提供元:Yoshiko Karson
地図を見るオアフ島の北に位置するカウアイ島は、オアフ島とほぼ同じ面積の島ですが、人口はたったの6万人程度。山岳地帯の多くには手つかずの自然が残り、オアフ島では見られなくなったハワイ原産の植物や鳥なども多く生息します。そして人口のほとんどは、海辺に点在する小さな町々に暮らしています。
そんなカウアイ島の西部にある町ワイメアは、英国のキャプテン・クックが初めてハワイへ上陸を果たし、その後のハワイの歴史を大きく変えた歴史的な土地。ここは、その後に続いた西洋人渡来後、大規模な砂糖キビプランテーションの町として開拓され、日本を含むアジアや、ノルウェーやイギリスなどヨーロッパ、中米プエルトリコなどからの移民が根付いた場所でもあります。ワイメア・キャニオン州立公園へは、そんな歴史ある小さくてノスタルジックな町、ワイメアから行くことができます。
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地図を見るワイメアの町からワイメア・キャニオン・ロードに曲がり、30分ほどドライブした場所にあるのがこんな雄大な景観を誇るワイメア・キャニオン州立公園です。この展望台まで来ると、標高はおよそ3,400フィート(1000m)。
風が強く涼しい気候ですが、寒くはありません。
この造形美は、現在は死火山であるカウアイ島がまだ活火山であった何百年も昔から、ゆっくりと時間をかけて隆起と浸食を繰り返した結果、できあがったものだそうです。
人間の力では到底なしえない、宇宙や自然のパワーを感じませんか?
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地図を見るワイメア・キャニオンにはいくつか展望台がありますが、代表的なものは写真のここ。駐車場から階段を上ると、二段に分かれたこのような展望台があります。見る場所によってキャニオンの表情が変わるので、いろいろな場所から楽しんでくださいね。
ところで、カウアイ島のいいところは、どこへいつ行っても「混んでいて駐車場がない」という状況がないことでしょうか。それでも午後になると混んでくるので、なるべく早い時間に訪れることをお勧めします。そして、ここまで来る道は細く、曲がりくねっていますので、すれ違う車と事故にならないように、十分気をつけてください。ここはトイレなどに施設も完備してありますので、お子様連れでも心配ありません。
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地図を見るワイメア・キャニオン州立公園とコケエ州立公園は、同じ山の上にあります。コケエはワイメア・キャニオンから車で15分ほどさらに行った場所にあり、ここに到着すると、見渡す限りの緑色の芝生がまず目に入ってきます。高山の空気は爽やかで清々しく、お天気がいい日は本当に素晴らしい気分を楽しめます。
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地図を見るここからはさまざまなハイキング・トレイルに行くこともできますし、付近でキャンピングもできます(州政府の許可証要)。平地になっている高原部分には、付近に住む生物や植物を展示したコケエ・ミュージアムや、軽食を楽しめるカフェ、ギフトショップなどがあります。
コケエ州立公園の一番の見どころは、ここからもう少し上に位置するカララウ展望台(Kalalau Lookout)と、さらにその上にあるプウ・オ・キラ展望台(Pu`u O Kila Overlook)。
どちらからも、カウアイ北西部のナ・パリ・コースト(Na Pali Coast)の内側を山から望む、言葉では表現できないような雄大で素晴らしい景観を望むことが可能です。
いかがでしたか?日本人観光客はまだあまりいないカウアイ島ですが、このように他の島では見られない魅力もたっぷり!アウトドアや自然が大好きで、英語もドライブも大丈夫!という方には、ぜひお勧めしたい島です。
カウアイ島は、ゆったりとした気持ちでリラックスできる素晴らしい場所。次回のハワイでは、ホノルルから飛行機でたった30分で到着するこの島を、ぜひ訪れてみてくださいね!
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(2023/11/29更新)
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