慶良間諸島の中で有人の島は、渡嘉敷島・座間味島・阿嘉島・慶留間島の4島。どの島にもダイビングショップがありますが、もっとも数が多いのは座間味島。今回は、座間味島でのダイビングについて紹介します。
慶良間諸島への玄関口となるのは、那覇・泊港。那覇空港からは、タクシーでの移動が便利です。座間味島への定期船は1日1便、高速船は1日2便。定期船と高速船は微妙に乗り場が異なるので、タクシーで向かうときは、どちらか必ず運転手さんに伝えよう! なお、繁盛期は船も混み合うので、予約がないと乗れないことも!事前の予約がおすすめ。
港を出ると、そこはもう東シナ海。波が高いと揺れることもあり、船酔いしてしまうことも。島について船酔いしたまますぐにダイビングは体力的にもきついので、慶良間に一泊して体調を整えて翌朝のダイビングに備えるのがお勧め!
のんびりとした島で泊まって、おいしい沖縄料理を食べながら、明日のダイビングの事を考えるのも楽しいでしょう。
なお、慶良間での宿泊については、ダイビングショップが併設されている宿も多く、ショップの予約の際に宿泊についても聞いてみるといいかもしれません。
慶良間諸島は、もう島のすぐ周りに、見事なサンゴ礁がいっぱい。だから、ダイビングポイントも何しろ近い!(平均して座間味港から15分)さらに、島々に囲まれているため、波もあまりなく穏やか。みごとなサンゴ礁の周りには、カラフルなお魚がいっぱい!また比較的浅いところでダイビングすることが多く、安全停止も海底でお魚を見ながらのことが多いので、減圧症の心配も少ない。初心者にもストレスの少ないダイビングができます。
魚の他にも、見どころはいっぱい。七番崎は、高率にカメを見られるスポットとして有名です。マンタもみたいところですが、いつも必ず同じポイントにいるわけではなく、大潮のときが狙い目だとか。
シーズナリティーですが、台風の直撃がなければ、年中穏やかな海のため、まさに1年中がベストシーズン! 初心者の方は、水温が比較的高い、6月〜11月がおすすめでしょうか。ベテランダイバーの方々には、やや水温が下がってくる冬も、実はおすすめ。ドライスーツがなくても、6.5mmのウエットスーツであれば、冬もダイビングできます。この時期は、クジラが慶良間にたくさんやってくるので、ダイビングを楽しみながら、休憩中にはホエールウオッチングまでできる可能性があります。
ファインディング・ニモで一躍有名になった、クマノミ。実は、クマノミにはいろんな種類があるのをご存じでしょうか?座間味島には、いろんな種類のクマノミが生育していることでも有名!日本で見られる6種類のクマノミ全てがここに住んでいるのだ。なかでも、特に、希少なのは、トウアカクマノミ!茶色の体に白い頭部のバンド及び背中の鞍掛け模様が特徴のクマノミで、個体によっては背中から見ると鞍掛け模様がハートのように見えるものもいます。7月前半であれば、トウアカクマノミが産卵した卵を守る姿が見られます。(写真の下の赤いプツプツが卵)
クマノミはかわいいのですが、意外と気が強く、近づくと、敵を攻撃する習性があります。かわいいクマノミの姿をとろうとカメラに夢中になってつい近づきすぎると、敵と思われて、指などをかまれたりするので、要注意です。
初心者におすすめは、ザマミセーリング。
社長自慢の大型のカタマランヨットは、比較的揺れも少なく、船内も広くて安心です。船尾には大きなタラップがあり、初心者ダイバーが器材を背負って海に入るのも、楽になっています。
また、大人がダイビングしている間、子供にも、シュノ―ケリングや釣りで、慶良間の海で楽しませてくれるので、ファミリーでのダイビング参加も気軽!
初心者ダイバーも、ファミリー付きダイバーもみんなで慶良間諸島の海を十分に楽しませてくれる、優しいショップです。
国立公園にも指定された慶良間諸島の海は、一度見ると虜になってしまうほど、きれいです。初心者の方も臆することなく、ぜひ、慶良間の海を楽しんでみてください。
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(2025/2/11更新)
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