世界に1台ド派手水玉バス「草間号 幻の華」で松本へ行こう!

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世界に1台ド派手水玉バス「草間号 幻の華」で松本へ行こう!

世界に1台ド派手水玉バス「草間号 幻の華」で松本へ行こう!

更新日:2014/07/22 16:06

奈良山 鹿子のプロフィール写真 奈良山 鹿子 元観光バスガイド

2014年7月8日、東京都新宿区と長野県松本市を結ぶバスにカラフルでかわいい車両がお目見えしました!
写真を見て「あ!」と気づく方もいらっしゃるかもしれませんが、松本市出身・草間彌生さんデザインのバスなんです。

7月8日から運行開始

7月8日から運行開始

写真:奈良山 鹿子

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こちらのバスは長野県で鉄道・バス事業を行うアルピコ交通(株)の最新車両を草間彌生(くさまやよい)さんのデザインでラッピングしたもの。
松本の観光誘致などの目的で市が草間彌生さんに依頼したそうで、2014年7月8日から新宿と松本を結ぶ高速乗合バスとして1日1往復運行しています。

草間彌生さんは長野県松本市の出身。水玉や網目模様・かぼちゃなどをモチーフにした作品などで知られ、日本だけでなく海外からも評価される芸術家。香川県直島の「南瓜(かぼちゃ)」・鹿児島県霧島アートの森の「シャングリラの華」などの彫刻作品などで知っている人も多いのではないでしょうか。

バスの名前は「草間号 幻の華(まぼろしのはな)」。バスのモチーフになっているのも松本市美術館にある「幻の華」という立体彫刻作品で、それに加えて「RING-RING(リンリン)」「TOKO-TON(トコトン)」のワンちゃんも描かれています。ファンにはたまりません…。

目を奪われる車両

目を奪われる車両

写真:奈良山 鹿子

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やっぱりこの車体は目立つ!バスに乗っていたら外の道を歩いている人がバスに驚いている様子やカメラで撮影をする姿が見られます。
松本市の観光誘致の意味ではその役割をじゅうぶんに果たしているようですね。
因みにこのバス、ナンバーは…なんと「841(ヤヨイ)」!細かいところまで凝ってます。

バスの発着地になる松本市の観光地と言えば、松本駅からも徒歩圏内にある国宝天守を持つ松本城や白壁の中町通り、更に奥には浅間温泉。電車で1時間揺られれば年間120万人もの人が訪れる景勝地・上高地があります。松本市を出れば善光寺などのある長野市・諏訪湖や上諏訪温泉などのある諏訪市などに行くこともできます。

市内の松本市美術館ではバスのモチーフである「幻の華」の立体作品を見ることが出来ます。またこの美術館にも行くことが出来る松本周遊バスには、これまた草間彌生さんが手がけた「水玉乱舞号【クサマヤヨイ号】」があります。白地の車体に赤色の水玉模様がかわいいバスは松本駅や市内で偶然出会うことも。市内を散策される方は探してみてくださいね。

車内は落ち着いた雰囲気

車内は落ち着いた雰囲気

写真:奈良山 鹿子

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さて、このド派手なバス、車内はどうなっているのかな…と思う方もいらっしゃるのでは。
車内は意外とシンプル。一般的なバスと変わりません。窓にまでデザインが到達しているのですが、車内から見るとカラフルではないので目がチカチカすることもありません。その部分だけ外の景色を見る時邪魔ですが、観光バスというよりも移動バスなので問題はないでしょう。

このバス、草間彌生さんデザインですごい!というのはもちろんですが、車両としても最新型のものなんだとか。

特徴は「安全・エコ・快適」の3つ。
■安全…走行中ミリ波レーダーで低速で走っている車を探知・衝突回避・衝突被害軽減のPCSを搭載。その他ドライバーの状態を検出し危険が迫ると警告を出す「ドライバーモニター」、ハンドル操作を見張る「車両ふらつき警報システム」など、事故防止の為の備えがされている。
■エコ…CO2の排出量を少なくして空気を汚さず自然に返す「AIR LOOP(エア ループ)」を搭載。

枕シートも草間ワールド!

最後は…
■快適…車内は4列シート。夜行バスにある3列独立シートなどに比べるとやや窮屈さを感じるかもしれませんが、シートは座り心地の良いハイグレードシート。また、除菌イオン発生装置付きのエアコン・プラズマクラスターイオンを搭載し、車内の空気をきれいに!バス特有のにおいもあまり感じません。
靴を脱げるフットレスト、折りたたみ式のテーブル・読書灯もあり、移動時間を快適に過ごせます。コンセントも1口ついているのでスマートフォンや携帯電話の充電器があれば充電可能。お手洗いがついているのも安心感が増しますね。

また、ヘッドレストは水玉模様の草間彌生さん本人が横たわっている作品「BODY FESTIVAL」をモチーフにしたデザイン。グッズなどでよく見る絵柄ですよね。これも一種の「快適」では?車内に入って楽しい気持ちにさせてくれます。

枕シートも草間ワールド!

写真:奈良山 鹿子

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運行は1日1往復のみ!乗車記念ポストカードを忘れずに。

運行は1日1往復のみ!乗車記念ポストカードを忘れずに。

写真:奈良山 鹿子

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足元のポケットにはエチケット袋の他にバスのデザインのポストカード(非売品)が入っています。これはバスに乗った人しか手にすることが出来ない、超貴重なポストカード。先着1万名だそうです。
先ほど少し紹介した松本市美術館では、このポストカード提示で観覧料が100円オフになります。
※期間は2014年12月28日(日)まで。ポストカード1枚につき5名様まで割引。

また、せっかく乗るならバスの全体像を撮影したいですよね。チャンスは道中1回ある休憩ポイントです。横にトラックなどが停まっていたら撮影は難しいですが運が良ければバスの全体像を撮れますよ。バスに乗らなくても時間に合わせてバスターミナルや停留所に行けば見ることが出来ます!

「草間号 幻の華」の運賃は、松本バスターミナル − 新宿駅西口間の場合、片道3500円・往復6100円(通常料金と同じ)。所要時間はおよそ3時間10分です。
高速バス松本−新宿線は、1時間におよそ2本の割合で運行されています。そのうち1日1往復のみラッピングバスが走ります。運行時間は、アルピコ交通までお問合せください。

乗る為だけに松本に行く…もアリ!

いかがでしたでしょうか。
草間彌生ファンのみならず、バスを見て「乗ってみたい!」という方が続出しているそうですが、東京都と長野県を結んでいるバスなので、それ以外の地区からは乗車できません。
これを機会に思い切って一度松本市へ行ってみる!というのも良いかもしれません。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/07/15 訪問

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