提供元:©MARTINA
地図を見るガラパゴス(Galápagos) は、スペイン語で"馬の鞍"や"ゾウガメ"という意味。ゾウガメの甲羅が馬の鞍に似ていたことから名付けられたとも言われています。その名の通り、ガラパゴス諸島では、多くのゾウガメが諸島内広域に生息しています。
一般的に餌となる低い植物の多い場所には、ドーム型の甲羅のゾウガメが、少ないところには、低木やサボテン等を食べるため、背甲が反り返った鞍型の甲羅のゾウガメが生息するなど、各島・地域で異なる種類がみられ、最大種になると甲長130cm、体重300kgという大きさです。
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地図を見るガラパゴス・カツオドリ(Galápagos Booby) には、青い色の足をしたブルー・フッティド・ブービー (Blue-footed Booby) と、赤い色の足をしたレッド・フッティド・ブービー(Red-footed Booby) が生息しています。青い足のほうが観光客には人気で、ファンクラブまであるほど。このブルー・フッティド・ブービーのキャラクター・グッズが、ガラパゴス諸島のサンタクルス島、プエルト・アヨラの町で多く売られています。
また、ブルー・フッティド・ブービー の求愛ダンスが愛らしく、雄と雌がくちばしと翼、尾羽 を空に向けるポーズをとるスカイポインティングという動作から始まり、その後、雄がタップを踏み、雌がその真似をしてタップを踏めば、意気投合して無事カップル成立!
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地図を見るサボテンの実や茎を主食とするガラパゴス・リクイグアナ(Galapagos Land Iguana)と、海に潜って海藻を主食とする ガラパゴス・イグアナ (Galapagos Marine Iguana)。ガラパゴスで最も見かける爬虫類です。
見た目は怖い顔をしていますが、のそっと歩く姿や、海を泳ぐ姿が愛らしく、こちらも観光客に大人気。
近年では、気候変動による海水温の変化で海草が減少。新たな食料を求めてウミイグアナの雄が島の陸にやってきて、雌のリクイグアナと交配し、ハイブリッド・イグアナが誕生しています。ただ、 繁殖能力はないため一世代しか生きる事ができません。
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地図を見るガラパゴス・グンカンドリ (Galapagos Frigatebird)は、繁殖期である2-7月頃になると、雄が喉もとの赤い袋を膨らませて求愛する姿が見られます。
雄は巣の候補地に座り、頭上を通過する雌に対して一斉に赤い喉袋を風船のように膨らませて雌を魅きつけます。
一夫一妻で繁殖し、雌は1回に1卵しか産卵せず、雌雄共同で卵から雛にかえし、その後も数ヶ月、幼鳥に餌を与えるという長期にわったての家族の営みが感動的なグンカンドリです。
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地図を見る人間が近づいても全く逃げる気配のない、諸島内の広い範囲に棲むガラパゴス・アシカ (Galapagos Sea Lion)。小舟やベンチにも堂々と寝そべっているアシカの姿を良く目にします。特に子供のアシカは好奇心が強く、子アシカから人間に近づいてくる事もしばしば。
絶滅したニホンアシカの近縁種で、繁殖期には強い一頭の雄の周りに、時には30頭もの雌が集まってきます。
2010年、危機遺産リストからは除去されたガラパゴス諸島ですが、環境汚染や外来種の繁殖で、近年、姿を消す固有動物が出て来ています。
100歳と推定されるガラパゴス諸島のピンタ島に生息するガラパゴスゾウガメの最後の生き残りであった『ロンサム・ジョージ(Lonesome George・独りぼっちのジョージ)』も、2012年この世を去り話題になりました。
ガラパゴス諸島観光は、必ずガラパゴスの専門ナチュラリストガイドが同行します。是非ガイドから現状を聞きながら、消えてしまうかもしれない自然の宝の動物達を実際に見てみて下さい。
美しい島々の自然とユニークな動物達との出会いは、地球の裏側まで来るに値する旅の体験になることでしょう。
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(2023/12/10更新)
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