秘境と参拝を一度に!豊川稲荷(愛知)を起点に巡る秘境撮影

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秘境と参拝を一度に!豊川稲荷(愛知)を起点に巡る秘境撮影

秘境と参拝を一度に!豊川稲荷(愛知)を起点に巡る秘境撮影

更新日:2014/07/17 12:26

撮街 夜人のプロフィール写真 撮街 夜人 日本旅行写真家協会 正会員・日本旅のペンクラブ正会員、フォトコンシェルジュ

日本三大稲荷の一つ、豊川稲荷で御利益を祈願し、その脚でJR飯田線に乗って、日本の三大秘境駅の一つを訪ねてみませんか?
JR飯田線には日本の三大秘境駅の一つがあるといわれています。今回はその秘境駅自体では無く、沿線にあるとっておきの秘境ポイントのご紹介です。
豊川稲荷を起点に、JR飯田線でしか行かれない「秘境」とその撮影方法をご紹介しましょう。

まずは早朝の人がまばらな時間に豊川稲荷を訪問!御利益独り占め!

まずは早朝の人がまばらな時間に豊川稲荷を訪問!御利益独り占め!

写真:撮街 夜人

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愛知県豊川市。日本三大稲荷の一角に数えられている、豊川稲荷は愛知県豊川市にあります。実はここは「稲荷神社」ではなく、正式名 圓福山妙厳寺(えんぷくざんみょうげんじ)という曹洞宗のお寺です。 
JR飯田線豊川駅から近いので、豊川に泊まって早朝にお参りするのがお勧めです。朝の美味しい空気を吸いながら、お散歩をかねて人のいない参道を闊歩するのも気分が良いものです。朝食を美味しく頂くために、軽い運動をかねてのウォーキングがお勧めです。ただ、お土産は買えません(笑)。

お寺なのに鳥居があって、その奥に本殿。神仏習合の名残が!

お寺なのに鳥居があって、その奥に本殿。神仏習合の名残が!

写真:撮街 夜人

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妙厳時は境内の広さ1,300haと広く、その中に堂塔伽藍が整然と配置されています。お寺の山門をくぐると、正面にこのお寺の本尊、千手観音が安置されている、法堂があります。このお寺の場合はここが一般のお寺の本堂に当たります。
法堂の左手に立派な鳥居と本殿が有り、ここに稲荷の所以たる、豊川吒枳尼真天(とよかわだきにしんてん)という鎮守の神様が祀られています。

この鳥居から本殿に至る一角がまるで神社のような造りをしています。
さあ、本殿に向かって一礼して、この先の旅の安全と秘境撮影の成功を祈願してみませんか?

祈願の後は、JR飯田線に乗って、秘境ポイントに向かおう。

祈願の後は、JR飯田線に乗って、秘境ポイントに向かおう。

写真:撮街 夜人

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豊川稲荷から数分でJR飯田線、豊川駅に着きます。豊川から秘境駅の入り口、水窪(みさくぼ)まで普通列車で2時間40分程。距離にして65km程。飯田線は距離の割に駅の数が多く、短い駅間をのろのろ走るのが特徴なので、一般の鉄道より時間がかかります。特急もありますが、本数が少ないので待ってまで乗る利便はありません。そして一押しの「秘境」を見るには、どうしても各駅停車に乗る必要があります。

水窪駅の所在地は静岡県浜松市天竜区。なんと政令指定都市の一角なのです。そして「秘境」の場所も同じ浜松市天竜区内なのです(驚)!

秘境ポイントは、走行中の列車からしか見られない。その一瞬を写真に収めよう

秘境ポイントは、走行中の列車からしか見られない。その一瞬を写真に収めよう

写真:撮街 夜人

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JR飯田線の「水窪」(みさくぼ)、「大嵐」(おおぞれ)、「小和田」(こわだ)、「中井侍」(なかいさむらい)が秘境駅として知られています。必見の秘境ポイントはこの大嵐と小和田に間にあります。

列車が「水窪」の次の駅「大嵐」に着いたら、列車の運転席の真後ろまで移動しましょう。そして大嵐を出ると直ぐにトンネルに入り、そこを抜けた先がそのまま鉄橋となっています。この鉄橋こそが秘境中の秘境「門谷川橋梁」なのです。

鉄橋自体は100m程の極短い橋ですが、川面からの高さは55mと高く、下を流れる門谷川の切り立った断崖絶壁にトンネルを掘り、このトンネルを鉄橋でつなぐという難工事の末、完成した処です。大凡12階建てビルの高さに相当する崖の中腹に開けられたトンネルを鉄橋つなぐという工事を想像して下さい。如何に難工事だったかお解りいただけると思います。そしてこの鉄橋の上が、1937年に飯田線が全線開通した際の最後の線路締結点なのです。

そして、トンネルの出口と鉄橋と向こう側のトンネルの入り口が同時に見えるポイントがあります。そのポイントを通過する瞬間を写真に収めてみませんか?(写真)シャッターチャンスは1秒もありません!線路に並走する道路もないので、列車に乗らないと絶対に見られないポイントです。しかも客室内から運転席を通して前方が見渡せる普通列車でないとよく見えません。

秘境ポイントが撮れたら、豊川稲荷の御利益!お礼参りに行こう

秘境ポイントが撮れたら、豊川稲荷の御利益!お礼参りに行こう

写真:撮街 夜人

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元々JR飯田線は、豊川鉄道、鳳来寺鉄道、三信鉄道、伊那電気鉄道の4社がそれぞれの区間を開通させた、継ぎはぎ路線でした。そしてこの門谷川橋梁は、三信鉄道(三河と信濃を結ぶ鉄道)の時代に完成しました。その後国鉄が全線を買い上げ、現在に至っています。今から80年ほど前の土木技術で完成させたこの鉄橋は称賛に値します。豊川稲荷に祈願して、この秘境ポイントの写真が撮れたら、再びお礼参りに行きましょう(笑)。

訪問してみたい沿線ポイント満載の飯田線

JR飯田線には既出の秘境駅やJR最大勾配の箇所など、鉄道ファンにはたまらない名所が多くあります。また長野の善光寺の起源もあり、秘境と信仰の観光ポイント満載の路線です。是非一度訪問される事をお勧めします

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2011/07/28 訪問

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