壮麗な内装と美術品に溢れる「アックルシオ宮殿」にはボローニャ市庁舎も!

壮麗な内装と美術品に溢れる「アックルシオ宮殿」にはボローニャ市庁舎も!

更新日:2026/01/16 11:23

Hiroko Ojiのプロフィール写真 Hiroko Oji ヨーロッパ一人旅愛好家
古くから交通の要衝地として栄え、中世・ルネッサンス・バロック時代の息吹が感じられるイタリア「ボローニャ」は、美食の町、芸術の町、ヨーロッパ最古の大学がある町として知られ、ポルティコ群が世界遺産の古都です。

この町の中心地がポデスタ館やサン・ペトロニオ聖堂が面するマッジョーレ広場。広場西に面して市庁舎の入る「アックルシオ宮殿」も堂々と聳えます。壮麗な内装の居室に素晴らしい美術品!圧倒されます。

マッジョーレ広場に面する「アックルシオ宮殿」

マッジョーレ広場に面する「アックルシオ宮殿」

写真:Hiroko Oji

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ボローニャの町の中心地となるマッジョーレ広場。市民や観光客が訪れる主要な建物は、この広場を取り囲むように建っており、ボローニャ県観光局のオフィスもそのうちの建物の一つポデスタ館に入り、日本語版のガイドブックも売られています。

広場の西側に面しているのが、市庁舎の入る「アックルシオ宮殿」。別名「コムナーレ宮」ともいわれ、ボローニャで最も重要な宮殿の一つで、1336年からは市の自治体本拠地となっていて市庁舎が入っています。

マッジョーレ広場に面する「アックルシオ宮殿」

写真:Hiroko Oji

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アックルシオ宮殿中央の正門上部から広場を見渡しているのは、1582年に太陽暦改革を実施したボローニャ出身のローマ法王・グレゴリウス13世をあらわしたブロンズのモニュメント。左右の神殿を思わせる柱の中央にあるブロンズ像で、建物の左端には15世紀に設置された時計塔が聳えています。

マッジョーレ広場に面する「アックルシオ宮殿」

写真:Hiroko Oji

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門をくぐって奥に進むと、それまでの喧騒とはうって変わっての静まり返った中庭。柱頭装飾のある煉瓦造りの列柱と連続アーチが中庭を取り囲んでいます。

最初の大ホールから目を奪われる装飾が!

最初の大ホールから目を奪われる装飾が!

写真:Hiroko Oji

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階段を上って2階にある最初のホールが、チケット売り場や礼拝堂に入る扉のある広い空間です。

このホールの一角から時計塔に上れる入り口もあり、塔に上る場合は広場に面したポデスタ館に入る観光案内所でチケットを購入してからアクセスしてくださいね。

最初の大ホールから目を奪われる装飾が!

写真:Hiroko Oji

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大ホールの天井には美しいフレスコ画と木彫りが施された格間装飾が、壁面には歴史を伝える大きなフレスコ画がいくつも掲げられています。

最初の大ホールから目を奪われる装飾が!

写真:Hiroko Oji

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ホールの扉のひとつを進むと小さな礼拝堂があります。

木製の天井に、壁面には聖母や聖母子像の描かれたフレスコ画をはじめ半分消えかけたままになったフレスコ画がいくつも残されています。

見事な天井画のホールから各部屋に

見事な天井画のホールから各部屋に

写真:Hiroko Oji

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この建物はもともとは裕福な大学教授アックルシオ氏の邸宅だったため、豪華な造り。中世の雰囲気がしっかり残されています。

ギャラリーのような縦に長い大ホール「ファルネーゼ・ホール」は、以前は「王室の間」と呼ばれていたもので、1665年に枢機卿ジロラモ・ファルネーゼによって再建されました。天井には素晴らしいフレスコ画が端から端まで続き、壁面には絵画や彫刻がズラリと並んでいます。このホールからは、内装が素晴らしく美術品や上品な家具が展示されるいくつもの部屋にアクセスできます。

見事な天井画のホールから各部屋に

写真:Hiroko Oji

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見事な美術品や内装に圧倒される部屋が続きます。天井には装飾画が施されたり、格間装飾になっていたりと、それぞれの部屋によって個性があって見比べるのも面白いほど。

見事な天井画のホールから各部屋に

写真:Hiroko Oji

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天井や壁面のフレスコ装飾画はもちろんのこと、「ウルバーナ(紋章)の間」には四方の壁面いっぱいに188枚の紋章が描かれていて、見応えたっぷりの室内です。

美術品や内装の素晴らしい居室の数々

美術品や内装の素晴らしい居室の数々

写真:Hiroko Oji

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また、赤や黄色、緑色など各居室ごとに壁紙の色が違っていて、それぞれ当時の裕福な生活が再現されている部屋が続く中、肖像画などの絵画や陶器製の壺、木彫りの施された木製家具、調度品などが置かれ、上品な雰囲気に包まれています。

美術品や内装の素晴らしい居室の数々

写真:Hiroko Oji

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風景画が天井や壁面に施される「ボスケレッチャの間」には、ハヤズの絵画『ボアズの畑のルツ』やアントニオ・カノーヴァのテラコッタ彫刻『アンポッリーノ(小さいアポロ)』が置かれ、まるで美術館の一室のようです。

美術品や内装の素晴らしい居室の数々

写真:Hiroko Oji

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絵画や彫刻がズラリと並ぶお部屋も続く宮殿内です。

また、3階には20世紀の画家ジョルジュ・モランディの作品を展示する「モランディ美術館」が入っており、美術好きには外せないスポットとなっています。

市議会ホールも見学可能

市議会ホールも見学可能

写真:Hiroko Oji

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豪華な部屋が並ぶ宮殿内は、現役の市庁舎としても利用されており、会議室には天井や壁面に素晴らしいフレスコ画が残され、入ることができます。

1階のコミューン会議室はボローニャ元老院の会合の場。アンジェロ・ミケーレ・コロンナとジョアッキーノ・ピッツォーリによるバロック様式のギャラリー天井があります。

市議会ホールも見学可能

写真:Hiroko Oji

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会議のない時には、マイクやパソコンが設置された議長席や議席に座ることも可能です。

市議会ホールも見学可能

写真:Hiroko Oji

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フレスコ画は、平面なのに凹凸があるように見えるもので、こんな素晴らしいお部屋で会議ができることを羨ましくさえ感じてしまいます。

アックルシオ宮殿は、マッジョーレ広場に面しておりアクセスしやすいロケーション。広場から見るだけでもその外観に見惚れるほどですが、宮殿内に入ればさらに釘付けになるほど素晴らしい室内を見学できます。また、気象状況によってクローズされることもある塔に上れば、この素晴らしい古都を高い所から見渡すこともできますので、ぜひご訪問くださいね。

アックルシオ宮の基本情報

住所:Piazza Maggiore,6,40121 Bologna BO
電話番号:+39-051-203040
開館時間:10:00〜18:30

2026年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2024/12/07−2024/12/09 訪問

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