写真:きんぎょ 美歩
地図を見るオランダ旅行の出発点といえば、まずアムステルダム中央駅。スキポール空港からは快速で15分程で着きます。この駅はご存知のように、東京駅・丸の内駅舎のモデルともなった駅です。ネオルネッサンス様式といわれるその建物は赤レンガ造り。アムステルダムのシンボルのひとつ、まさにオランダの玄関です。
駅に着いたら、重厚なその建物をじっくりと眺めましょう。夜は写真のようにライトアップされるので、こちらもオススメ!
ただしあまり遅い時間は出歩かないようにしましょう。
アムステルダム市内観光の手段として交通機関は、トラム、バス、メトロ等々いろいろあります。まず観光案内所(VVV)や駅前のインフォーメーションで市内地図をGET。地図にはトラムの路線番号や駅名、また、バスやメトロの主要駅、路線が載っていますので、市内観光にとても便利です。
観光でアムステルダム市内をまわるのにオススメは、断然トラム!
トラムの切符は観光客用に1時間から最長7日間まで乗り放題になるOVチップカールトというのがあります。この切符を、欲しい時間分の切符を求めて利用するのが、特に便利でオススメです!
写真:きんぎょ 美歩
地図を見るアムステルダム中央駅から、まっすぐに伸びる道路の先には『ダム広場』があります。ここへは、トラムだと3分程、歩くと15分くらいで着きます。
街の中心の『ダム広場』は、アムステル川を堰き止めるダムが建設された場所で、まさに街の歴史が始まった場所。『アムステルダム』の名前は、この広場から生まれました。ダム広場にはいつも地元の人々や観光客等々、大勢の人が行き交い、賑わっています。
ここから市内観光をスタートするのが分かり易くてオススメですよ。
トラムの各系統路線も、必ずと言っていいほどこのダム広場に停車するので、市内観光に迷ったら、まずこの「ダム広場」立ち戻ると、迷いません!
写真正面は「王宮」です。この右には昨年戴冠式が行われた「新教会」があります。ほかにもダム広場を囲むように、「戦没者慰霊塔」、「マダム・タッソーの蝋人形館」、そしていくつかのデパート等が建ち並んでいます。
また、観光一番人気の「アンネ・フランクの家」へも徒歩圏内です。
ダム広場の周辺だけでもアムステルダム観光が楽しめます。
この広場は、観光では外せないチェックポイントです!
写真:きんぎょ 美歩
地図を見るアムステルダムはまさに運河の街です。
先に紹介した「ダム広場」を中心に、町は放射線状に広がり、市内いたるところに運河や小さな橋があります。住所は運河名と、通り名と、番地で表記されています。通りの片側が奇数、反対側が偶数というように番地が並びます。
市内で迷ったときは、まず、自分がどこの運河沿いにいるかを確認するのもアムステルダムの街歩きのコツ!
市内の交通手段としてはトラム以外に、運河を使った水上バスや、自分で足漕ぎするカナルボート、水上タクシー、カナルバス等があります。ボートは主要な観光地をまわるものや、博物館や美術館をめぐるミュージアムボートも!手軽に観光ができる「カナルクルーズ」もオススメです。
アムステルダム中央駅周辺には、水上ボートの案内所や乗り場がいろいろ数多くあるので、目的(地)が決まったら、運河の乗り物をぜひ試してみてはいかがでしょうか。
水上から運河沿いに並ぶ、オランダ特有のいろいろな切妻屋根の街並み、眺めるだけでもきれいで嬉しくなりますよ。また、運河に並ぶ家、風情ある「カナルハウス」を間近に見るには、ボートからの眺めは絶好のシャッターチャンスです!
交通手段を上手に利用するのもアムステルダム観光のポイントです。
写真:きんぎょ 美歩
地図を見る芸術鑑賞をするなら、まずミュージアム広場を目指しましょう。
この広場の周辺には、「ファン・ゴッホ美術館」、「国立美術館」「市立近代美術館」等が建ち、徒歩数分圏内で、各美術館を巡ることができます。
広場の周辺には各方面からのトラムの駅がいくつもあります。先に紹介したように、アムステルダム中央駅前からミュージアムボートを利用するのも便利でオススメです。
オランダは美術館の数で、世界一です!
また、昨年改装された「オランダ国立美術館」ですが、実はヨーロッパで最初の美術館として建てられたんですよ。
所蔵するフェルメールは4点もあります。これは必見!
ほかにも夜警に代表されるレンブラントやハルス等、名立たる名画を、本当に間近に見ることができます。
「ゴッホ美術館」はいうまでもありません。制作時代ごとのゴッホの作品の数々。所蔵されている素描、書簡も公開されています。
絵画好きにはたまらない魅力が満載のアムステルダムで、どっぷりと芸術鑑賞に浸って、感激間違いなし!
写真:きんぎょ 美歩
地図を見るオランダ・アムステルダムといえばやはり「自転車」の街ですね。
電車やトラムにも専用のドアや乗り場(車両)があり、市内では自転車専用道路と専用の信号もあります。
アムステルダム中央駅周辺にはいくつものレンタサイクル店があります。「マック・バイク」や「イエローバイク」は代表的なお店でダム広場周辺にもあり、シティツアーをやっている店もあります。
だいたいどの店でも、パスポートや運転免許証等の身分証明書と、デポジット(50€程)が必要です。(日本の運転免許証でもOKでした。)
自転車はペダルを逆に回すとブレーキになります。ただし車の走行が日本とは逆(右側)。地元の人は結構なスピードで走るので、後ろから追い越しをかけられることも…。
また、自転車専用とはいっても、実はバイクも走ります。
事故にはくれぐれも注意してくださいね。
アップダウンが少ない街なので、自転車はとても快適です。街中いたるところに自転車が駐輪されていますが、決められた場所での駐輪と、必ずチェーンをしっかりかけておくこと!
チェーンのかけ方もレンタル店で教えてくれるので大丈夫ですよ!
オランダ・アムステルダムの魅力、見所をポイントだけざっくりと紹介しましたが、風車の「ザーンセ・スカンス」やチューリップで有名な「シンゲルの花市場」、「キューケンホフ公園」、「レンブラントの家」、「アンネ・フランクの家」等々、観光では外せない場所が目白押し。
アムステルダムはいろいろな見所がいっぱいです。
大きすぎず、小さすぎず、お手頃な街なので市内の地図があれば、意外と自由な旅行が楽しい街です。
アムステルダムにぜひ出かけてみてはいかがでしょう!
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(2023/12/2更新)
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