マラガからバスで1時間、またはフエンヒローラからバスで15分、ミハスに近づくと、大きな木などがあまりない山肌に、白い家々が見えてきます。眩しいほど白く輝く小さな村「ミハス」は、ミハス山麓の海抜420mの場所に広がっています。展望台からは地中海まで見晴らすことができ、晴れた日にはアフリカ大陸まで見えますよ。
展望台には、16世紀に修道士たちが岩山を掘り抜いて造った小さな教会「ラ・ペーニャ聖母礼拝堂」があり、祭壇も岩をくり抜いた洞窟になっています。
ミハスは小さな村なので、徒歩で1時間ほどで散策できます。坂が多いので名物のロバタクシーや馬車に乗るのも良いでしょう。ロバタクシーは、カラフルな刺繍で飾られたロバに直接乗ることができる他、ロバの引くカートに乗ってご案内いただけます。
この村がどうして白いのかというと、日射しが強く気温が高くなるのを、建造物に白い塗料を塗ることで緩和させるためなのです。なんと年に3回も塗るらしいですよ。いつもお手入れされているので、とてもきれいな白!だからこそ、人気の観光地として訪れる人が絶えないのです。
写真:猫乃 みいこ
地図を見るアンダルシアは、闘牛の本場と言われ、各地に闘牛場があります。こちらの小さな村ミハスにも、小さな闘牛場が!
1900年に造られた「Plaza de Toros」は、世界最小と言われる楕円形の闘牛場。年間を通して、毎週末に闘牛が開催されています。闘牛が開催されていない日でも、闘牛場の見学ができ、併設の闘牛博物館では、展示されている闘牛士の衣装などを見ることができます。
とてもかわいらしい、絵本から飛び出したような白い村ミハス。白い壁には、鉢植えの花々が飾られていて、そこはまるで空中花壇。
ここもかわいい!あちらも素敵!と、写真を撮りながら進んでいくと、同じような細い道が迷路のようになっているので、方向音痴の方は特にご注意くださいね。
アンダルシアの青い空に、白壁の家が続く美しい街並みが映えて、とても美しい光景が広がります。
ミハスは、古くは銀や錫の採掘が盛んであった岩山で、おいしい水が飲めることでも有名です。街中にある「AGUA POTABLE」と表記された水飲み場は、誰でも新鮮な水を飲むことができます。数ヶ所ある広場には噴水があり、水が豊富な村だということがわかりますね。
訪れる場所によって、さまざまな文化や歴史が交錯して魅力いっぱいのスペイン。旅行を快適に楽しんでもらうために、スペインに行くなら必ず持参したい必須アイテム3つをご紹介します。それは!
1.サングラス
ミハスに限らず、スペインはとても日射しが強く眩しいほどなので、サングラスで目を保護しましょう。
2.帽子
こちらも日射し対策。日傘は混雑している場所では危険ですので、帽子を用意しましょう。
3.スニーカー
歩きやすい靴で行きましょう。と言われたら、普段履いている靴で良いだろう、というとそれは間違いです。坂道や階段も多く、石畳なども多いので、ヒールのある靴よりもスニーカーがお薦めです。
絶景や世界遺産など、素晴らしき情景に出会えるスペインを、是非楽しんでくださいね。
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(2023/12/2更新)
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