写真:村松 佐保
地図を見る1996年にオープンしたトリックアート美術館は、4階建てのフロアに見どころがたくさん詰まっています。「まるで本物が存在しているよう」に作られたアートに驚かされ、だまされっぱなし!それがたまらなく快感なのです♪
人間の脳って不思議です。物を正しく判断しようとするので、思い込みや先入観が邪魔をして「錯覚」を起こしてしまうのです。そのずれを巧みに利用して創造されたトリックアート。「現実」と「錯覚」の狭間で不思議な体験ができます。
立ち位置を変えるとアートの見え方も変わっていく。そんな変化を楽しみながら、「これって本当に絵なの?」と、つい壁をそっと手で触ってしまいます。
写真:村松 佐保
地図を見る美術館に到着したら、まず建物の外観からゆっくり眺めてみてください。何気ないところに、いろいろな仕掛けが施されているのを発見できます。入館する前からすでに錯覚に陥ってしまうかもしれません。
そしてエントランスから一歩足を踏み入れると、そこには古代エジプトの世界が広がっています。独特の雰囲気に圧倒されっぱなし。さらに奥には、危険・ワニの巣窟、迷宮の牢獄、一本橋〜底なしの谷〜など、7つの小部屋が迷路になって連なっています。
床から壁、天井とすべてを使って描かれているトリックアートに驚きの連続です。鉄格子の中で大きく口をあけて吠えるライオン、床からお腹を空かせて狙ってくるワニ。古代をスリリングに体験できる迷路を思いっきり楽しんでください。そして幸運のファラオの部屋の幸運の扉を見つければ、空中神殿へとつながっています。
写真:村松 佐保
地図を見るトリックアートスタジオでは、床に寝転がるだけで、おもしろい写真を撮ることができます。写真は、スタッフの方に協力していただきました。勿論、スタッフの方に撮ってもらうことも、友達同士で撮りあうこともできます。ちょっと身体の配置を変えるだけで、ライオンの餌食になってしまう瞬間を作り出すこともできます。そして撮った写真の角度を90度変えれば出来上がり。すごいアイデアですね!
ファラオの自然公園では、本物に見えるキリンと仲よくしたり、子ゾウの鼻を引っ張ったり、大木の中に入りこんだりと、大自然の中に溶けこむことができます。
水のない水族館では、立体的に見える魚たちと一緒の空間を味わうことができます。ぜひ、ご自分の目で確かめてくださいね。
写真:村松 佐保
地図を見るたくさんのアートにさまざまなトリックが隠されています。同じ長さのものであっても全く違う長さに見えたり、1種類の動物の顔かと思ったら、他の顔が隠されていたり。必死に目を凝らし、見つけることができるとすごく嬉しい!写真の中には、スフィンクスの像まわりに5つの顔が隠されています。見つけてみてくださいね。
見学が終わると、ミュージアムショップですてきなグッズを楽しむことができます。エジプト大使館の協賛施設のため、現地で人気があるグッズはほとんど揃っています。
また入館料をお支払した時に、ドリンクを購入できるコインを1枚いただいていますので、オープンカフェテラスで神殿の滝を見ながらホッと一息できます。
美術館へのアクセスやご利用案内等詳細は、下記[MEMO] でご確認ください。
不思議の迷宮トリックアート美術館、楽しんでいただけましたでしょうか?大人から子どもまで、年齢に関係なく楽しめる美術館です。ご家族や恋人と、いたるところに(お手洗いも)仕掛けられているトリックアートの不思議な喜びを共有して、新鮮な時を過ごしてください。
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この記事を書いたナビゲーター
村松 佐保
大自然に惹かれて、東京から群馬県の嬬恋村に移住しました。私の住まいは村の南部で、長野県寄りの標高の高い地域です。周囲には豊かな自然が広がり、四季の移り変わりを肌で感じる日々を送っています。鴬のさえずり…
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(2025/1/20更新)
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