写真:木内 つばめ
地図を見る香港に行ったら、日本人は必ず行くのが「糖朝」。ここでは「糖水」と呼ばれる「体にいいこと、おいしいこと、見た目が美しいこと」をコンセプトにして作られた瑞々しいスイーツが豊富に揃っています。ここでぜひ食べていただきたいのは「楊枝金露」!「金の露」だけあって、1つの器の中に揺れる黄色一色の濃淡がなんだか可愛らしい一品。マンゴーとココナッツミルクを合わせた冷たいジュースの中にグレープフルーツに似たポメロという果実、肉厚のマンゴー、そしてタピオカが入っているのです。マイルドなスープに爽やかな酸味のあるポメロが実に合う!。そして食感もポイント。ジュースをスプーンで掬ってじゅるっと口に含むと、プチプチと破れるポメロの粒とモチモチした小さいタピオカが混じり合って、初めて出会う味覚が生まれるのです。
糖朝に来ると、ついつい看板料理である「豆腐花」(温かい豆腐に甘いシロップをかけて食べるもの)やスタンダードな「マンゴープリン」をオーダーする方が多いのですが、騙されたと思って楊枝金露を是非食べてみて下さい!スイーツのファストフード的なお店でも楊枝金露(若しくは楊枝甘露)はあるのですが、糖朝のものは別格です。しかも日本の糖朝にはないメニューです。
糖朝は2012年12月25日に移転して、より尖沙咀駅から行きやすくなりました。日本の店舗とは比べ物にならないくらい糖水の種類がたくさんあるので、ぜひ本場の糖朝を訪れてみて下さい!お粥や麺類も豊富なので食事からの延長でデザートを楽しめるところも嬉しいですね。
写真:木内 つばめ
地図を見る今や香港の名物焼き菓子となったエッグタルト。飲茶にも登場するくらい根付いているスイーツなのですが、1954年から続いている老舗「泰昌餅家」のエッグタルトは1度は食べてほしい一品!「エッグタルトってこんなに美味しい食べ物だったの!?」と新発見をしてしまいます。
真ん中のツヤツヤとした黄色いクリーム、まずはこの鮮やかさに魅了されることでしょう。エッグタルトのタルトはパイ生地を使うお店とクッキー生地を使うお店があるのですが、ここはクッキー派。サクッとした厚みのあるタルトにバランスのよい量でのっているカスタードは甘すぎず、何個でも食べられるくらいです。値段も1個なんとHK$5(約65円)!観光中の食べ歩きにはちょうどよいおやつになります。焼きたてを買えたらなおラッキー!ホテルの部屋に戻ってからのお茶菓子としても最高なので、訪れてみて下さい!
写真:木内 つばめ
地図を見る香港の食事はとにかく安いです!その分ちょっと浮いたお小遣いで特別なスイーツ体験をしてみてはいかがでしょうか?景色も内容もスペシャルなアフタヌーンティーが「ザ・リッツ・カールトン香港」の「カフェ103」で体験できます。
ここでは「チョコレートアフタヌーンティー」という、その名の通りチョコ、チョコ、チョコ!全部チョコを使用したスイーツがとことん味わえます。まずはスイーツが入っている入れ物にびっくり!アフタヌーンティーと言えば、通常なら3段くらいのお皿にスイーツがのっているもの。しかし、ここでは本棚のような箱で登場するのです!ムース、シュークリーム、マカロン・・・見事なチョコ使いの徹底ぶりに圧倒されます。そして1つ1つのスイーツがどれも繊細で美しい。お菓子とは美しくあるべきもの、と実感させてくれるようなものばかりです。
ラグジュアリーなザ・リッツ・カールトン香港、泊まりたいけどちょっと予算オーバー・・・なんて時は、このチョコレートアフタヌーンティーをきっかけにホテル内を覗きに行っちゃいましょう!
現在、香港で一番高いビルの103階に位置するこのカフェはヴィクトリア湾や香港の高層ビルを眺められ、景色も十分に贅沢です。ホテルならではの上品なスイーツと空間で、ゆっくりと時間をとってスイーツを楽しむというのもちょっと粋な香港の遊び方の1つ。人気の高いアフタヌーンティーなので、事前に予約することをオススメします。
坂が多く、夏は非常に暑い香港。1日の旅程にスイーツを食べるひとときを盛り込んで、糖分をしっかり摂りながら街歩きを楽しみましょう!香港島を観光する日は泰昌餅家へ、九龍側を観光する日は糖朝へ、香港3日目あたりで疲れが出てきたらタクシーでカフェ103へ。
1度行ったら、次の香港旅行にも行きたくなる3店です。むしろここに行くために香港へ通うようになるかもしれません!
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(2023/12/2更新)
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