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地図を見る亀岡市の「湯の花温泉」にほど近い「神蔵寺」は観光ガイドブックにはほとんど載ることがないような寺院。しかしその歴史は古く、創建から1200年を数え、本尊の薬師如来は最澄自作とされる由緒ある寺院です。
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地図を見るそんな「神蔵寺」は実は紅葉の穴場。普段は観光目的でここを訪れるような人は皆無に近いのですが、紅葉の時期だけは別。見事な紅葉を楽しもうと「神蔵寺」を訪れる人が増えるのです。しかし、それでもここがごった返すようなことはありません。あくまでも地元などの狭い範囲で名の知れた紅葉名所なのです。
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地図を見る「神蔵寺」には約200本というモミジが境内を彩ります。中でも一番目を引くのは本堂前の石段下にあるイロハモミジ。樹齢400年というこの名木は高さ13mもあり、大きく枝を広げていて見事のひとこと。この木の前ではどんな人も足がとまってしまうことでしょう。
木の下には床几台が並べられており、このモミジを眺める特等席となっています。見ごろを迎えれば甘酒やぜんざい、おでんなども用意されますのでここで一息つくにはもってこいとなります。
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地図を見るどこもかしこも観光地化されてしまっている京都市内とは違い、まだまだ限られたスポットしか観光客が多くない亀岡市。その中でも「神蔵寺」は交通の便も良くないこともあり、特にマイナーな存在。それゆえに見ごろを迎えても実に快適に紅葉を味わえる穴場スポットなのです。そして名だたる名所に負けない紅葉の美しさも堪能できますよ!
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地図を見るそしてこの「神蔵寺」は京都府下でも先陣を切って紅葉が色づくスポットとされています。それゆえに紅葉の見ごろが京都市内よりも早く、観光客のピークともずれているという点も「神蔵寺」がごった返すようなことがない理由のひとつといえます。
ちなみに見ごろは11月上旬から中旬にかけて。京都市内の紅葉名所はだいたい下旬ごろから見ごろとなるので、ツアーのコースにも入ることはほぼないといってもいいでしょう。ですので団体客が押し寄せることは極めて珍しいといえます。
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地図を見るさらにもう一点この「神蔵寺」をオススメする理由はインバウンド、つまり外国人観光客がまず見当たらない点です。本当に感心するほどに、外国人観光客は色々と調べた上で京都に来ています。日本人でもなかなか知らないような場所にでも彼らは足を運びますが、さすがにこの「神蔵寺」まではまだ知られていません。「どこへ行っても外国人が多くて・・・」という方にとってはここはじっくりと紅葉を楽しめる貴重な場所ともいえます。
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地図を見る「神蔵寺」の紅葉みどころは前述の通り、まずはイロハモミジ。境内はそれほど広くはありませんが、本堂脇に流れる小川沿いもモミジが連なっており、見事です。普通に歩いていても顔に当たるくらいの枝もまたご愛嬌!真っ赤に染まる前のグラデーションも美しいですよ。
提供元:京都フリー写真素材集
http://photo53.com/「神蔵寺」ではライトアップも開催されますが、期間がやや短いためピンポイントで行かないとお目にかかれないかもしれません。しかし例年ライトアップも綺麗だと評判なのでチャンスがあればぜひ訪れてみてください。
住所:亀岡市稗田野町佐伯岩谷ノ内院ノ芝60
電話番号:0771-23-5537
アクセス:京都縦貫道「亀岡」ICから約10分、JR嵯峨野山陰線「亀岡」下車タクシーで約15分
拝観料:300円
駐車場:あり
2017年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/9更新)
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