写真:しの
地図を見るサントリー白州蒸溜所のコンセプトは「森林公園工場」。延べ面積約82万平方メートルの敷地は森の中に佇み、見事に自然と調和しています。
蒸溜所に到着すると受付がありますので、まず受付を行って下さい。その後、ガイドツアーに参加する為にバス乗り場へ移動します。
ウイスキーの蒸溜所や天然水の工場はこの敷地内にありますが、とにかく広いので、ガイドツアーには敷地内移動の為にバスに乗り、中でもガイドの方からウイスキーや天然水、敷地内の設備についてなどの説明を受けることができます。
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地図を見る「ウイスキー&天然水ガイドツアー」では、まずウイスキーの貯蔵庫の見学をします。
蒸溜所ではウイスキーを仕込み、発酵など数々の行程を経た原酒は、樽に詰められ永い永い熟成期に入ります。
同じ原酒でも詰める樽によって、仕上がりは異なります。
貯蔵庫の一番手前では数々の樽があり、樽の種類について説明を受けることができます。貯蔵庫は入るやいなや芳醇なウイスキーの香りが漂い、気持ちが高揚してきます。
「そこにいるだけで酔いそう」な素晴らしい香り・・・。
ガイドの方からは「小さいお子様など香りで万が一気分が悪くなった方は貯蔵庫の外でお待ち頂いてもよろしいでしょうか」などのアナウンスがあります。
さて、この貯蔵庫は1973年以降のウイスキーが熟成されています。当時のものも貯蔵されているか発見してみて下さい。
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地図を見るウイスキーの貯蔵庫見学の次は、バスに乗って天然水の工場へ移動します。
南アルプスの山に降る雪や雨は、20年以上もの時間を経て地中へと染み込み、花崗岩層がろ過することによって天然のすっきりとした水に仕上がっていきます。
また、サントリー天然水白州工場では、長期間水源・水質を確保するために様々な取り組みがなされています。美味しい水は森の木々が長い歳月に渡り脈々と育んでいきます。
森は約180ヘクタール超もの広大なスケール。
天然水ができるまでの一連の流れや、環境への取り組みなどの説明をスライドでわかりやすく学ぶことができます。
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地図を見る美味しい水は、最終的にペットボトルに詰められ出荷されます。
その工程の説明をガイドの方の説明や展示物で学びましょう。
一連の作業の中でも環境へのこだわりが感じられるので、展示物などでCO2が削減への取り組みなどが数字となって表示されています。
尚、サントリー天然水白州工場では、水を詰めるペットボトルも安全・安心な製品にこだわり、自社工場で製造しています。
そのペットボトルに詰める作業が「ボトリング」。無菌状態で一本一本ボトリングされ、ラベリング⇒梱包されて出荷されます。
この工程について一部見学が可能で、次々にペットボトルが流れてきて梱包されていきますのでお見逃しなく!
写真:しの
地図を見るウイスキーの蒸溜所と天然水の工場見学が終了した後のお楽しみは試飲とショッピング。
試飲はサントリーウイスキー白州が提供され、水は南アルプスの天然水と炭酸水、その他ジュース・おつまみも用意されています。芳醇なウィスキーとすっきりした水を堪能して下さい。
ファクトリーショップ白州「IN THE BARREL」では、白州蒸溜所限定のウイスキーをはじめ樽材で作られたマドラーやコースターなどの各種雑貨や、こだわりのグラス、ウイスキーと好相性のおつまみも取り揃えられており人気です。
今回は森・水・ウイスキーについてコンパクトに学べる「ウイスキー&天然水ガイドツアー」をご紹介しましたが、ウィスキーと天然水それぞれじっくり学ぶツアーもあります。
また、ウイスキーのテイスティングを行うものなど各種セミナーなどもあるので、時間と目的にあうものを選択して下さい。
開催日や時間が決まっていますので、事前に予約をしてお出かけ下さい。
■ご紹介した施設■
施設名:サントリー白州蒸溜所
住所:山梨県北杜市白州町鳥原2913-1
電話番号:0551−35−2211
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この記事を書いたナビゲーター
しの
幼い頃から歴史が好きで大学の専攻は東洋史。西国お遍路からピラミッド(エジプト留学あり)やモヘンジョダロまで国内外の史跡巡りをしてきました。最近では史跡めぐりは勿論、趣味が高じて調理師免許を取得。それに…
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