濃尾平野が一望できるブルーベリー園で、30種類以上の品種を食べ比べ!

濃尾平野が一望できるブルーベリー園で、30種類以上の品種を食べ比べ!

更新日:2014/07/31 14:11

カカミ ユカのプロフィール写真 カカミ ユカ 女子旅・ローカルネタ発見ライター
2014年7月にオープンしたばかりの「Berry’s farm池田(ベリーズファームいけだ)」。こちらの農園はハングライダーや夜景スポットとしても有名な池田山麓の斜面にあり、遠くは名古屋まで濃尾平野が一望できる眺望がすばらしい場所にあります。岐阜・西濃エリアでは珍しいブルーベリー園ですが、畑には30種類以上の厳選品種が植えられており、食べ放題なので、いろんな味を摘みながら楽しみむことができます!

開けた眺望の中での“摘む摘む”は気分爽快!

開けた眺望の中での“摘む摘む”は気分爽快!

写真:カカミ ユカ

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伊吹山系の池田山の中腹にある「Berry’s farm池田」は、同じく池田山にある渓谷のキャンプ場「大津谷キャンプ場」を横に見ながら山道を少し車で走ると現れます。農園に着き眼下を眺めると、濃尾平野が一望できる眺望の良さに驚かれることと思います。視界をさえぎるものがない池田山は夏の週末になると、地元では人気の夜景スポットになり、多くの人が訪れる場所です。そんな池田山に2014年7月にオープンしたブルーベリー園。夏の夜にカップルで訪れるイメージが強い池田山ですが、ここは昼間にファミリーでも楽しめそうな施設です!

「Berry’s farm池田」のブルーベリー畑は、山の斜面を利用して作られています。下の事務所で受け付けを済ますと、係の人が案内してくれ、中腹まで連れて行ってくれます。「上の方が、眺望も良くて、涼しくておススメですよ」という言葉の通り、上まで登ったところは風通しもよく、眺めが抜群!ブルーベリーを摘みながら、眺望も楽しめるスポット。思わず長居したくなってしまうこと、間違いなしです。
では、さっそくブルーベリー摘みを始めてみましょう!

■「Berry’s farm池田」
住所:岐阜県揖斐郡池田町若般若白山
期間:7月〜9月上旬※天候、収穫状況により変更あり
時間:9時〜17時
休み:なし(雨天は休園)
料金:大人(中学生以上)1,000円、小人(小学生まで)500円、乳幼児(3歳以下)無料
※ちょっぴりお土産付き。
※お持ち帰りは100gに付き200円。

品種は30種類以上!いろんな粒を食べ比べてみよう!

品種は30種類以上!いろんな粒を食べ比べてみよう!

写真:カカミ ユカ

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広大な敷地に植えられているブルーベリーの品種は30種類以上!ところどころに品種の書かれたプレートが付けられているので、「この名前の品種はどんな味がするのだろう」と、いろいろと種類を変えてつまむことができます。
プレートを見ずとも、実を見ただけで、大小、色の濃い・薄い様々なものがあるので、品種が違うものであることはすぐに分かると思います。

どの味が自分の好みのものなのか、いろいろ食べ比べてみましょう!甘味が強いもの、酸味が強いものなど味の違いは明らかです。そのまま食べるのに適しているのか、ジュースやジャムにしたときにいい働きをしそうなものかなど、ご自分の舌で確かめて収穫していくのが楽しいです。「農薬を使っていないので、その場で摘んで食べても安心ですよ」とのことでした!

周りは揖斐地方ならではの茶畑が広がり、緑がいっぱい!

周りは揖斐地方ならではの茶畑が広がり、緑がいっぱい!

写真:カカミ ユカ

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農園に来るまでの道でも、茶畑が広がっているのを見ることができますが、「Berry’s farm池田」のブルーベリー畑の周りも茶畑が広がっています。斜面の下を見下ろせば、濃尾平野が一望できる景色ですが、山の斜面の上や横に目をやると、手入れされた茶畑になっています。元々は茶畑であった土地に、ブルーベリーの木が植えられ、観光農園になった場所であることがよくわかる造りになっています。光、温度、水が十分に採れる土地にあるブルーベリーは、お茶同様、すくすく育ち、とても甘い実を付けています!ブルーベリーは酸性の土壌を好むためお茶畑は適しやすいとのことです。
たわわに実を付けたブルーベリーの木の向こうに茶畑が広がる様子も圧巻です。

■ブルーベリーの収穫方法
実をさわり、柔らかいものが甘い場合が多いです。
青く実っていても、まだ酸っぱいものも多い多いので注意して摘みましょう!
また、実の付け根の軸(くき)の部分まで青く変色しているものは確実に熟成していますので、とても甘いハズ!

料金は1,000円で、1パックお持ち帰りも可能!

料金は1,000円で、1パックお持ち帰りも可能!

写真:カカミ ユカ

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こちらの農園の収穫体験料金は、中学生以上が1,000円、小学生までは500円で楽しむことができます!それで農園のブルーベリーは食べ放題!とてもリーズナブルに楽しむことができるのも魅力です。他の果物狩りは、ひと房たべただけでお腹いっぱいになってしまうこともありますが、ブルーベリーは小粒のためたくさん食べることができるのも嬉しい点です。

また、50グラムほどが入るパックをもらうことができるので、それに詰め放題でお土産として持ち帰ることも可能です!それ以上持って帰りたい場合は、100gに付き200円。地元の方は大き目のパックを持参し、たくさん摘んで行く姿が見られました。確かに、スーパーで売っているブルーベリーは酸っぱいうえに割高なことが多いので、こういった農園で自分の目で確かめた確実に甘い品種を持って帰るのはお得です!持ち帰って冷凍保存するもよし、ブルーベリージャムなどに加工して楽しむのもいいですね!

“熱さ対策”を忘れずに!“午前中”もオススメ。

ブルーベリー狩りは7月〜8月がメインシーズン。直射日光に当たる山の斜面での収穫になるので、帽子、日焼け止めなどの暑さ対策が必要です。また、摘むのに夢中になってしまうと、水分補給を忘れがちです。現地では、無料で冷たいお茶のサービスもありましたが、畑の中に持って行けるペットボトルなどの用意をオススメします。また、園の方によると、午前中はそこまで熱くもなく、朝もやにかかった景色が綺麗なのでオススメとのこと。お子様がいらっしゃる方は特に、午前中の来園がいいかもしれません。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2014/07/20 訪問

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