写真:木内 つばめ
地図を見る年齢に関係なく、そしてベビーカーを押してでも参加できるレースデーウォークは、また暗い午前5時台にフルマラソンと同様にアラモアナ公園からスタートし、アロハタワー付近で折り返した後、ゴールのカピオラニ公園を目指します。フルマラソンスタートの花火を見上げ、マラソンランナーを見送った後にいよいよウォーキング開始!マラソンコースの序盤の10kmをなぞるように歩くのがレースデーウォークのコースです。
このレースデーウォークの最大の魅力は、普通なら車で行くようなところ、通るようなところを自分の足で歩く!ことです。歩く目線で見るからこそ新しい発見があったり、街の距離感を実感できたりすることがとっても新鮮。またマラソンと違って走らないので、要所要所で写真を撮りながら楽しめたりするところがこのウォーキングの醍醐味でもあります。
全長10kmコースの盛り上がりは2カ所!1つ目は3km地点を過ぎたあたり、イオラニ宮殿周辺を彩る盛大なクリスマス・イルミネーション!無数の電球が飾られた街路樹、巨大なクリスマスツリー、鮮やかにライトアップされた建物などは、この時期だけの特別な景色。ここを夜明け前のいいタイミングでゆっくり歩きながら見る事ができるのです。
2つ目は8km地点を過ぎたあたり、見慣れた景色が迫って来ます。ワイキキのメインストリート、カラカウア通りの出現です!普段は車やトロリーが行き交う車道の超ど真ん中、この日だけはここを歩けるのです!こんなチャンスなかなかないですよね。ここでは是非ベビーカーのお子様も降ろして記念写真など撮るなど、歩行者天国状態のカラカウア通りを存分に楽しんでください!この辺りに来る頃、ちょうど日が昇り始め、ハワイの美しい朝が始まります。応援してくれる沿道の見知らぬ方々の熱意と、もうすぐゴールへ辿り着ける喜びが重なり、テンションは最高潮へ!
朝日に照らされたクヒオビーチ(写真)が右手に見えて来たら、ゴールはすぐそこです!
写真:木内 つばめ
地図を見る10kmは普通に大人のペースで歩くとだいたい3時間程度でゴールできます。景色を見ながら歩くとあっという間に感じます。カピオラニ公園のゴールに辿り着いた後は、マラサダやバナナなどがもらえるので、木陰でゆっくり食事ができます。もし荷物にならなければレジャーシートがあると便利です。ステージでミュージックライブなどが開催されているのでのんびり聴きながらしばし休むとよいでしょう。
実はレースデーウォーク、仮装コンテストも行っております。優勝すると結構豪華な賞品がもらえます(2013年の最優秀賞の賞品はなんとホノルル行き往復航空券のペアチケットでした!)。事前の手続きは不要、仮装をして歩き、ゴール後に審査を受けるという気軽なもの。入賞を狙って参加すると、出発前の仮装の準備から当日の発表まで、いい緊張感と達成感を味わえ、より意義のある旅行となることしょう。
一息ついたらぜひフルマラソンのゴールを覗いてみて下さい!自分たちが歩いた4倍もの距離を走って帰って来るランナーの熱気に圧倒されます!特にご家族や知り合いの方が出場されているなら、ここで声援を送りましょう!当日、ゴール付近は応援する人がたくさんで前が見えない状態になります。日差しが強くなってくる時間なので、暑さ対策をした格好で早めにベストスポットを確保しましょう。
写真:木内 つばめ
地図を見る大会当日、交通規制があるためスタートへ行くことと、ゴールから帰ることを考えるとホテル選びに悩みます。
ホノルルマラソンのオフィシャルホテルでもあり「アウトリガー・リーフ・オン・ザ・ビーチ」はスタートとゴールのちょうど中間地点にあり、それぞれへ約2km。歩いて行ける距離でもあり、ランナーにとってはちょうどよいウォームアップとクールダウンになることでしょう。ビーチ沿いにあり、買い物や食事に便利なワイキキビーチウォークやロイヤル・ハワイアン・センターまで歩いてすぐなので、大会前後の滞在にも動きやすい立地。
結構大きなポイントになるのは、ホテル内に「コインランドリー」があること!実はワイキキのビーチ沿いのホテル内でコインランドリーがあるホテルはなかなかないのです。大会前の現地調整や当日で汗をかいたウエアなどをそのままスーツケースに入れておくと・・・怖いですね。ちょっとコインランドリーを利用することで少ない荷物で済むし、帰国して次の日から仕事!なんて方は日本に着いてからのドタバタが軽減されます。
またホテルには「ショアバード・レストラン&ビーチバー」という、大会後のおつかれさま会にはぴったりのレストランがあります。ステーキやシーフードをオーダーし、自分で味付けしながら好みの焼き加減でグリルできるというバーベキューのような感覚で食事が楽しめるレストラン。大きなグリルテーブルが店内にあり、誰もがそこでグリルして席に戻るのですが、慣れている方なんかはパンを焼いてチーズをのせたりと上手なアレンジをきかせております。美しいサンセットとワイキキビーチ、そしてダイアモンドヘッドを望めるオープンエアのダイニングは達成感に浸るにはぴったりの雰囲気。大会の感想、グリルの出来映えの話で盛り上がることは間違いないでしょう。訪れる際はぜひ予約することをオススメします。
旅先で「新しいことにチャレンジしてみたい!」という方にはイチオシのレースデーウォーク!ハワイを誇りに思う現地の方のおもてなし、そして参加している方のとてもいい顔・・・大人になると感動するチャンスが減りつつありますが、レースデーウォークで胸を熱くしてみませんか?個人旅行での参加はもちろん、レースデーウォークに参加できるツアーもあります。
「友達とおしゃべりしながら楽しく歩けた!」「子供たちもよくがんばって完歩した!」旅先での喜びは、同行した大切な方と永遠に共有できる宝です。ぜひレースデーウォークで「旅の重み」を感じてみませんか?
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(2025/1/15更新)
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