イタリア最大港湾都市ジェノヴァ、貫禄の邸宅群に繁栄が偲ばれる

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イタリア最大港湾都市ジェノヴァ、貫禄の邸宅群に繁栄が偲ばれる

イタリア最大港湾都市ジェノヴァ、貫禄の邸宅群に繁栄が偲ばれる

更新日:2014/08/05 12:05

小谷 雅緒のプロフィール写真 小谷 雅緒 ツアーコーディネーター&ガイド

中世の頃、海洋貿易でヴェネチアと覇を競ったジェノヴァ。今は貿易港としてだけでなく、大型客船の発着の地としてもおなじみです。前に海、背後に山が迫っている地形は、神戸にも似ているかも。

世界遺産ストラーデ・ヌオーヴェのロッリの邸宅群

世界遺産ストラーデ・ヌオーヴェのロッリの邸宅群

写真:小谷 雅緒

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16世紀のジェノヴァ共和国黄金時代、法律により、貴族の中でも特に富裕で豪華な貴族の私邸が、賓客のもてなしの場として選ばれました。この邸宅の一覧がロッリRolliと呼ばれました。Strade Nuoveとは直訳すると「新しい道」ですが、このロッリが立ち並ぶエリアのことを指す言葉です。

具体的には、北西端はプリンチペ駅から伸びるバルビ通り(Via Balbi)、ガリバルディ通り(Via Garibaldi、[写真])、東端はコルヴェット広場(Piazza Corvetto)に集中しています。建物は役所などの公的機関、一般オフィスまたは住居としても使われています。なので、一般公開しているロッリは、主には美術館になっています。

ジェノヴァ一望!宮殿からの展望も見逃せない

ジェノヴァ一望!宮殿からの展望も見逃せない

写真:小谷 雅緒

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これら邸宅は、大貴族の!!というほど大きく感じません。背後に山が迫るジェノヴァでは土地の確保が難しいのです。実際に、ここがバス通りかと思うほど、市街地の道路は狭く、3〜4階建の邸宅が影を作っているせいか、なんとなく暗い雰囲気。しかし、邸宅の入り口をくぐると、美しい中庭があり、コンパクトではありますが、中身は開放的な雰囲気です。

※写真は白の宮殿の展望台からの眺め。白の宮殿とトルゥシ宮殿(現市庁舎)は最上階から続いている。入場は白の宮殿から、出口はトゥルシ宮殿より。

まちの中心地フェッラーリ広場

まちの中心地フェッラーリ広場

写真:小谷 雅緒

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ストラーデ・ヌオーヴェに比べると道も広くなり、開放的な雰囲気。60万人の人口を持つジェノヴァの大きさを実感します。ここから東は新市街です。メインストリート9月20日通り(Via XX Settembre)には商店がズラリ。フェッラーリ広場の北側のローマ通りVia Romaは高級ブランド品店が並んでいます。

日本でもおなじみのフォカッチャFocacciaはジェノヴァ名物。街にはフォカッチャを売るスタンドがどこでもあります。1〜1.5ユーロ程度と気軽なお値段で種類も豊富、小腹が空いたときにぴったり。

細い路地はローカル色いっぱいだが、注意も必要

細い路地はローカル色いっぱいだが、注意も必要

写真:小谷 雅緒

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旧港周辺はジェノヴァ水族館や遊歩道など、開発が進んではいますが、ひとり歩きや夕方以降は注意しましょう。港湾作業員と思われる移民でしょうか、明らかにストラーデ・ヌオーヴェ周辺とは異なる雰囲気が漂います。旧市街は細い路地が多いので、決して無理をしないように。

ジェノヴァの交通移動と、ジェノヴァまでのおすすめのアクセス

観光の見どころは徒歩でも回れます。バスや地下鉄の他、高台に上がるためのエレベーターやケーブルカーが何か所もあります。あくまで住民の足なので、観光的な乗り物ではありませんが、登ればパノラマが望めます。

ジェノヴァは地理的に、ミラノやトリノと三角形を描くようにあります。この3つのまちは鉄道移動が便利です。また、まちからバスで15分ほどの場所に国際空港もあり、ロンドン、ミュンヘン、アムステルダムから直接来ることもできます。

最後に、ジェノヴァは英語ではGenoa(ジェノア)になります。駅や空港ではご注意ください。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2012/06/20 訪問

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