北海道ガーデン街道に8つ目の庭園が!「大雪森のガーデン」♪

北海道ガーデン街道に8つ目の庭園が!「大雪森のガーデン」♪

更新日:2014/07/24 17:47

ミセス 和子のプロフィール写真 ミセス 和子 北海道ブロガー、街興しフリーライター
北海道上川郡上川町にあります「大雪森のガーデン」は2014年4月にグランドオープンしました。そして北海道ガーデン街道の8つのガーデンの中の1つに加わりました。上野ガーデンや風のガーデン、空のガーデンのガーデナー、上野砂由紀さんがお花畑をデザインしたガーデンです。雄大な大雪山の風景を背景に、斜面を利用した「森の花園」と「森の迎賓館」の二つのエリアからなる「大雪森のガーデン」を散策してみましょう。

森の花園・カムイミンタラ

森の花園・カムイミンタラ

写真:ミセス 和子

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この森の花園エリアは、森林の町といわれる上川町の大自然の風景と、華やかなガーデンを融合させたこの地ならではの5つのガーデンから構成されています。

「カムイミンタラ」と名付けられたお庭は、アイヌ語で「神々の遊ぶ庭」と言う意味だそうです。おおらかなイメージが表現され、この時期は、芍薬やルピナスなど迫力ある大型植物や背丈があり風に揺れる植物が植えられています。

神々が遊ぶ庭「カムイミンタラ」は、香しい匂いや色彩が素晴らしく、まるで癒しの花園です。

親しみの庭

親しみの庭

写真:ミセス 和子

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森の花園エリアの中にある「親しみの庭」は、個性的な植物を集めたお庭です。眺めたり、触れたり、香りを楽しんだり、風に揺れる音を聞いたり、五感で植物と親しめるようにと造られた庭です。

森の花園エリアには、その他に「大雪な庭」「四季のすみか」「花の泉」などのテーマガーデンがあります。「大雪な庭」は、大雪山で見られる高山植物や北海道の自生種が栽培されています。「大切」と「大雪」を重なり合わせた上川を象徴するお庭でもあります。

「四季のすみか」は、開花が同じ時期の植物を同じゾーンに植栽し、季節毎に華麗なお花が咲きシーズン毎に全く異なる魅力を堪能できるガーデンです。

「花の泉」は、葉やお花が地面をはう地被植物を利用して、地面から泉が湧き上がる様子を表現したお庭です。一つ一つのお庭には作者の思いがそれぞれに表現されています。

お花畑の回廊

お花畑の回廊

写真:ミセス 和子

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丘の上から斜面を利用した「森の花園」の回廊を散策しながら、カムイミンタラ、親しみの庭、大雪な庭、四季のすみか、花の泉等、五つのお花畑を見る事ができます。

ガーデナーの上野砂由紀さんが、森林の町と言われる上川町の大自然の風景と華やかなガーデンを融合させる等「上川らしさ」が表現されたガーデンです。

季節毎に変化するお花が、おおらかに、いきいきと咲き誇る風景を堪能できますよ。

森の迎賓館・「癒しの谷」

森の迎賓館・「癒しの谷」

写真:ミセス 和子

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森の花園の奥には、静寂につつまれた「森の迎賓館」が広がっています。マイナスイオンをいっぱいに受けて散策してみましょう。

森の迎賓館の中の「癒しの谷」では、森の中に設置された木陰のテラスから、上川町の田園風景が一望できます。夏から秋にかけてオミナエシやツリガネニンジンなど北海道の野草が咲き誇ります。

森の迎賓館は、自然な地形と木々を生かし、約2ヘクタールの敷地には7つのテーマガーデンが配置されています。植物の成長に合わせながら、整備に3年以上かけて造られたガーデンです。

大雪山連峰が一望できます

大雪山連峰が一望できます

写真:ミセス 和子

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上川町は、北海道のほぼ中央に広がる日本最大の山岳自然公園「大雪山国立公園」の 北方部に位置します。

大雪森のガーデンからも、今もなお原始の面影を残す雄大な大雪山連峰を見る事ができ、季節により表情が変わる山々の景色を堪能しながら、ガーデン散策を楽しめます。

施設:大雪森のガーデン
住所:北海道上川郡上川町菊水841の8
電話:01658-2-4655
営業期間:4月下旬〜10月中旬(期間中無休)
営業時間:9:00〜18:00(最終受付17:00)
入園料:大人800円 中学生以下無料
    ガーデンパスポート1500円

まとめ

「大雪森のガーデン」では、お花畑や森の散策の他にも、色々なイベントが開催されています。森のワークショップは、キャンドル作り体験や木工クラフト作り体験、樹脂粘土づくり体験、また足湯体験や森のマーケットもなどが週替わりで体験できます。夏休みに家族での入園をお勧めします。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/06/28 訪問

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