写真:猫乃 みいこ
地図を見る世界遺産の日光のお隣であり、宇都宮市の西に位置する栃木県鹿沼市。さつきの街として、春には「さつき祭り」、秋には、日光東照宮を手掛けた左甚五郎が造ったとされる屋台が十数台繰り出して壮観な「鹿沼ぶっつけ秋祭り」が有名です。そんな鹿沼市では、ここ数年は若い経営者が大活躍し、古民家を利用したおしゃれなカフェやバーが出来ていて、人気となっています。伝統を重んじる古い街に、新しい力が加わり、路地裏では市が開かれるなど、遠方の方もたくさん訪れるパワーあふれる街になっています。
おしゃれに変貌を遂げる鹿沼市に、2013年5月にオープンしたのが「ジェラート&カフェ ハニービー」。90年続く黒田養蜂園では、以前から蜂蜜の直売をしていましたが、4代目が新しいことを始めたい、とイタリアにジェラート修行に行き、本場ジェラートを学びオープンしました。木立に囲まれ自然豊かな場所にたたずむ、避暑地のカフェのような建物の中に入ってみましょう。
写真:猫乃 みいこ
地図を見るハニービーのジェラートには、本物のフルーツが使われています。素材そのままのおいしさを味わってほしいとのことで、香料・着色料は一切使用しないというこだわりよう。すべてのジェラートに蜂蜜が使われているので、自然な甘さがフルーツに加わって極上のジェラートを味わうことができます。
本物のフルーツを使用しますので、季節ごとにジェラートのメニューが変わり、定番の味の他にも、その季節にしか味わえないものがたくさん。例えば、鹿沼市で生産が盛んな苺のブランド「とちおとめ」は、12月から6月上旬と生産時期が長いのですが、時期ごとに果肉の味や風味が異なるので、同じいちごのジェラートを食べても、その時々で味が変わるという楽しみがあるのです。
写真:猫乃 みいこ
地図を見る常に作り立てのジェラートは、12種類用意されています。どれにしようか迷ったら、ワンスプーンのテイスティングが出来ますので、スタッフの方に声をかけてみてくださいね。
この日チョイスしたのは、カシス・とちおとめ・ラムレーズン。注文してから、ジェラートを練ってくれるところがまた本格的!ジェラートは練って空気を含ませてフワッとした食感にすることが、最高においしい食べ方といわれています。口溶けが良くなるということは、当然溶けやすくなりますが、そこがおいしいポイント!おっと、写真を撮っている間にジェラートが溶けて垂れました。これが練ったことにより、柔らかくなっている証拠です。
写真:猫乃 みいこ
地図を見るハニービーでの一押しはジェラートですが、カフェメニューも充実しています。オープン当初は、パンケーキのみのメニューでしたが、現在はピザ・ドリア・パスタなどのお食事メニューにも、蜂蜜が使用されていて、ランチ時なども人気のお店となりました。
写真は、平日のランチセットの前菜プレート。
手前から時計回りに「大根とかいわれのハニーバジルマリネ・ハニーパンプキンクリーミースープ・ハニードレッシングのグリーンサラダ・もやしと豆腐のハニークリーミー胡麻和え・ハニーパンプキンムーストースト・新じゃがのハニーバジルチキンポテト・エビのハニートマトカルパッチョ」。ちょこちょこ盛りが楽しい前菜プレートのすべてに、蜂蜜が使われています。それぞれのお料理に合う、味や香りの違う蜂蜜が使われていることに驚きます。
お味はどれも優しく、甘さもふんわりと感じるものなので飽きが来ません。
写真:猫乃 みいこ
地図を見るメインのお料理には、ピザ・ドリア・パスタなどがあります。それぞれのお料理に蜂蜜が使われていますので、初めての組み合わせに驚くかもしれませんね。蜂蜜は、砂糖よりもカロリーが低く、自然食品として殺菌効果がある他、ミネラルやアミノ酸を含み栄養的にも優れています。そんな蜂蜜と、特に相性が良いのが乳製品。写真のドリアのように、溶けるチーズとのコラボは最高です。チーズにもこだわり、イタリア産を使っているということですから、お味は間違いありません。
流行りのパンケーキメニューもたくさんありますので、ランチタイムだけでなく、デザートタイムにも楽しめるお店です。
お店のお客さんは、蜂蜜やさん時代からの常連であろう地元の方の他、遠方からも訪れる方も多いので、連日混雑しています。
カフェの待ち時間には、お隣のショップで蜂蜜のテイスティングができます。黒田養蜂園の4代目はカフェをしていますが、3代目は現役の養蜂家です。ショップでは、4代目のお母様が、新鮮な蜂蜜の特徴を1つ1つ説明しながら、スプーンに少しずつ蜂蜜を置いてくれるので、味比べができますよ。蜂蜜は季節ごとにいろいろなお花から蜜を取るので、その時々で置いている商品が変わり、試食の蜂蜜も変わってきます。例えば、「野の花(アレチウリ)」は、優しいお味。「ひまわり」は、強い甘さ。「くり」は、畑のお味。「そば」は、牧場のお味。「みかん」は、柑橘系のお味。と個性豊かです。見た目の色も、薄いものから濃いものまでさまざまですので、好みの蜂蜜を見つけてくださいね。
ショップでは、コスメやロイヤルゼリー・プロポリスなども購入できます。
ハニービーへのアクセスは、東武日光線新鹿沼駅から徒歩10分、JR日光線鹿沼駅からは、バスで15分。車なら、高速の東北道鹿沼ICから10分です。
日光観光や宇都宮の餃子と共に、古くて新しい街「鹿沼」を楽しんでみてくださいね。
【Cafe&Gelateria HoneyB】
住所 鹿沼市村井町291-5
電話(フリーダイヤル) 0120-82-1138
営業時間 11:00〜18:00 (LO 17:30 )
ランチタイム 11:00〜14:00 (平日限定)
定休日 火曜日 (火曜が祝祭日の場合翌日)
この記事の関連MEMO
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2025/2/16更新)
- 広告 -