ハノーファー中央駅から南へ歩いて約15分程度のところにお城のような建造物と公園(マシュ・パーク)があります。それがハノーファー市庁舎(Neues Rathaus)です。
建物の頂上の展望台は一般公開されており(3€)、日中は時間内であればエレベーターで昇ることができます。
ドームの高さは、およそ100メートル(97.73メートル)で、昇ればハノーファーの街を一望することができます。
ご利用になられる場合は閉館時間の30分前までには受付に訪れるようにしましょう。
【Neues Rathaus(ハノーファー市庁舎)】
営業時間
夏
月〜金 09:30 〜 18:00
土、日、祝日 10:00 〜 18:30
冬
日〜月 11:00 〜 16:30
定休日
12/24、25、26、 大晦日、元日
ドイツの夏は緯度が高いので22時くらいまで明るく、もし展望台に昇れる時間帯を逃してしまったとしてもまだ見所があります。
市庁舎の側にあるマシュ・パークの湖と庭は非常に美しく、特に湖に写る市庁舎を鑑賞するのもこちらをおすすめする理由です。
ハノーファー中央駅から電車(Sバーン)で移動して約20分のところに、ヘレンハウゼン王宮庭園があります。
この広大な庭園は1692年から1714年までの間ハノーファー選帝侯夫人であったソフィー(ドイツ語発音でゾフィー)によって造られた、ハノーファー王家の庭園です。
庭園内には白い砂岩による多数の彫像、ヨーロッパの庭園にあるものとしては最も高い82メートルの大噴水や、現存する最も古い大型カスケード (多段式の滝、1670年頃) などが存在します。
ヘレンハウゼン王宮庭園は大庭園、ベルク庭園、ジョージ(ゲオルク)庭園などの庭園で構成されており、「ちょっと立ち寄る」という感覚で訪れるには少し広大過ぎるので、こちらは時間がとれる方におすすめです。
料金システムや営業時間は少し複雑で時期などによって様々なのでここでは大まかにご紹介させていただきます。
夏は基本8€、冬は6€で入場でき、その他子供料金や家族料金、5時半以降の入場の為のチケットなどもあります。学生割引もあるので学割を利用する際には学生証をお忘れなく。
ちなみに、ジョージ庭園(写真)に関しては公共の庭園とされており、いつでも無料で利用することができます。
【Herrenhäuser Gärten(ヘレンハウゼン、ヘレンホイザー王宮庭園)】
営業時間
Großer Garten(大庭園)、Berggarten (ベルク庭園)
4月 9:00 〜 19:00
5月〜8月 9:00 〜 20:00
9月 9:00 〜 19:00
10月 9:00 〜 18:00
11月、12月 9:00 〜 17:30
18世紀当時、ハノーファー選帝侯であったジョージ(ゲオルク)一世は英国国王としても即位していた為、ハノーファーにはイギリス風の建物が今も残っています。第二次世界大戦中、88回もの空襲を受け、都市の60%が破壊されましたが、再び「緑の中の大都市」と呼ばれるまでに復興を遂げました。
また1968年、日独文化協定に基づき広島市とハノーファー市の青少年交流の為の相互訪問が始まり、これを積み重ねてきたことにより、広島市とハノーファー市は1983年に姉妹都市提携を果たしました。
広島市にゆかりを持つ方も、是非ハノーファーを訪れてみてはいかがでしょうか。
今回、「ちょっと立ち寄りたい人」向けに、「緑と水の都市と呼ばれるハノーファーを楽しむ」というコンセプトでご紹介させていただきました。
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