写真:村井 マヤ
地図を見る大三島観光で、きっと誰もが訪ねる大山祇神社の観光の後に行って欲しいのが、島の風景と一体化したとてもおしゃれな美術館です。今回は、モダンで素敵な「ところミュージアム大三島」「伊東豊雄建築ミュージアム」「岩田健母と子のミュージアム」という3つの美術館をご紹介します。
大山祇神社を出発地点にして、島ドライブがてら美術館を目指しましょう♪
大山祇神社から、宮浦方面に向かって下さい。そして浦戸へ車を走らせると海が見渡せるミカン畑の隣に素敵な建物が見えて来ますよ!
写真:村井 マヤ
地図を見る「ところミュージアム大三島」に展示されている作品は、世界的に有名な作家による逸品ばかりです。残念ながら作品は著作権の関係で撮影はできませんが、海に向かって、せり出すようなつくりになった美術館は、外階段からすぐに外に出られるんです。美術館の内部には、自然の風がそよいでおり、虫なども普通に作品に止まったりして・・。開放的なんです。
なんといっても、テラスがすごいんですよ。実はテラスから見える風景の中にも作品があります。トム・ウェッセルマンの「花の灯台」(2004年アルミニウム)です。テラスに出て、見つけて下さいね。
美しい瀬戸内海の風景に溶け込む作品たち。テラスの椅子に腰かけて海を眺めていると、別荘にいるような贅沢な気分になれますよ。
写真:村井 マヤ
地図を見る写真は、美術館内部から外階段側を撮影した写真です。美術館となりのミカン畑や下には美しい浜辺が見えますよね。
こんな瀬戸内海の穏やかな風景を見ながら、館内の作品も見る・・。テラスに行くまでに、少しずつ降りて行くので、風景も少しずつ変化しますし、季節に寄って色合いも変化しますよね。
ノエ・カッツやマリソール、トム・ウェッセルマンなどアメリカで活動する作家や、サン・ピエトロ寺院大聖堂の門扉を14年かけて制作したことで世界的に有名なジャコモ・マンズーの作品、日本の林範親、深井隆の立体作品など約30点を展示しています。ジャコモ・マンズーの作品はテラスにあります。すごく神秘的なんですよ。
美術館へのアクセス等は、下記MEMO「ところミュージアム大三島」をご覧くださいね。
写真:村井 マヤ
地図を見る伊東豊雄氏は、1941(昭和16)年生まれの日本を代表する建築家です。2006(平成18)年に、王立英国建築家協会(英語版)よりRIBAゴールドメダルを受賞したことによって、世界的な建築家の一人となりました。
作品としては、横浜駅西口の「風の塔」(1986)、「多摩美術大学図書館」(2007)や今回ご紹介するもう一つのミュージアム「岩田健母と子のミュージアム」(2011)も伊東氏の作品ですよ!
今治市にある「伊東豊雄建築ミュージアム」は、展示棟とアーカイブ・ワークショップ棟で構成されています。伊東氏の自邸を再現したシルバーハットで、美しい風景に溶け込む建築の魅力を堪能しましょう!
場所は、ところミュージアムからすぐ近くで、絶景を楽しめます・・。
アクセス等は下記MEMO「今治市伊東豊雄建築ミュージアム」を参照のこと。
写真:村井 マヤ
地図を見る円筒状のコンクリート壁に覆われた、屋根のない不思議なミュージアムが「岩田健母と子のミュージアム」です。
天気が良ければ、青空の下、陽光に照らされた彫刻と、潮風が優しく吹く抜ける美しい空間が広がります。緑の芝生の中にいくつかのベンチが置かれているので、ベンチに座って作品を眺めることが出来ますよ。
美術館は、元小学校の敷地跡に建設されているようで、木造校舎も残されていて、宿泊施設「ふるさと憩の家」が美術館の隣にあります。長い板張りの廊下など懐かしい風景が広がっていますよ。
また映画「船を降りたら彼女の島」(2003年)のロケ地でもありますよ。現在もロケセット展示室が残されていますので、立ち寄ってみて下さいね。
ミュージアムアクセスやしまなみ海道の情報は、下記MEMOを参照にして下さいね。
今回は、3ミュージアムのみの紹介ですが、他にも多数の施設がありますので、たっぷり楽しんでいただきたいです♪
ところミュージアム大三島から岩田健母と子のミュージアムまでは、車で10分くらいで行けますよ。美しい瀬戸内海の風景とアートを感じる旅は贅沢の極みです。ちなみにこの3つの美術館は、お得な「3館チケット」で巡れます。また時間のある方は、「5館チケット」を購入して、ぐるっと楽しむことが出来ます。
海の風景だけでも贅沢な旅なのですが、美しいアート作品と瀬戸内海のコラボは素晴らしい・・・。是非、しまなみ海道にお出かけになったらアート巡りも楽しんでくださいね。
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(2025/1/24更新)
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