写真:安藤 美紀
地図を見る沖縄のメインストリート“国際通り”からも近い、第一牧志公設市場。1階は、鮮魚やお肉、乾物屋さんなどのお店が並び、2階は沖縄料理の食堂になっています。
本土では、見たこともないような珍しい食材がたくさんあって、見ているだけでもドキドキ。お店の人の声が威勢よく飛び交い、活気に溢れています。店員さんの声や買い物をする人の声が調和して、まるでお祭りに来ているかのよう!
写真:安藤 美紀
地図を見るグルグル巻きになっているのは、なんと海ヘビの燻製!イラブーと呼ばれていて、コブラ科の毒を持つヘビなんです。栄養満点で滋養強壮に効く特効薬として、沖縄では大切に扱われています。
ちょっと食べるのに抵抗がありそうなイラブーですが、ユニークな沖縄のお土産を探している方にはおすすめです。
イラブーは乾き物になっているので、一度水で戻して煮込むと柔らかくなり、美味しくなるそうですよ。
写真:安藤 美紀
地図を見る精肉コーナーを歩いていると、豚の頭がいくつも置かれているのに驚きます。この豚さんは、サングラスをかけていて、レイザーラモンと同じポーズを決めていました。
「どんどん写真を撮って、待受にしてね」
お店の方から声をかけていただき、撮影スタート。
この豚さんは、記念撮影をする人が後を絶たない人気者だそうです。
精肉店に立ち寄ったら、“チラガー”という豚の頭の皮をお土産にしてみてはいかがでしょうか。豚の顔がそのまま真空パックにされていて、市場の中では一番の衝撃でした。コリコリした食感で、コラーゲンがたっぷり入っているから美容にいいそうです。
そんなお土産、ディープすぎる・・・という方には、軟骨ソーキ煮(豚の足の煮物)や、らふてー(豚の角煮)がおすすめ。味付けされて真空パックの状態になっているので、ボイルすればそのまま食べられます。※お土産は、そのまま全国発送してくれるお店がたくさんあります。
写真:安藤 美紀
地図を見る鮮魚店でよく見かける青い魚は、イラブチャーと言います。まるで熱帯魚のような色をしていますが、タイの一種です。
イラブチャーの下に写っている赤い魚は、グルクンと言います。このグルクンは、カサゴの仲間。お店の方に聞いたところ、「安くて美味しい、食べやすい魚ですよ」とのことでした。
市場内で売られている魚は、食材代と別に料理代500円を払えば、2階の食堂で食べることが出来ます。私はイラブチャーとグルクンをいただくことにしました。
値段は、魚の重さによって変わります。私の場合は2匹で1,500円でした。お店の方と話していたら、料理代は400円にしてくれるということでしたので、交渉してみる価値大です。
写真:安藤 美紀
地図を見る1階で魚を選び購入したら、お店の人と一緒に2階の食堂へ行きます。
調理法は、自分で決めることも出来ますが、お店の方のアドバイスに従って、その魚が一番美味しく食べられる調理法にすると失敗しません。
グルクンは唐揚げに。イラブチャーは、半分お刺身で、残りはあんかけにしてもらいました。グルクンは、頭から尻尾まで全部食べられるようなっていて、カリッカリ!甘みがあって、じつに美味しい^^
イラブチャーは、あっさりしていて淡白。お刺身よりもあんかけの方が食べやすかったです。3品とも調理法が違うので、ボリューム感もあって、飽きずに最後まで美味しくいただきました。
2階の食堂は、沖縄料理が食べれるお店が13店舗もあって、どこに入ろうか迷ってしまうほど。活気ある食堂なので、沖縄料理を満喫出来ますよ。 お子様連れの方に嬉しい、座敷席もありますのでご安心を。
住所:沖縄県那覇市松尾2-10-1
営業時間:8時〜20時(各店舗により異なる)、食堂11時〜19時(各店舗により異なる)
定休日:第4日曜休、12月は無休
2019年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
※1972年の開業以来、沖縄県民の台所として愛され続けてきた「第一牧志公設市場」。老朽化による建て替えのため、2019年6月16日をもって、一旦営業を終了。近くの仮設市場に移転し、現在の場所での再開は、2022年4月頃を予定しています。
新しく生まれ変わる「第一牧志公設市場」がどのようになるのか、楽しみですね!
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(2024/9/14更新)
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