写真:吉川 なお
地図を見る店名の玫瑰は中国語でバラのこと。その名の通り、バラの花とバラの香りに包まれたエレガントな雰囲気の中で本格的なイングリッシュアフタヌーンティーを楽しめるのが【古典玫瑰園】です。バラの香りがほんのり漂い、クラシックの音色が流れる店内には豪奢なインテリアが置かれ、まるで貴族のお城にいるかのようです。
創業者の黄騰輝氏はバラを專門に描く台湾人アーティスト。英国陶磁器の名窯「Aynsley(エインズレイ)」のバラシリーズを手掛けた彼が英国文化と芸術を結び付け、バラをコンセプトにしたティーハウスを台湾にオープンさせたのは1990年のこと。バラをこよなく愛する芸術家が手掛けたアート空間は、今や台湾最大級のアフタヌーンティーチェーンとなっています。
お薦めは3段トレーの『威廉王子下午茶(ウィリアム王子のアフタヌーンティー)』。Aynsleyの美しいティーカップで飲むローズティーも格別!気分はもうプリンセスです♪
写真:吉川 なお
地図を見る台湾の有名なドリンクメーカー「泰山企業」が、ギフトに注目して立ち上げたのが「御奉茗茶(EMPEROR LOVE TEA)」というブランド。そのおいしいお茶がエレガントな雰囲気で飲める【EMPEROR LOVE 】も台湾女子に人気のスポットです。
パステルカラーでまとめられた店内には白いテーブルと花柄の椅子が置かれ、とっても優雅な雰囲気。洋風でありながら、時代を感じさせるチャイナ家具や飾りもあちこちに散りばめられていて、その調和が居心地よさを演出しています。
ここのおススメポイントは、御奉茗茶の数ある高級茶を自分で目利きできること。その数なんと50種類以上で、ボトルに入った茶葉サンプルを手にとって、茶葉の形や香りなどを自分の目と鼻で確かめてオーダーすることができます。
お茶の専門店だけあって種類も豊富!産地や無農薬にこだわった各種ウーロン茶や、果物や花などと組み合わせた複合茶などその時の気分で思いのまま。お茶道具いっぱいの工夫茶ではなく、気楽にポットで飲めるのもリラックスできる一因かも。
写真:吉川 なお
地図を見る次はメルヘンの世界にご招待。ディズニー映画などで世界中で親しまれている「ふしぎの国のアリス」をコンセプトにした【Alice is coming】をご紹介しましょう。
英国の数学者チャールズ・ラトウィッジ・ドジソンが親交のあったリデル家のアリスのためにルイス・キャロルのペンネームで書いた「不思議の国のアリス」と続編の「鏡の国のアリス」をモチーフにしたカフェで、その世界にどっぷり浸れます。
不思議の国に迷い込んだアリスは特徴あるユニークなキャラクターたちとさまざまな冒険をし、「鏡の国のアリス」では鏡を通り抜けて異世界に迷い込み、チェスのルールに従って鏡の国の中を行き来します。
1階の扉を開け、店のある2階へと続く階段は懐中時計を持つしゃべる白ウサギを追いかけてアリスが落ちた穴。にやにや笑いを浮かべたチェシャ猫がゲストを迎えてくれます。黒白のチェス模様の床、トランプの兵隊人形にトランプ柄の椅子カバー、ハート型やコーヒーカップの座席など、店内はまさにアリスの世界そのもの。シャッターポイント満載です。
メニューのネーミングも「黄金の昼下がり」「帽子屋と三月うさぎの狂った茶会」などなど。アリス、白ウサギ、狂った帽子屋というドリンクもあります。
写真:吉川 なお
地図を見る美しい並木道と高級ホテルが建ち並ぶハイソな雰囲気の中山北路エリアはカフェの激戦区。その中で高い人気を保っているのが【KONAYUKI 粉雪】です。北海道小樽の有名洋菓子店「Le TAO」とコラボし、看板のドゥーブルフロマージュをはじめとした本場の北海道スイーツが台湾にいながらにして味わえます。
北海道ジャージャー牛乳仕込みの生クリームは、生乳から作られる乳脂肪分42%の特製クリーム。チーズは世界中から厳選したものを使用し、チーズケーキやパンケーキ、サンドイッチなどスイーツから軽食まで豊富なメニューが並んでいます。新鮮なフルーツがたっぷり使われている点も高ポイントです。
台湾にしては珍しく1時間半の滞在制限がありますが、それも人気の証拠。台湾で北海道スイーツが食べれるなんて、ちょっと得した気分になっちゃいます。
台北に行ったら台湾茶もじっくり味わってほしいけど、ちょっと趣向を変えてゆっくりしたいときに、こういう乙女チックカフェもいいかも。
旅先で女子力アップ!トークも弾むこと請け合いです。
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(2023/11/30更新)
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