千葉「鋸山 日本寺」はトレッキングできる天然の大博物館

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千葉「鋸山 日本寺」はトレッキングできる天然の大博物館

千葉「鋸山 日本寺」はトレッキングできる天然の大博物館

更新日:2014/08/13 16:32

大宮 つるのプロフィール写真 大宮 つる 開運ライター

千葉県安房郡鋸南町に「鋸山 日本寺」というお寺があるのをご存じですか?

「日本寺」は約1300年前に聖武天皇の勅詔と光明皇后のお言葉をうけ、725(神亀2)年に高僧行基菩薩によって開かれた関東最古の勅願所です。日本寺は鋸山と一帯にあり、日本一の大仏さま、百尺観音が特に有名ですが、それ以外にも多くの見どころや絶景ポイントがあります。また、鋸山は世界第一の羅漢霊場として海外にも広く知られています。

「お願い地蔵尊」でお願いごとをしてみよう!

「お願い地蔵尊」でお願いごとをしてみよう!

写真:大宮 つる

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「鋸山 日本寺」といえば、日本一の大仏さま(薬師瑠璃光如来)がご鎮座しています。
奈良東大寺の盧舎那仏、鎌倉高徳院の阿弥陀如来も、大きさな大仏さまとして有名ですが、日本寺の大仏さまはその大きさ31.05m、御丈は21.3mで日本最大です(昭和44年復元)。

また、大仏広場内に「お願い地蔵尊」も安置されているのですが、“さまざまな願いがかなえられる”と話題のパワースポットです!
売店で、小さなお地蔵様(1体500円)が売られており、お願いごとをする人の氏名を書いて、お願いごとをすると願いがかなうとのことです。

足がすくみます「地獄のぞき」

足がすくみます「地獄のぞき」

写真:大宮 つる

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大仏広場で、「日本一の大仏さま」と「お願い地蔵尊」にお参りしたら、世界第一の羅漢霊場「鋸山」散策をしてみましょう。
なお、鋸山散策をするにあたり、山道にある階段を上ったり、下りたりしますので、歩きやすい靴を履いていきましょう。人によっては、山を上る時用のちゃんとした格好をされている方もいらっしゃいます。

まずは山頂をめざして、登っていきます!
山頂には、山頂展望台があり、千葉の海を一望できます。天気の良い日は富士山や房総半島を見ることができたり、東京の街を見ることもできます。あたり一面に広がるブルーの海と白い雲のコントラストはほんと素敵です。

また、山頂展望台にある「地獄のぞき」も有名。スリル満点で下をのぞくことができます……。

天然の大博物館!「岩壁」も見どころ

天然の大博物館!「岩壁」も見どころ

写真:大宮 つる

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山頂展望台を満喫したあと、つぎは「百尺観音」です。百尺観音に行く途中にある、写真のような“岩壁”も見どころです!

鋸山は、すばらしい景観だけでなく学術的にも貴重な存在で、山中の地質、動植物を調査研究している方には“天然の大博物館”として注目されているとのことです。

この先に「百尺観音」があるのですが、百尺観音とは昭和41年5月に6年もの歳月をかけて完成された大観音石像(交通安全の守り本尊)です。険しい崖に刻まれた約30mの大きさの観音さまはとてもインパクトがあり、見る者を圧倒します。

百尺観音のある場所から上を見ると“地獄のぞき”を眺めることができ、それもまたインパクトあります。

千五百羅漢道の「奥の院無漏窟」

千五百羅漢道の「奥の院無漏窟」

写真:大宮 つる

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鋸山にはいたるところに石仏があります。1779(安永8)年から21年の歳月をかけて、名工・大野甚五郎英令が門弟27名とともに生涯をかけて1553体の石仏を刻み、奉安したものだそうです。

中華民国懐安大中寺の八百羅漢をしのぎ、鋸山は世界第一の羅漢霊場としても有名とのこと。そのためか、鋸山は遠くはるばる海外から来られている方も多かったです。

写真は、千五百羅漢道にある「奥の院無漏窟(むろうくつ)」です。“奥の院”とは、寺社の本堂・本殿より奥にあり、開山祖師の霊像や神霊などが祀られた場所のこと。
案内板には、“無上法王の奥 十方の諸仏集まる”といった言葉が書かれていました。

岩肌にある「百躯観音」

岩肌にある「百躯観音」

写真:大宮 つる

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岩肌にある「百躯観音(ひゃくたいかんのん)」なども見どころです。

「百躯観音」は四国・板東・秩父観音が合祀されているそうで、観音さまめぐりをされている方には、嬉しいスポットですね。

写真を見ていただくとわかりますが、首がない石像や壊れた石像もあります。

明治維新の廃仏毀釈以後、荒廃してしまい、現在、復興途中のようです。

ほかにも、西国観音、聖徳太子の石像や日牌堂、あせかき不動、維摩窟、弘法大師護摩窟などといった見どころもあります。こういった見どころもまわると、少なくとも2時間程度はかかりますので、時間に余裕をもって来られるといいかと思います。

おわりに

「鋸山 日本寺」の魅力についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

日本寺に行くためには、いくつかのルートがあり、鋸山ロープウェイ(有料)、登山自動車道(有料1000円)、鋸山観光自動車道(無料)があります。
今回は、鋸山観光自動車道を使い、無料駐車場に停め、大仏広場から参拝したルートとなります。

なお、房総沖で獲れた海の幸を堪能できる「ばんや」も近いので、早めに昼ごはんを食べて、日本寺散策をされてもいいかもしれませんよ!

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/08/03 訪問

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