黒姫山麓は花畑とメルヘンがいっぱい!ロコトレイン・バスも登場

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黒姫山麓は花畑とメルヘンがいっぱい!ロコトレイン・バスも登場

黒姫山麓は花畑とメルヘンがいっぱい!ロコトレイン・バスも登場

更新日:2014/08/13 14:18

信州・黒姫高原は標高1,000m。雪が終わるとスキー場は旬の花畑となり、黒姫童話館やギャラリーも好評。2014年夏、その花畑と童話館の間に、SLをかたどったロコトレイン、「ファイブスターズ黒姫」が走りはじめ、子供たちがはしゃぐ声が森にこだまする。お鹿池や黒姫の森をめぐる癒しのトレッキングコースには、ストックをつきながら楽しむシニアの人たちの姿も目につく。高原の風を楽しんでみよう。

その名も「ファイブスターズ黒姫」ロコトレインは機関車バス

その名も「ファイブスターズ黒姫」ロコトレインは機関車バス
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ポー、シュッシュ、シュッシュ、シュッシュ…。
黒姫山(標高2,053m)の中腹の草原に、蒸気機関車の音が響く。

2014年7月下旬に“観光の目玉”として走り始めた「ファイブスターズ黒姫」。機関車が3両の客車を引いて進む姿だが、線路があるわけではなく、“列車”の姿をしたバスだ。「旬花咲く黒姫高原」駅から「黒姫童話館」の間、800mをゆっくりと高原の説明を聞かせながら走る。約8分。3両で57人が乗れる。

子供連れが中心だが、機関車をバックに記念撮影して乗降する姿が見られる。7月下旬から9月いっぱいの朝8時半から、最終が夕方4時すぎまでの間、30ー40分間隔で走る。

また8月と9月の土日を中心に、「銀河鉄道黒姫」として、星空ガイドが天然プラネタリウムの案内をする企画もある。

ファイブスターズ黒姫号
◆お得なセット
黒姫童話館 入園料+黒姫高原 入園料+ファイズスターズ黒姫往復券
 セット券 一般1,900円/中学生1,600円/小学生1,200円
◆片道   一般500円/小学生300円

パノラマリフトに乗り野尻湖を遠景にコスモスを見る

パノラマリフトに乗り野尻湖を遠景にコスモスを見る
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始発駅の「旬花咲く黒姫高原」では、春から秋、季節ごとに旬の花が見られる。
春のシバザクラは16万株。、鮮やかなユキアジサイは1万株を超す。秋を告げるコスモスは「ひとめ100万本」、それに世界のダリア50品種1600株がスキー場のゲレンデに育てられている。

歩いて斜面を登りながら、それらの花を見たり、コスモスでできた「迷路」にチャレンジするのも楽しい。さらに、リフトに乗って、目の下に広がる野尻湖から遠くは志賀高原の山々の眺望を楽しみながら、花畑を愛でるのも楽しい。

シバザクラの季節には全長380mのペアリフトで、コスモス畑を見るのには4人乗りでゆったりと標高差200mを楽しめるパノラマリフトが快適。全長950mで、展望台まで簡単に上ることができる。鳴らした人に幸せを運ぶという「ハピネスベル」も若い二人にはおすすめだ。

また愛犬と一緒の旅人には、イヌ孝行ができるドッグランが用意されている。

パノラマリフト
期間 8月2日(土)〜10月13日(祝・月)(2014年)
往復 一般800円 小学生600円
片道 一般500円 小学生400円
幼児 無料(但し保護者同伴)

冬はもちろん、「黒姫高原スノーパーク」として、スキーのゲレンデ、リフトとなる。

ミヒャエル・エンデの個人資料だけで2000点 喫茶も「時間どろぼう」

ミヒャエル・エンデの個人資料だけで2000点 喫茶も「時間どろぼう」
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「黒姫童話館」は、『はてしない物語』(ネバーエンディング・ストーリー)や『モモ』の作者として知られるドイツの童話作家、ミヒャエル・エンデや、黒姫にゆかりの日本の童話作家で『モモちゃん』シリーズが読み継がれている松谷みよ子に関する常設展示室を中心に、世界各国の童話や絵本、さらに信州の昔話などを収蔵、展示している。

ことにエンデの資料については、童話館建設の当初からのエンデの協力もあって、自身も描いた『モモ』の挿絵などを含む約2000点が所蔵されていて、世界で唯一常設展示している。館内の喫茶店の名前も『モモ』にちなんで「時間どろぼう」。ちょっと一息、ティータイムが楽しめる。

童話館の裏手には、独特のやさしいタッチで童話絵本の挿絵を描いたいわさきひちろの「黒姫山荘」がある。ちひろが黒姫に建て、制作に励んだアトリエ兼山荘で、ここに移築された。入館者は無料で、この「山荘」の内部も見学でき、ちひろの制作に励んだ姿を思い浮かべることができる。

童話館前からの眺望がおすすめ 冬はクロスカントリーコース

童話館前からの眺望がおすすめ 冬はクロスカントリーコース
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また併設の「童話の森ギャラリー」では、信濃町出身の洋画家、松木重雄の遺作123点をはじめ、『長くつ下のピッピ』で知られる桜井誠などの所蔵作品を展示、童話館の企画展示も行われる。

黒姫山のある信濃町は、ちひろをはじめ、大戦中にこの地に疎開をしていた坪田譲治、坪田に学んで、黒姫に山荘を構えた松谷など、童話にゆかりのある人々が暮らした町でもある。
NHKの朝ドラ「花子とアン」で、童話や絵本についての関心も高まったおりでもあり、これらの童話作家の人と作品が学べる場としてもおすすめだ。

童話館、童話の森ギャラリーの前からの眺望が良い。左手に黒姫山のスロープ、正面に妙高の美しい山並みをみはるかすことができる。春から秋、ビュースポットとしておすすめのスポットだ。

この眺望は、雪が降るとさらに美しいのだが、この一帯がクロスカントリーのフィールド「童話の森スノーウエーブ」となる。全日本スキー連盟公認の本格的なクロスカントリーコースとして、多くの大会も開かれるようになっているが、初心者でもスキー用具のレンタルも用意され、雄大な景色を眺めながら、雪の上を走ったり、歩いたり・・・、と冬の運動不足解消にも最適だ。

春のリュウキンカとコブシの群生も鮮やか 癒しの「お鹿池」散策コース

春のリュウキンカとコブシの群生も鮮やか 癒しの「お鹿池」散策コース
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さらに、30分くらいで周遊ができる「お鹿池」など癒しの森の散策コースも楽しめる。湿原もあって、春のリュウキンカとコブシの群生は鮮やかな印象を残し、小鳥の声を聞きながらの新緑散歩、紅葉を覆う初冠雪などは、まさに「自然からのメルヘンの贈り物」といえそうだ。

おわりに

黒姫高原のスポットは、半日コース。高原の眺望と風を楽しみながらの、ファミリー向きといえそう。
なお、黒姫童話館と、野尻湖畔の野尻湖ナウマンゾウ博物館、さらに黒姫駅近くの一茶記念館との共通入場券で、信濃町を周遊するのもよい。

黒姫高原へは、車なら上信越自動車道信濃町インターから約5km、6分。
JRは信越線黒姫駅から長電バスで、黒姫高原スノーパーク行きが出ている。
平日は路線バスとして、土曜・日曜日と夏の観光期には観光バスとして運行している。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/08/06−2014/08/08 訪問

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