夢の青空列車でチベットへ!聖なる天空の湖と聖地ラサを巡る!

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夢の青空列車でチベットへ!聖なる天空の湖と聖地ラサを巡る!

夢の青空列車でチベットへ!聖なる天空の湖と聖地ラサを巡る!

更新日:2014/07/30 12:15

山田 光子のプロフィール写真 山田 光子 カメラマン、旅ブロガー

青すぎる空、乾燥した大地、世界の屋根と呼ばれる圧巻の山々、そして独特の信仰をもつチベット。ここでは、聖地である古都ラサ、絶景の湖、人気の青蔵鉄道と、秘境好き・絶景好きにはたまらないチベットの魅力を紹介していきます。

世界一の標高を走る青蔵鉄道でチベットへ!

世界一の標高を走る青蔵鉄道でチベットへ!

写真:山田 光子

青蔵鉄道は2006年に開通された、中国西部からチベット自治区のラサを結ぶ、総延長1956キロの鉄道です。
鉄道のほとんどが標高4000mを超える場所を走っており、最高地点ではなんと5072mにもなります!そのため車内は酸素濃度を上げており、寝台車には酸素吸引設備が備えられているのです。
そんな、富士山の標高を遥かに超える場所を走る列車の車窓の景色は、ずっと見ていても飽きません!圧倒される6000m級の山々や、草原に生きている動物の群れ、時々見える小さな集落などに目を奪われながら、列車は進んで行きます。

青蔵鉄道おすすめのルートは成都からラサ(43時間51分)と、西寧からラサ(23時間51分)です。成都からであれば日本からのアクセスもよく、2泊3日とじっくり列車の旅を楽しめます。西寧からだと1泊2日ですが、青蔵鉄道の車窓の絶景は西寧のあたりから始まるので、おいしいとこどりのルートになります。
車内には食堂車もあり、車内販売や途中駅で列車の到着に合わせて屋台が出たりもするので、食事には困りません。

座席は軟臥・硬臥・硬座の3種類があり、寝台である軟臥と硬臥が人気です。軟臥は4人1室の2段ベッドで就寝スペースも多少広く、硬臥は3段ベッドで個室にはならないですが、料金を安く抑えることができます。
5月〜10月の夏のシーズン中は列車のチケットを取るのが難しくなるので、早めに手配しましょう。

『神の地』ラサで、美しい世界遺産ポタラ宮に出会う!

『神の地』ラサで、美しい世界遺産ポタラ宮に出会う!

写真:山田 光子

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チベットの中心地であり青蔵鉄道の終点でもあるラサは『神の地』という意味をもつ場所です。そのラサ見学の目玉となるのが世界遺産でもあるポタラ宮です。
ポタラ宮は単体としては世界最大級の建築物であり、その内部にある壁画、霊塔、彫刻や観音像は美しく、宮殿全体が芸術作品のようになっているのです。
また白宮は歴代のダライ・ラマの居住区となっていたため、チベットの人々はポタラ宮を『神の住む場所』として神聖視されていました。

他にもラサにはジョカン(大昭寺)という巡礼の寺があり、ジョカンの正門前では巡礼者が五体投地と呼ばれる祈りを繰り返しています。このジョカンの内部の装飾も美しく、最上階からはポタラ宮を一望することができます。

聖なる天空の湖・ナムツォ!

聖なる天空の湖・ナムツォ!

写真:山田 光子

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チベットの三つある聖湖のひとつであるナムツォという湖は、標高4718mの高所にあります。琵琶湖の3倍もの大きさがあるナムツォの美しい青色と、湖越しに迫る7000m級のニェンチェンタンラ山脈の姿は圧巻!この世の果てに来てしまったかのような光景がひろがっています。

駐車場から湖までは徒歩でも行けますが、標高が高いため少し歩くだけで息が切れるので、ヤクという動物に乗っていくのがおすすめです(有料)。ヤクに乗りながら徐々に見えてくる青い湖と山々は、息をのむほど美しく感動します!
ナムツォはラサから車で約250キロ、片道4時間半ほどの道のりで、途中ランゲン・ラという道の最高地点である峠も通過します(標高5190m)。
標高が高いため高山病になる人も多いので、ラサでしばらく高度順応してから向かう方がいいでしょう。

驚く程青い聖湖・ヤムドク湖!

驚く程青い聖湖・ヤムドク湖!

写真:山田 光子

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ナムツォと並んで三大聖湖のひとつであるヤムドク湖は標高4441mにあり、『トルコ石の湖』という意味をもちます。その名のとおりトルコ石のような青色が美しく、空の青を吸い込んだような湖面です。
写真はヤムドク湖手前のカムパ峠(4749m)からで、奥の方に雪化粧をしたヒマラヤ山脈を望むことができます。ヤムドク湖の100キロほど奥にはブータンや、更に奥にはネパールがあり、ここからエベレストのベースキャンプへ向かう人も少なくないです。
ラサからヤムドク湖までは車で1時間半くらいで、ナムツォよりも行きやすいため、観光地としても人気の場所です。

タルチョはためくチベットの風景!

タルチョはためくチベットの風景!

写真:山田 光子

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チベットの風景を彩るものに、タルチョという祈祷旗があります。タルチョの5色には赤→火・青→空・黄→地・緑→水・白→風の意味があり、タルチョに書かれている経典には、悪霊や災いを払い幸福と健康に恵まれるよう祈願が込められています。
その色鮮やかなタルチョは家の屋根や山頂、峠や寺などにあり、チベットの青い空の下で風になびくタルチョは旅愁を感じさせるものがあります。写真はナムツォの湖近くの丘にはためくタルチョですが、青い空に映えてとても美しいです。

馬や観音像、虎や龍などが描かれているものもあり、バリエーションは豊かです。
ラサの街中などそこらじゅうで見かけるので、どんな柄で描かれているのか見てゆくのも楽しいでしょう。

異世界のようなチベットへ!

チベットは標高が高く空気が薄いこともあり、空の色は目がくらみそうなほど青いです。そして独特な信仰や人々、荒涼とした大地、圧巻の山々など、異世界へ迷い込んだような景色や雰囲気に包まれています。その不思議な雰囲気や絶景に魅せられるチベットへ、ぜひ一度旅をしてみてください!

現在チベットへ入るには入境許可証が必要となります。チベットの旅行条件は情勢により度々変更している為、旅行計画前の情報収集をしっかりとしましょう。
個人旅行の場合、中国成都にある旅行会社で鉄道のチケットやツアーの依頼をすることもできます。
チベットは標高が高い位置にある為、高山病になりやすいです。水分をしっかり取り、無理せず行動しましょう。

掲載内容は執筆時点のものです。 2012/05/16−2012/05/25 訪問

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