台北在住者がご案内「饒河街観光夜市」はこう遊べ!

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台北在住者がご案内「饒河街観光夜市」はこう遊べ!

台北在住者がご案内「饒河街観光夜市」はこう遊べ!

更新日:2016/06/02 11:16

吉川 なおのプロフィール写真 吉川 なお 台湾在住ライター、元旅行会社勤務の旅行マニア

士林夜市とともに台北2大夜市として知られる「饒河街観光夜市」は、航海の女神・媽祖をまつる松山慈祐宮脇の1本道に連なる夜市です。400メートルほどの道にローカルフードや衣料などを扱う屋台が所狭しと立ち並び、これぞアジアのナイトマーケットという熱気と活気に満ちています。

台鉄とMRT松山新店線の松山駅から徒歩5分という好立地にある「饒河街観光夜市」の攻略法を在住者がお教えします♪

「饒河街観光夜市」の成り立ち

「饒河街観光夜市」の成り立ち

写真:吉川 なお

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台湾北部を流れる基隆河に面する饒河街及び松山駅一帯は、その昔「錫口」と呼ばれ、水運の拠点として繁栄したエリアです。日本統治時代に「松山」と改名され、現在もその地名が使われています。

しかしその繁栄は基隆河に泥が堆積し、停泊する船が減少したことで終わりを告げます。さらに付近を通る幹線道路の八徳路が拡張され面積が狭まってしまったため、以前ほどの賑いまで失ってしまいました。そのため、地域の再活性化を図るべく、1987年5月に台北市によって「饒河街観光夜市」が立ち上げられました。

台湾で初めて行政支援で生まれた夜市は、いまや台北第2の規模にまで発展し、地元住民のみならず、多くの観光客が訪れる名所となっています。

はずせない名物グルメはコレ!

夜市といえば食。行列ができる名物グルメは食べないと損します。

饒河街観光夜市といえば必ず一番に名前が挙がるのが【福州世祖胡椒餅】。屋台ですが、なんとこの夜市が本店です。目の前の石窯で焼かれる出来立ての胡椒餅はとてもジューシーで、皮はパリパリ、中に入っている豚挽肉と青ネギの胡椒味もくせになるおいしさです。饒河街観光夜市で最も行列ができる店なので、もし時間がない場合は士林夜市の大南路沿いの屋台か台北駅近くの重慶店でも食べることができます。

次にお薦めしたいのは【東發號】。松山福徳宮という小さな廟の隣にある「百年老店」の看板を掲げる地元民御用達の人気店です。メニューは「蚵仔麺線」「肉羹」「油飯」の3種類のみで、そのどれもが日本人の口にも合うやさしい味です。

「蚵仔麺線」はそうめんのような極細麺にモツとカキと香草が入った鰹だしのとろみ麺で、それぞれの旨味が絡みついた麺は柔らかくて喉越しも良く、卓上の甜辣醤(スイートチリソース)をかけるとまた違う味わいになります。「肉羹」は魚のすり身と豚肉と細切りタケノコが入ったとろみスープ。シンプルですが、深みがありなんともほっこりする味です。「油飯」はごま油で炒めたもち米を干しエビやしいたけなどと一緒に炊いたもので、思わずおかわりしたくなる味。特製の甜醤(スイートソース)をかけてもおいしくいただけます。

はずせない名物グルメはコレ!

写真:吉川 なお

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まだまだありますお薦めグルメ♪

まだまだありますお薦めグルメ♪

写真:吉川 なお

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【加賀魷魚大王】は燙魷魚(ゆでスルメイカ)の専門店。さくっとかめるほど柔らいイカはプリプリという形容がぴったりで、驚きの食感です。原味(特製タレ)、沙茶(魚介をベースに香味野菜を加えた調味料)、蒜味(にんにく)、辣味(辛味)、哇沙米(わさび)の5種類で、新鮮なイカがさまざまな味で楽しめます。辣味の少しピリ辛「小辣(シャオラー)」がお薦め。店舗の2階で座って食べることもできます。

日本人は食べ慣れない臭豆腐に挑戦するなら、八徳路側の西門近くの屋台【阿根臭豆腐】がお薦めです。表面はサクサク、中はもっちりで、独特の匂いはほとんどなく、店オリジナルのソースとさっぱりした白菜の漬物のバランスも抜群です。

同じく西門のそばの【原住民の山猪肉香腸】は猪ソーセージの店。豚肉より弾力がある猪肉はしっかりした食感で、切り込みを入れてこんがり焼かれています。にんにくをかじりながら食べるとより旨味が増します。

【挽面】と【小鳥占い】に挑戦

【挽面】と【小鳥占い】に挑戦

写真:吉川 なお

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食を満たしたら、今度は【挽面】と【小鳥占い】を体験してみましょう。

【挽面】とは細い糸をからめて顔の産毛を抜く美容法のこと。化粧のりが良くなると大人気で、顔に白粉が塗られ、器用に糸を交差させてリズミカルに産毛が抜き取られていきます。最初はとても痛いのですが、そのうち刺激で血行が良くなって気持よくなっていきます。約30分でお肌ツルツル、翌日は顔のツヤもよくなります。女性だけでなく男性もできます。

ユニークなのが【神鳥掛】という小鳥占いで、かわいい小鳥があなたの運勢を占ってくれます。氏名、生年月日、占い事を用紙に記入して渡すと、小鳥がくちばしで3枚札を選び、その札を見て占い師が説明してくれます。中国語がわからない場合は紙に書いてくれるので、ツアーの方はガイドさんに解説してもらうといいでしょう。

付近にも見どころいっぱい!

付近にも見どころいっぱい!

写真:吉川 なお

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饒河街観光夜市のランドマークともいえる松山慈祐宮は、東門の傍らに建つ6階建ての廟です。1753年に建立され、航海の神様の媽祖を主神としていますが、註生娘娘(安産の神様)や斗母星君(災難を除き利益をもたらす神様)など仏教や道教の神々もまつられています。廟内の繊細な彫刻や極彩色の装飾は素晴らしく、夜はライトアップされ一層輝きます。

愛媛県松山市と台北市松山区は、地名の縁から交流があります。廟の前の一角には東日本大震災時の支援の感謝と慈祐宮創設260周年を祝して「坊っちゃんカラクリ時計」が、台鉄松山駅地下1階の西出口には台北市の北投温泉と道後温泉の友好交流を記念した「道後こども神輿」が展示され、両国の友好の絆として大切に保存されています。

松山駅裏手一帯は服飾問屋街「五分埔」です。狭い路地いっぱいに洋服や小物、雑貨などを商う小売店がぎっしり並んでいて、問屋価格で購入することができます。とにかく店舗がたくさんあるので、欲しいと思った物はその場で購入するのがコツです。

交通の便が充実

MRT松山新店線が開通し、ぐんと交通の便がよくなった饒河街観光夜市。台北近郊の観光地九份の帰りに寄るなら、バス【1062】に乗車し「饒河街観光夜市」で下車するとすぐ目の前です。

台北の夜はここで決まり!あなたも饒河街観光夜市で熱い夜を過ごしてみませんか。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/05/28 訪問

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