ、カゴノキ、エノキ、イチョウなどの高木がたくさん生えています。それぞれの樹勢も強く、神の鎮座する森として、地元の方たちから大切に守られていることがわかります。
写真:乾口 達司
地図を見るとりわけ、手水舎の背面にあるムクノキは、1929年(昭和4)に製作され、大ヒットした映画『三朝小唄』のなかにも登場する御神木。『三朝小唄』の時代からまもなく100年になろうかというのに、いまなお青葉をしげらせ、力強く成長しています。
写真:乾口 達司
地図を見る三朝神社では、一般的な絵馬のほか、地元・三朝町初の「みささ温泉観光大使」となった「三朝歌蓮(みささかれん)」をモデルにした絵馬も用意されています。
旅の記念にお願い事を綴り、奉納してみてはいかがでしょうか。
写真:乾口 達司
地図を見るおみくじも用意されているため、おみくじをひいた後は、上でも紹介したように、社叢の樹木に結びつけましょう。
三朝神社が三朝温泉の地ならではの魅力に富んだ社であること、おわかりいただけたでしょうか。とりわけ、手水に温泉が使われているのは、三朝温泉ならではの趣向。三朝神社に参拝し、ご自身で「神の湯」の魅力に触れてみてください。
住所:鳥取県東伯郡三朝町三朝796
アクセス:日ノ丸自動車バス「温泉南口」停留所より徒歩2分
2026年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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