癒される港町・鞆の浦〜歴史ある建物でくつろげる贅沢な時間

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癒される港町・鞆の浦〜歴史ある建物でくつろげる贅沢な時間

癒される港町・鞆の浦〜歴史ある建物でくつろげる贅沢な時間

更新日:2014/08/14 14:21

村井 マヤのプロフィール写真 村井 マヤ 中国・九州文化的街並探検家

広島県の鞆の浦は、数々の歴史の舞台や宮崎駿監督の「崖の上のポニョ」の構想を練られた場所としても知られていますよね。神功皇后の時代から幕末〜現代に至るまで、悠久の歴史を受け継いできた美しい町でもあります。パワースポットとしても有名な仙酔島や、風光明媚な景勝地として知られる鞆の浦の魅力は、町のあちこちにありますよ♪今回は、歴史的建物を素敵な美術館やギャラリー、カフェとして甦らせたスポットのご紹介です。

大正時代の遊郭を利用したギャラリー&カフェ「ありそ楼」

大正時代の遊郭を利用したギャラリー&カフェ「ありそ楼」

写真:村井 マヤ

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弁天島と仙酔島を真正面に眺めることが出来る絶好のロケーション!
当時の建材や格子戸など、建築当時の風情をできるだけ残して再生された3階建ての素敵な「鞆ノ津ギャラリー ありそ楼」・・。
風情ある場所でしばし時を忘れてみませんか?鞆の浦観光の出発点「鞆港」バス停にも近くて、仙酔島への渡船場にも近い便利な立地。
観光の最後に、仙酔島観光の前後にちょっと寄り道しましょう・・。

「ありそ楼」の近く、大河島(圓福寺)の麓のノスタルジックな場所には、シーボルトも江戸時代に訪れ、十返舎一九や井伏鱒二もなどの文人に愛された宿「宿屋籠藤」がありました。この宿は現在では「汀邸 遠音近音」という人気の旅館となっています。

「ありそ楼」さんがある界隈は、江戸時代には「有磯(ありそ)」と呼ばれ全国有数の遊郭街だったそうです。後草深院二条という13世紀後半から14世紀初頭の名門貴族の女性が、日記風自伝文学『とはずがたり』で鞆の遊女について記しています。

後草深院二条も数奇な人生を歩んだ女性だったそうです。その美貌によって後草深院に寵愛されていましたが、26歳の頃後宮を追われ、後一時出仕をしますが、2年後に出家したそうです。尼として1303(乾元元)年45歳の頃に厳島神社に参拝に行った際に鞆の浦に立ち寄ったとのこと・・。

後草深院二条の波乱に満ちた人生と、鞆の遊女たち・・。当時を想像しながら、「ありそ楼」での静かな時間を楽しむのも、よろしいのではないでしょうか♪

「ありそ楼」さんの建物自体は、大正6年生まれです。

至福の時間は、「ありそ楼」で〜時間の流れが違う異空間〜

至福の時間は、「ありそ楼」で〜時間の流れが違う異空間〜

写真:村井 マヤ

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「鞆ノ津ギャラリーありそ楼」に行かれたら、まずその風雅な外観に魅せられますよ。格子戸をあけると、そこには可愛い雑貨やアクセサリーがセンスよく展示されていて、もちろん販売もされています。1階は、常設展示になっていて、奥のカウンターでコーヒーやハーブティーを頂くことができます。

気になるのは、2階や3階・・。もちろん見学できます。2階、3階はイベントスペースになっていて個展やコンサート、講演会、お食事会などに利用できます。2階や3階からそっと弁天島や仙酔島を眺めてほっこりできます。昔ながらの階段は、元遊郭だったことを偲ばせる工夫が見られます!是非行って確認してみて下さいね。

2階、3階は何の予約も無ければ「まったり至福カフェ」になるそうですよ!

詳細は、下記MEMO鞆ノ津ギャラリー「ありそ楼」をご覧ください。

築150年の旧家の醤油蔵がアール・ブリュットなアートスポットへ?!

築150年の旧家の醤油蔵がアール・ブリュットなアートスポットへ?!

写真:村井 マヤ

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2012年5月に、沼名前(ぬなくま)神社の表参道に近い昔ながらの町並みの中に旧家の蔵が、美術館として生まれ変わりました。隣接して2012年10月には、鞆の津ミュージアム「+Cafe」(プラスカフェ)も誕生♪

ところで、アール・ブリュットって何でしょうか?アール・ブリュットとは、「生の芸術」という意味のフランス語なんです。フランス人画家ジャン・デュビュッフェが考案したカテゴリーで、子どもや、正式な美術教育を受けずに独自に芸術活動をしている人達や刑務所などで初めて芸術作品に取り組んだ人達の作品のこと。ジャン・デュビュッフェの言葉を借りるなら「創造性の源泉からほとばしる真に自発的な表現」作品ということでしょうか。

難しい芸術論は別として、「なんだろう?」って思いながら美術館の作品に刺激を受けるのも面白いですよね。

美術館の詳細は、下記MEMO「アール・ブリュット 鞆の津ミュージアム」をご覧下さいね。

写真は「鞆の津ミュージアム +Cafe」の入り口です。更に先に(写真左側)行くと美術館入り口になります。

おしゃれな蔵カフェ+Cafeで味わう!ご当地スイーツ♡

おしゃれな蔵カフェ+Cafeで味わう!ご当地スイーツ♡

写真:村井 マヤ

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鞆の津ミュージアムの隣にあるカフェ「+Cafe」では、コーヒーやフレーバーティーの他にも軽食やスイーツを楽しめます。また保命酒(鞆の浦の代表的なお酒)入りの生キャラメル(鞆の津 生キャラメル)も販売されています。

鞆の津生キャラメルは、コヤマロールで有名な兵庫県三田市にある「パティシエエスコヤマ」の小山進パティシエに、鞆の浦にちなんだオリジナルレシピを依頼して実現したものだそうです。

小山氏等が福山に何度も足を運んで出来上がったスイーツ!保命酒と保命酒かすを使った生キャラメルで、鞆の浦にある4社の保命酒会社の協力の下出来上がった珠玉の逸品!ほのかな保命酒の香りともち米の食感が残り、今までにない生キャラメル!これはもう食べなければですね!(電話やメールでも購入可能!下記MEMO「鞆の津ミュージアム+CAFE/鞆の津生キャラメル」を参照)

その他にも、カフェでは「保命酒アイス」(写真左)や、塩キャラメル味の「クレープアイス」(写真右)などもあります。他にも保命酒味付けのリンゴ味やバニラ味なども。

簡易カップも用意してくれるので、町歩きにも最適ですね。

風景もアートな鞆の浦は、どこか懐かしくて新しくもある!

風景もアートな鞆の浦は、どこか懐かしくて新しくもある!

写真:村井 マヤ

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鞆の浦は、何度訪れても新しい発見がある町です。古い建物がすごく素敵にリノベーションされて、発展している町なんです!

「ありそ楼」や「鞆の津ミュージアム」はその典型!「ありそ楼」の2階や3階の畳敷きの部屋では思わずくつろいでしまいます。静かで誰もいなければお昼寝も出来そうな空間・・。とにかく癒され度は半端ありません!

そんな鞆の魅力については、他にも下記MEMO「たびねす/室町幕府将軍!足利義昭の見た風景〜鞆の浦から福山市津之郷」や「たびねす/宮崎駿監督がデザイン!「古民家カフェ」と可愛い「ポニョ」に会いに!!広島・鞆の浦へ」などで詳しく紹介しています。

鞆の浦の町歩きは、とにかくゆったりが基本!

鞆の浦に来られる際は、自家用車よりバスがお勧めです。古い町の常で、道が狭くて駐車場がすぐ一杯になってしまうからです。それに道も狭いので、ストレスになることもあるからです。

バスは、福山駅前5番乗り場から、平日だと朝6時40分から一時間に4本くらいは便がありますよ!鞆に宿泊しなくても、福山行21時18分が最終ですので存分に楽しめます。料金は、福山-鞆港まで550円、鞆の浦で520円です。福山から約30分の近場というのも嬉しいですね。

余裕を持って、ゆっくり鞆の浦で町歩きをして、身も心もリラックスしませんか・・。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/08/12 訪問

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