写真:Hiroko Oji
地図を見るストックホルム王宮は、13世紀中ごろに建てられたトレー・クローノル城が1697年の火災で焼失し、1754年に再建された煉瓦造りの建物。ファサードの外装表面は砂岩で、屋根は銅で覆われ、宮殿の屋根の全外周は石製の欄干で囲まれています。
バロックとロココ様式で建てられた王宮には609室あり、昔は王族が住んでいたこともありましたが、ドロットニングホルム宮殿へお引越し。今は国王が執務を行ったり国賓をもてなす広間がある場所となっています。国王が執務を行う一方で、年間を通して一般に公開されているという点で珍しい王宮であり世界最大級です。
写真:Hiroko Oji
地図を見る王宮は、東西南北の4棟から成り立っており、南ファサードは国家、西ファサードは国王、東ファサードは女王、北ファサードはその他の王室の人々を表象しています。
写真:Hiroko Oji
地図を見る石畳で覆われ、大砲が設置された半月形ウイングの建物が建つ王宮の広場では、衛兵交代式が毎日開催されます。
写真:Hiroko Oji
地図を見る王宮内に入って先ず目に入るのが王宮礼拝堂。1754年に完成した礼拝堂はフランスロココ様式の美しい装飾が施された神聖な礼拝堂で、入り口は左右の階段を上った上階にあります。礼拝堂では、ロイヤルウエディングも行われます。
写真:Hiroko Oji
地図を見る王宮内に入ると絢爛豪華な部屋が続きます。
先ずは、国会議事堂「国家の間」から。この部屋は、1755年の国会に間に合わせて作られ、長年にわたり多くの重要なイベントが行われてきました。また、1974年までは、国王が毎年ここで伝統的な儀式をして議会を始めていた部屋で、今でも公式な儀式に使われています。
神殿風の柱が支える天蓋の下にあるのはクリスティーナ女王の立派な銀の玉座。1650年の戴冠式のお祝いに贈られたもので、1973年9月の即位の際に国王が座りました。重厚でありながら繊細な彫刻が施された銀の玉座は、アウクスブルクの金細工師ドロメッティンが製作。骨組みは木製で、銀で覆われており、背もたれの上には正義と知恵の化身像が立っています。
写真:Hiroko Oji
地図を見るこちらはカール11世のギャラリー。後期バロック式の部屋で、かつては晩餐会の会場として使用。晩餐会用のテーブルを設置すれば170名のゲストを招くことができました。
このギャラリーはベルサイユ宮殿の鏡の間に倣って作られ、天井の絵画と彫刻は、シャルル11世の治世への敬意を表しています。天井画は1670年代デンマークとの対戦時、南のスコーネ地方の戦場からの光景を描いたものです。
写真:Hiroko Oji
地図を見る騎士団の部屋では、スウェーデン王室の勲章の常設展示が行われています。
輝くばかりのダイヤや宝石を取り入れた数々の勲章にバッジ、王妃をはじめ王族達や聖職者の正装衣装、きりりと引き締まるような軍服なども見ることができます。また、燕尾服にいくつもの勲章を飾って展示してあったり、色とりどりの勲章がずらりと並ぶ様子に思わず見惚れてしまいます。
写真:Hiroko Oji
地図を見るこの赤と金色で埋め尽くされたお部屋はヴィクトリアの応接室。もとはアドルフ・フレデリック王が応接室・謁見室として使用していた場所で、元々2つの部屋だったのを壁を動かして1つにしたため横長の部屋です。
重厚な調度品と内装の部屋にある鏡の両脇には、2006年と2013年に制作されたカール16世グスタフ国王とシルヴィア王妃の胸像が備わり、シャンデリアもひときわ大きくて豪華です。
写真:Hiroko Oji
地図を見る「白い海の間」は、国王と女王が公式ディナーの前にゲストを迎える大きな部屋です。2010年には、ヴィクトリア王太子とダニエル王子の結婚舞踏会もここで開催されました。窓と対面する壁際の棚の中には、美しいシルバーや陶器の食器類もたくさん展示されており必見です。
この他にも、元々はフレドリック・アドルフ公爵の控えの間で現在はサロンになっている「エンパイア サロン」をはじめ「マルガレータの部屋」「大寝室の間」「カール16世グスタフ国王記念室」「ロヴィーサ・ウルリカ女王の謁見の間」など、重厚な家具・調度品・内装・・・と、うっとりするばかりの豪華な居室が並びます。
写真:Hiroko Oji
地図を見る地下に位置する「宝物の間」にあるのは、国王戴冠式用の王冠の数々。精緻で、職人技の粋を集めた作品が並びます。
写真:Hiroko Oji
地図を見る様々な宝石をちりばめた美しい王冠とともに、豪華な装飾が施された王笏、宝珠、剣なども並びます。
写真:Hiroko Oji
地図を見るたくさんの王冠や宝剣の中にひときわ目立つのは、女王の戴冠式のマント。これは、1860年、夫のカール15世とともに戴冠式を行ったレス王妃のために作られたもので、ソフィア王妃も同じマントを着用しました。
戴冠式は神聖な儀式で、王家の威厳を象徴するのがマントだったようです。この高価な白い毛皮は紋章にも用いられました。
写真:Hiroko Oji
地図を見る王宮の建物と一体となっている「王家武儀博物館」は、いったん王宮を南側へ出て、坂になった広場を東にあるシェップスホルメン島側におり、左に入ったところに入り口があります。
写真:Hiroko Oji
地図を見る館内には、儀式用の武器や豪華な衣装が年代ごとに展示されており、スウェーデン王室の歴史が学べます。盛大な結婚式から王室の葬儀までのスペースや、お子様向けの展示スペースもあり、どの展示品からも権力、伝統、華やかさが伝わってきます。
写真:Hiroko Oji
地図を見る洞窟の中のような地下には、きらびやかなたくさんの馬車たちがズラリ!馬車を引く馬たちの剥製もまさに動き出すかのようで、迫力ある展示が見られます。
王宮とこの王家武儀博物館はストックホルムパスがあれば、チケット売り場に並ぶことなく無料で入れます。ストックホルムパスは、この他さまざまな博物館や観光スポットなど60以上ものアトラクションに有効で、パスのQRコードを提示するだけでOK。便利でお得に観光できますので、ぜひご利用くださいね。
住所:Kungliga slottet,107 70 Stockholm
電話番号:+46-8-402-61-00
開館時間:10:00〜16:00
アクセス:地下鉄13・14・17・18・19のGamla Stan駅から徒歩約10分
2026年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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