お山全体がご神域 霊峰・筑波山神社の山頂本殿へ登山参り

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お山全体がご神域 霊峰・筑波山神社の山頂本殿へ登山参り

お山全体がご神域 霊峰・筑波山神社の山頂本殿へ登山参り

更新日:2012/12/19 19:27

鮎川 キオラのプロフィール写真 鮎川 キオラ 子どもの好奇心を育てる旅育ライター、ホテル朝食研究家

日本百名山にも名を列ねる筑波山。「西の富士、東の筑波」と日本一の富士山と並び称されて、関東平野にすくっと立つ美しい姿に古くからお山全体がご神体として信仰されてきました。巨木や巨石が眠る山は、パワースポットしても注目されています。元気なパワーをもらいに筑波山神社山門から山頂の本殿まで登山参りに出かけてみませんか。

ここより山頂までが境内

ここより山頂までが境内

写真:鮎川 キオラ

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筑波山は、イザナギノミコトを祀る男体山(なんたいさん、標高871m)とイザナミノミコトを祀る女体山(にょたいさん、標高877m)の2つの峰からなります。

こちらは畏怖堂々と構える随神門。寛永10年(1633年)に建立された山門になります。2度の焼失に遭い、現在の姿は文化8年(1811年)に再建されたものです。この山門より本殿のある2峰の頂上までが筑波山神社の境内となります。この中腹付近だけを筑波山神社と呼ぶのではないそうです。その境内の広さ約370ヘクタール。ご神体である筑波山に一礼して境内へ足を踏み入れます。

山門の横には人だかり。週末ともなると「ガマの油売り」を見ることができます。「さあさ、お立会い〜」から始まる口上は、歌舞伎の演目にも登場する歴史のあるものです。ガマの油と薬草からつくられたガマの油を売るために考え出された巧みな話術はおもしろく、クライマックスには、日本刀を取り出す演技に、ついついハラハラします。聞いた事がない方は、ぜひぜひ「お立会い〜」。

年に4日間だけ渡れる「御神橋」

年に4日間だけ渡れる「御神橋」

写真:鮎川 キオラ

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朱色に塗られた太鼓橋は、随神門の手前にある「御神橋」です。周囲を囲む石柱には、寄付をした個人や企業のお名前の書かれています。橋の正面に気になる方のお名前が!!「寛永10年11月吉日 三代将軍徳川家光公奉納」。筑波山神社は3千年ほどの歴史を持ちますが、とりわけ徳川家の庇護を受け現在の立派な神社となりました。

この橋、ちょっと渡ってみたいと思いませんか?実は、年に4日間だけ参拝者の通行が許される日があります。春と秋の「御座替祭(おざがわりさい)」と「年越祭(としこしさい)」です。


【御座替祭(4月1日、11月1日)】
春に山頂の神が里に下り、農作を見守り、秋になると再び山頂に帰るとされています。筑波山神社の重要な祭りです。

【年越祭(2月10,11日)】
神社でお祓いを受け心身を清めた年男が福男となり福を与える為、福豆とともに多くの福物を撒き、一年の安泰を祈願する祭りです。

筑波山神社のご利益

筑波山神社のご利益

写真:鮎川 キオラ

こちらが参拝や祭典を行う拝殿となります。筑波山神社のご利益は、男女の神が結婚して神々を産み、国を造ったという神話から、縁結び、夫婦和合、家内安全、子授け、商売繁盛、職場安全、五穀豊作などとなっています。

この日は、結婚式が執り行われていました。参拝者みんなで「末永くお幸せに〜」と祝福の拍手。週末のお日柄の良い日はこんな光景に遭遇できます。

湧き出す「御神水」

湧き出す「御神水」

写真:鮎川 キオラ

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拝殿の向かって左手奥に小さな鳥居がまつられている場所には「御神水」と呼ばれる湧水が湧いています。参拝者のお清めの水はこの湧水を利用しています。静かにコンコンと湧き出す神秘的な湧水です。

登山参り山頂の本殿へ

登山参り山頂の本殿へ

写真:鮎川 キオラ

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筑波山神社周辺から山頂を目指す登山道は、2つあります。男体山を目指す「御幸が原(みゆきがはら)コース」と女体山コースを目指す「白雲橋(しらくもばし)コース」です。

距離は長くなりますが、お勧めは巨岩などを見ながら歩く「白雲橋コース」です。筑波山登山は、初級者向きですが、岩場もあり、意外と体力勝負なコースとなっています。自信のない方は、すぐ近くに男体山頂上行のケーブルカーが運行していますので、そちらをご利用ください。秋は真赤に紅葉したもみじのトンネルを運行します。

こちらは女体山の山頂に祀られる本殿です。夕日を浴びて黄金色に輝く姿は神々しい。後ろに見えるのは、「天浮橋(あめのうきはし)」です。古事記には、この橋でイザナギノミコトとイザナミノミコトが手にした鉾の先から滴を垂らすと、それが日本の国になったと記されている由緒ある橋です。新しく改修再建されたので、参拝者も渡ることができます。男体山にも同じように本殿が祀られています。

筑波山神社へは、拝殿で登山の安全祈願をしてからご神体の山へ登り、山頂の本殿へ登山参りしてみてはいかがでしょうか。登山道の巨木や巨岩が元気のパワーを分けてくれます。

掲載内容は執筆時点のものです。 2012/10/21 訪問

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