北に都幾川(ときがわ)・市野川、東に荒川、南は入間川、そして西は越辺川(おっぺがわ)と、まさに四方を“川に囲まれた島”、埼玉県川島町(かわじままち)。見渡す限りの田園風景、春には桜や菜の花、初夏には日本一長いバラのトンネル、秋にはコスモス、冬には白鳥が飛来する自然豊かな地域です。
そんな同町は、2008年の首都圏中央連絡自動車道(圏央道)川島IC開通により都心から車で約1時間の好アクセスとなり、今、“都会に一番近い自然豊かな農村”としてひそかに注目されています。
そして今回、新たなにぎわい創出や地域活性化の起爆剤として白羽の矢が立ったのが、長らく遊休地化していた「鳥羽井沼(とばいぬま)自然公園」です。
写真:Mayumi Kawai
地図を見る「九頭龍大顕現」が祀られた鳥羽井沼自然公園は、かつて釣り場としてにぎわった住民憩いの場所。しかし、人口減少に伴う利用者数減少で2021年に惜しまれつつ閉園、以後は遊休地となっていました。
そんな同園の再生・運営を請け負ったのが、地域で不動産事業、肥料販売、倉庫業などを営む株式会社星野又右衛門商店。川島町と官民一体となって開発プロジェクトを推進、近年のキャンプブームを追い風に、キャンプ場およびグランピング施設を併設するアウトドア施設「トバイヌマGRAND FIELD」として生まれ変わりました。
写真:Mayumi Kawai
地図を見るそのグランピングエリアに採用されたのが、トレーラーハウス型宿泊施設を得意とする「Earthboat(アースボート)」。
長野を中心に栃木、群馬、そして今回の埼玉川島町で計9拠点を展開。「キャンプ」ほどの手間をかけず「グランピング」ほど便利ではない、両者をいいとこどりしながら、自然と向き合う時間を大切にし非日常を満喫できる、そんな「Nature Escape(ネイチャーエスケープ)」という新たな体験価値を提供しています。
そしてこのたび同社とタッグを組んで2026年4月開業を迎えるのが「Earthboat Saitama Kawajima(埼玉川島)」です。
写真:Mayumi Kawai
地図を見るEarthboatが提供するのは、移動可能かつ居住性を兼ね備えたトレーラーハウス型の宿泊施設。さらに、積雪地帯や山間部など自然環境に応じて開発・設計された「Hut」「Cave」「Nomad」の3つのモデルのうち、今回、埼玉川島に採用されたのは、より自由度の高い「Nomad」モデルです。
このモデルは、ざっくり言うと、寝室、半屋外のキッチンラウンジ、サウナ・バスルームの3つの箱で構成。一つ一つはコンパクトながら、デッキやタープを設置することで空間に広がりが生まれ、さらに個室を全面ガラス張りにすることで屋外とのシームレスなつながりが感じられる開放感あふれる客室となっています。
写真:Mayumi Kawai
地図を見るNomadモデルの最大の魅力が、グランピングとともに本格的な“サ活”(サウナを楽しむ活動)まで楽しめること。
全室に導入されたフィンランド式アウトドアサウナと露天風呂(水風呂)、外気浴スペースで、好きなときに好きなだけ“サ活”に没頭できる、極上の“チル”(まったり、ゆったりくつろぐ)体験ができるのです。
提供元:Earthboat Saitama Kawajima
https://earthboat.jp/saitama_kawajimaもう一つの魅力が、ペットの種類・大きさ・頭数に制限のないペットフレンドリーな施設であること。客室内で一緒に過ごせるほか、共用のドッグランも完備。またプライベートドッグランを備えた客室も用意されています。
大切な家族の一員であるペットとともにかけがえのない時間を共有できるはうれしいですね。
写真:Mayumi Kawai
地図を見る本施設はスマートフォンを利用した完全セルフチェックイン方式。
チェックインにはまず宿泊者情報の事前登録が必要で、それに基づき、滞在日当日に部屋番号が記載されたメールが送付されてきます。
現地では直接、部屋番号の客室へ移動、扉に掲示されたQRコードをスマートフォンで読み取ります。画面に表示されたチェックインページに記載のPINナンバー4桁をオートロックキーに入力してチェックイン完了です。
写真:Mayumi Kawai
地図を見る個室は、ダブルベッドルームと2つの布団が敷けるリビングタイプの2つ。人数や目的に応じて多様な使い方ができるのも面白いところ。
すでにタオルとサウナ用水着、サウナポンチョがスタンバイしているので、到着早々、手ぶらでサ活が楽しめるのもうれしいサービスです。
写真:Mayumi Kawai
地図を見る15時でチェックインしてから夕飯までの隙間時間は、部屋でまったりしたり周辺散策、あるいはさっそくサ活もアリ。
ロウリュ式のサウナはボタン一つで温度設定可能。アロマオイルを加えた水の蒸気で一気に体感温度を上昇させ発汗を促したら、露天の水風呂でしずかに“整う”、そして最後は池のほとりで爽やかな空気に包まれながらまったりリラックス……まさに極上の「チル」が体験できます。
写真:Mayumi Kawai
地図を見る屋外のアウトドアリビングにはBBQコンロやテーブル、焚き火用の薪セットがスタンバイ。さらに屋内のキッチンにはカセットコンロや簡易冷蔵庫、調理器具、食器、カトラリー、調味料(塩コショウ、オリーブオイル)が完備しています。
食材は原則持参ですが、本施設から車で10分圏内には、地元の新鮮食材が豊富な農産物直売所やヤオコーなどのスーパーが点在しているため買い出しにとても便利。
ちなみに、宿泊オプションとして本施設が提供する地元食材のBBQセットなども購入可能です。
写真:Mayumi Kawai
地図を見るキャンプの醍醐味といえばやはりキャンプファイヤー。燃えやすい薪に着火剤、耐熱グローブ、トングがすでに用意されていて安全に焚火が楽しめます。
炎の揺らぎを見つめるだけでこころ癒される時間。
ちなみに、池の近くは風が起こりやすいので風向きに注意しましょう。
写真:Mayumi Kawai
地図を見る厳選されたコーヒー豆が無料でキッチンに用意されているのもうれしいところ。
肌にヒンヤリふれる池畔の空気、心地よい風、鳥のさえずり、自然のにおいとともに、豆から挽いた淹れ立てコーヒーの香りに包まれる朝は、実にぜいたくで上質なひとときですね。
写真:Mayumi Kawai
地図を見る「Earthboat Saitama Kawajima」の前身・鳥羽井沼自然公園は約200本の桜が植えられた知る人ぞ知るさくらの名所。春には見事な桜並木と土手に植えられた菜の花とのコラボが楽しめます。
風のない晴れた日は池に映り込む桜並木のリフレクションが必見です。
写真:Mayumi Kawai
地図を見る本施設の土手の上を走るのは「一般県道さいたま武蔵丘陵森林公園自転車道線(荒川自転車道)」。
本自転車道は、北は滑川町、南は浦和までつづく総延長47.3kmにおよぶサイクリングロードで途中、小江戸川越に立ち寄ることも可能。
自転車を持参すれば、広い空と心地よい風を感じながら、爽快なサイクリングも楽しめます。
写真:Mayumi Kawai
地図を見る特におススメなのは夕暮れ時と夜間。
日中とは違った表情が楽しめて、とくに街灯の光が届かない土手の向こう側あるいは田んぼ周辺から空を仰げば、都心から1時間とは思えない満天の星空に出会えます。
都心から近く、自然豊かでほどよい田舎感が味わえる埼玉県では今、秩父や長瀞地域をはじめ、各地でキャンプ場やグランピング施設が続々オープンしています。
そうした中、圏央道インター近くで都心からのアクセス抜群という好立地ながら、川島町はまだまだ穴場のスポット。
都心から1時間でアクセスできて、手軽に非日常体験ができる川島町へぜひ週末遊びに来てみませんか。
取材協力:Earthboat Saitama Kawaijma
2026年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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